グラフで見る東京都の合計特殊出生率は高い？低い？(推移グラフと比較)

東京都の合計特殊出生率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

合計特殊出生率とは？

[出生率],年間出生数÷10月1日現在人口×1,000 各国のデータは，人口1,000人に対する1年間の出生数（死産を除く。）。粗出生率（crude birth rate）ともいう。,[合計特殊出生率],15歳から49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもの。 各国のデータについては出典参照。

2024年に分かる最新の東京都の合計特殊出生率

東京都の最新の合計特殊出生率は、1.04です。

東京都の最新(2022年)の合計特殊出生率

都道府県名	合計特殊出生率
東京都	1.04

東京都の合計特殊出生率推移グラフ(1985年～現在)

では、現在の東京都の合計特殊出生率の「1.04」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

東京都の合計特殊出生率の1985～2022年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1985～2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※東京都の人口データは、国勢調査・住民基本台帳人口（総数）を元に作成。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、上記の東京都の合計特殊出生率グラフの全体図です。

また、下記は1985～2022年までの東京都の合計特殊出生率の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る東京都の合計特殊出生率の推移(1985～2022年)

年	1985	1986	1987	1988	1989	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021	2022
合計特殊出生率	1.44	1.37	1.35	1.31	1.24	1.23	1.18	1.14	1.10	1.14	1.11	1.07	1.05	1.05	1.03	1.07	1.00	1.02	1.00	1.01	1.00	1.02	1.05	1.09	1.12	1.12	1.06	1.09	1.13	1.15	1.24	1.24	1.21	1.20	1.15	1.12	1.08	1.04
前回比(差引値)	-	-0.07	-0.02	-0.04	-0.07	-0.01	-0.05	-0.04	-0.04	0.04	-0.03	-0.04	-0.02	0	-0.02	0.04	-0.07	0.02	-0.02	0.01	-0.01	0.02	0.03	0.04	0.03	0	-0.06	0.03	0.04	0.02	0.09	0	-0.03	-0.01	-0.05	-0.03	-0.04	-0.04
前回比(%)	-	95.14	98.54	97.04	94.66	99.19	95.93	96.61	96.49	103.64	97.37	96.4	98.13	100	98.1	103.88	93.46	102	98.04	101	99.01	102	102.94	103.81	102.75	100	94.64	102.83	103.67	101.77	107.83	100	97.58	99.17	95.83	97.39	96.43	96.3

上記の東京都の合計特殊出生率の推移グラフを見てみると、1985年の合計特殊出生率が最も多く、統計で分かる最新の2022年はそれよりも低いことが見えてきます。

さらに、前回の2021年の数値「1.08」よりも少なくなっているため、今後はさらに合計特殊出生率が少なくなる可能性があります。

また、合計特殊出生率ではなく千人当たりの出生率であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る東京都の千人当たりの出生率

東京都の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る東京都の人口推移

東京都の合計特殊出生率は低い？高い？人口が近い神奈川県(神奈川県)と比較

東京都の合計特殊出生率は、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか？

東京都と神奈川県(神奈川県)の合計特殊出生率を比較

まずは、東京都と人口が日本全国で最も近い神奈川県(神奈川県)の合計特殊出生率を比較してみます。

※大阪府(大阪府)は、東京都と3番目に人口が近い都道府県です。

東京都と人口の近い神奈川県(神奈川県)の合計特殊出生率を比較した一覧表

都道府県名	総人口	合計特殊出生率
東京都(東京都)	13,841,665人	1.04
神奈川県(神奈川県)	9,212,003人	1.17
大阪府(大阪府)	8,784,421人	1.22

上記の合計特殊出生率の比較表をみてみると、

• 神奈川県(神奈川県)は、東京都よりも合計特殊出生率の数値が約0.13程しか変わらず、合計特殊出生率と人口も日本国内では比較的似ている

という結果となっています。

東京都をもっと他の都道府県と比較する

東京都のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の都道府県を選択してみて下さいませ。

都道府県を選択する

※もし都道府県名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

日本全国の合計特殊出生率ランキングで東京都は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

東京都は日本全国の合計特殊出生率ランキング(高い順)で47位

まずは、東京都の合計特殊出生率を日本全国(都道府県別)で見たときに何番目に高いのかを日本全国の合計特殊出生率ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(都道府県別)の合計特殊出生率ランキング表：東京都は47位

順位	都道府県名	合計特殊出生率
38	大阪府	1.22
39	岩手県	1.21
40	秋田県	1.18
40	千葉県	1.18
40	京都府	1.18
43	神奈川県	1.17
43	埼玉県	1.17
45	北海道	1.12
46	宮城県	1.09
47	東京都	1.04

→ 日本全国(都道府県別)の合計特殊出生率ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の合計特殊出生率が高いランキング表では、統計が取れる47つの都道府県の中で、東京都は47位と、下位10位以内に入っており、日本全国(都道府県)の中でも合計特殊出生率が非常に低い都道府県ということが分かります。

以下は合計特殊出生率の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

合計特殊出生率の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(都道府県別)の合計特殊出生率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(都道府県別)の合計特殊出生率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と東京都の合計特殊出生率を比べる

また、この日本全国(都道府県別)合計特殊出生率ランキングの平均値、中央値と東京都の比較グラフは以下となっています。

東京都の合計特殊出生率を日本全国(都道府県)の中央値(1)と平均値(1)と比較した一覧表

都道府県名	合計特殊出生率
東京都	1.04
平均値	1
中央値	1

こちらの表より、東京都の合計特殊出生率は平均より0低いという結果が見えてきます。

また、中央値の1と比較してみると、東京都の合計特殊出生率は中央値より2.4割低いということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	東京都の合計特殊出生率データ
単位
期間	1985～2022年
更新日時	2023-07-05T05:01:54+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

※データ・画像の利用・引用・ライセンス(著作権)について

地図で見る合計特殊出生率の推移(都道府県別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

合計特殊出生率にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの合計特殊出生率の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る合計特殊出生率の推移(都道府県別の日本全国階級区分図)

また、東京都の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(都道府県別)が見られます。

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