グラフで見るブータンの生産年齢人口の割合は高い？低い？

ブータンの2024年に分かる最新の生産年齢人口や、ブータンと同じ様な生産年齢人口の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2024年に分かる最新のブータンの生産年齢人口と割合

ブータンの2024年に分かる最新の生産年齢人口は560,261人で、総人口に対する割合は71.6%です。
※生産年齢人口とは15歳～64歳までの人口のことです。

また、年少人口や生産年齢人口はこちらから確認できます。

• ブータンの年少人口(0~14歳)
• ブータンの高齢者人口(65歳以上)

ブータンの生産年齢人口の増減推移グラフ(1960年～現在)

では、現在のブータンの生産年齢人口の「560,261人」は、過去と比べて増えてきているのでしょうか？

ブータンの生産年齢人口の1960～2022年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1960～2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のブータンの統計と生産年齢人口とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

ブータンの生産年齢人口の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、ブータンの生産年齢人口の世界順位の変遷です。

過去の1960年から2022年までのブータンの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

※グラフの見方
ブータンは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

ブータンの生産年齢人口が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したブータンの生産年齢人口グラフの全体図です。

ブータンの生産年齢人口率(割合)の推移

続いて、生産年齢人口の人数ではなく、ブータンの総人口に対する生産年齢人口の割合「71.6%」がどう変化しているかを、1960～2022年までの推移グラフを用いて見ていきます。

また、下記は1960～2022年までのブータンの生産年齢人口と割合の推移を一覧表にしたものです。

上記のブータンの生産年齢人口の推移グラフを見てみると、最新である2022年の生産年齢人口が最も多いことが分かります。

また、前年度の2021年よりも7771人多くなっており、生産年齢人口は上昇傾向にあると言えます。

特に、最も少ない1960年の「124016人」と現在の生産年齢人口「560261人」を比べると、4.52倍もの差があり、生産年齢人口がいかに上昇したかが見えてきます。

また、生産年齢人口ではなく労働人口(労働力)の推移であれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見るブータンの労働人口(労働力)は多い？少ない？

ブータンの生産年齢人口は少ない？多い？日本と比較

ブータンの生産年齢人口は、どれくらい少ない、あるいは多いのでしょうか？

まずは、ブータンの生産年齢人口を、人口が近い国と比較してみます。

ブータンと人口数が一番近いガイアナとソロモン諸島の生産年齢人口を比較

ブータンと人口数が世界で最も近いガイアナとソロモン諸島の生産年齢人口を比較してみます。

上記の生産年齢人口の比較表をみてみると、

• ブータンは、ガイアナよりも生産年齢人口の数値が約33,706人程しか変わらず、生産年齢人口と総人口もよく似ている
• ブータンは、ソロモン諸島よりも生産年齢人口の数値が約144,354人多く、1.35倍多い

という結果となっています。

ブータンと日本の生産年齢人口を比較

続いて、ブータンの生産年齢人口を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

上記のグラフより、ブータンの生産年齢人口は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。

特に、中国と比較すると1740倍も生産年齢人口が少なくアメリカと比べても386.2倍もの差があることが分かります。

また、逆に日本と比べると130.5倍程しか差がなく、日本とブータンの生産年齢人口は比較的近い数値であるということも見えてきます。

ブータンをもっと他国と比較する

ブータンのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の生産年齢人口ランキングでブータンは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

まずは、人数が多いランキングです。その後に、割合での世界ランキングもお伝えします。

ブータンは世界の生産年齢人口ランキング(多い順)で161位

ブータンの生産年齢人口を世界で見たときに何番目に多いのかを世界生産年齢人口ランキング表を用いて、みていきます。

世界の生産年齢人口ランキング表(人数が多い順)：ブータンは161位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	生産年齢人口 (人)
157	東ティモール	134万	60.1	80万
158	スワジランド	120万	61.3	73万
159	ジブチ	112万	65.1	72万
160	フィジー	92万	65.5	60万
161	ブータン	78万	71.6	56万
162	ガイアナ	80万	65.1	52万
163	マカオ	69万	72.2	50万
164	コモロ	83万	57.7	48万
165	ルクセンブルク	65万	69.2	45万
166	ソロモン諸島	72万	57.4	41万

→ 世界生産年齢人口ランキング(人数が多い)をもっと見る

こちらの世界の生産年齢人口が多いランキング表では、統計が取れる215カ国の中で、ブータンは161位と、世界の中でも生産年齢人口が比較的少ない国ということが分かります。

以下は生産年齢人口の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

生産年齢人口の世界ランキングTOP10

さらに詳しい世界の生産年齢人口が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の生産年齢人口が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値とブータンの生産年齢人口を比べる

また、この世界生産年齢人口ランキングの平均値、中央値とブータンの比較グラフは以下となっています。

こちらの表より、ブータンの生産年齢人口は平均より23,364,231人少ないという結果が見えてきます。

また、中央値の4,205,043と比較してみると、ブータンの生産年齢人口は中央値より半分以上少ないということが分かります。

ブータンを各国の生産年齢人口率ランキング(割合が高い順)で見てみる

次に、生産年齢人口の人数ではなく、総人口に対する割合(率)でブータンは世界何位なのかを各国のランキングで見ていきます。

世界の生産年齢人口率ランキング表(割合が高い)：ブータンは17位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	生産年齢人口 (人)
13	アンドラ	7万	72.2	5万
14	マカオ	69万	72.2	50万
15	バハマ	40万	72	29万
16	ブルネイ・ダルサラーム	44万	71.8	32万
17	ブータン	78万	71.6	56万
18	サウジアラビア	3640万	71.2	2593万
19	大韓民国	5162万	70.9	3662万
20	モーリシャス	126万	70.9	89万
21	ドミニカ国	7万	70.8	5万
22	アンティグア・バーブーダ	9万	70.8	6万

→ 世界生産年齢人口率ランキング(割合が高い)をもっと見る

こちらの各国の生産年齢人口率ランキングを見て頂くと分かるのですが、ブータンは17位となっています。

先程の、「人数でのランキング」では161位だったのですが、総人口に対する生産年齢人口の「割合が高いランキング」では、17位と、144位もの差があり、人数と割合のランキングでは大きく違うことが見えてきます。

このように、ブータンにおいては「生産年齢人口が少ない ≠ 総人口に対する割合が低い」ということも、上記のランキングより読み取ることができます。

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また、ブータンの統計情報は、こちらのページで234種類以上の全一覧が見られます。
　→　ブータンの統計情報TOPページ

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