オーストラリアの譲許関税(単純平均、全製品)(推移と比較グラフ)

オーストラリアの譲許関税(単純平均、全製品)をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

譲許関税(単純平均、全製品)とは？

単純平均譲許関税とは、譲許関税が設定されている関税表の全ての加重平均値のことです。譲許関税は、国の譲歩スケジュールに組み込まれた貿易交渉の結果であり、強制力を持っているものです。

オーストラリアの譲許関税(単純平均、全製品)はどのくらい？

オーストラリアの譲許関税(単純平均、全製品)は、9.56%です。(2020年調査)

オーストラリアの譲許関税(単純平均、全製品)(2020年)

国名	譲許関税(単純平均、全製品)
オーストラリア	9.56%

オーストラリアの譲許関税(単純平均、全製品)推移グラフ(1996年～現在)

では、現在のオーストラリアの譲許関税(単純平均、全製品)の「9.56%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

オーストラリアの譲許関税(単純平均、全製品)の1996～2020年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1996～2020年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のオーストラリアの統計と譲許関税(単純平均、全製品)とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

オーストラリアの譲許関税(単純平均、全製品)の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、オーストラリアの譲許関税(単純平均、全製品)の世界順位の変遷です。

過去の1996年から2020年までのオーストラリアの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
オーストラリアは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

オーストラリアの譲許関税(単純平均、全製品)が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したオーストラリアの譲許関税(単純平均、全製品)グラフの全体図です。

また、下記は1996～2020年までのオーストラリアの譲許関税(単純平均、全製品)の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見るオーストラリアの譲許関税(単純平均、全製品)の推移(1996～2020年) →横スクロールできます。

年	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020
譲許関税(単純平均、全製品)(%)	9.68	9.68	9.68	9.68	9.68	9.68	10.02	10.02	10.03	10.03	10.03	9.93	9.93	9.93	9.93	9.93	9.62	9.62	9.62	9.50	9.50	9.56	9.56	9.56	9.56
前回比(差引値)	-	0	0	0	0	0	0.34	0	0.01	0	0	-0.1	0	0	0	0	-0.31	0	0	-0.12	0	0.06	0	0	0
前回比(%)	-	100	100	100	100	100	103.51	100	100.1	100	100	99	100	100	100	100	96.88	100	100	98.75	100	100.63	100	100	100

上記のオーストラリアの譲許関税(単純平均、全製品)の推移グラフを見てみると、2004年の譲許関税(単純平均、全製品)が最も多く、統計で分かる最新の2020年はそれよりも低いことが見えてきます。

さらに、前回の2019年の数値「9.56%」よりも少なくなっているため、今後はさらに譲許関税(単純平均、全製品)が少なくなる可能性があります。

また、譲許関税(単純平均、全製品)ではなく国際観光支出(名目)であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　オーストラリアの国際観光支出(名目)

オーストラリアの譲許関税(単純平均、全製品)は低い？高い？日本と比較

オーストラリアの譲許関税(単純平均、全製品)は、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか？

オーストラリアとコートジボワールとニジェールの譲許関税(単純平均、全製品)を比較

まずは、オーストラリアと人口数が世界で最も近いコートジボワールとニジェールの譲許関税(単純平均、全製品)を比較してみます。

オーストラリアと人口数の近いコートジボワールとニジェールの譲許関税(単純平均、全製品)を比較した一覧表

国名	総人口	譲許関税(単純平均、全製品)
コートジボワール	26,811,790人	11.23%
オーストラリア	25,655,289人	9.56%
ニジェール	24,333,639人	45.23%

上記の譲許関税(単純平均、全製品)の比較表をみてみると、

• コートジボワールは、オーストラリアよりも譲許関税(単純平均、全製品)の数値が約2程しか変わらず、譲許関税(単純平均、全製品)と人口もよく似ている
• ニジェールは、オーストラリアよりも譲許関税(単純平均、全製品)の数値が約36も多く、4.73倍も高い

という結果となっています。

特に、ニジェールとオーストラリアは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、譲許関税(単純平均、全製品)には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

オーストラリアと日本の譲許関税(単純平均、全製品)を比較

続いて、オーストラリアの譲許関税(単純平均、全製品)を、アメリカと中国と日本と比較してみます。

オーストラリアの譲許関税(単純平均、全製品)をアメリカと中国と日本と比較した一覧表

国名	総人口	譲許関税(単純平均、全製品)
中国	1,411,100,000人	10.01%
アメリカ	331,501,080人	3.62%
日本	126,261,000人	3.08%
オーストラリア	25,655,289人	9.56%

上記のグラフより、オーストラリアの譲許関税(単純平均、全製品)はアメリカよりは高いが、中国よりは低いということが分かります。

特に、日本と比較すると3.1倍も譲許関税(単純平均、全製品)が高いということが分かります。

また、中国の譲許関税(単純平均、全製品)と比較するとオーストラリアの1倍の差があるという結果が見えてきます。

オーストラリアをもっと他国と比較する

オーストラリアのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の譲許関税(単純平均、全製品)ランキングでオーストラリアは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

オーストラリアは世界の譲許関税(単純平均、全製品)ランキング(高い順)で95位

まずは、オーストラリアの譲許関税(単純平均、全製品)を世界で見たときに何番目に高いのかを世界譲許関税(単純平均、全製品)ランキング表を用いて、みていきます。

世界の譲許関税(単純平均、全製品)ランキング表：オーストラリアは95位

順位	国名	譲許関税(単純平均、全製品) (%)
91	コートジボワール	11.23
92	サウジアラビア	10.66
93	中華人民共和国	10.01
94	セーシェル	9.88
95	オーストラリア	9.56
96	ニュージーランド	9.41
97	アルメニア	8.7
98	タジキスタン	7.89
99	キルギス	7.56
100	ロシア連邦	7.36

→ 世界の譲許関税(単純平均、全製品)ランキングをもっと見る

こちらの世界の譲許関税(単純平均、全製品)が高いランキング表では、統計が取れる139カ国の中で、オーストラリアは95位と、下位50カ国以内に入っており、世界の中でも譲許関税(単純平均、全製品)が比較的低い国ということが分かります。

以下は譲許関税(単純平均、全製品)の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

譲許関税(単純平均、全製品)の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の譲許関税(単純平均、全製品)が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の譲許関税(単純平均、全製品)が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値とオーストラリアの譲許関税(単純平均、全製品)を比べる

また、この世界譲許関税(単純平均、全製品)ランキングの平均値、中央値とオーストラリアの比較グラフは以下となっています。

オーストラリアの譲許関税(単純平均、全製品)を世界の中央値(21)と平均値(32)と比較した一覧表

国名	譲許関税(単純平均、全製品)
オーストラリア	9.56%
平均値	32%
中央値	21%

こちらの表より、オーストラリアの譲許関税(単純平均、全製品)は平均より22%低いという結果が見えてきます。

また、中央値の21と比較してみると、オーストラリアの譲許関税(単純平均、全製品)は中央値の半分程しかなく、かなり低いということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	オーストラリアの譲許関税(単純平均、全製品)データ
単位	(%)
期間	1996～2020年
更新日時	2021-03-20T10:55:04+0900
確認日時	2022-12-31T03:05:20+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - World Bank staff estimates using the World Integrated Trade Solution system, based on data from World Trade Organization.

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