グラフで見る尾花沢市の将来負担比率は高い？低い？(推移グラフと比較)

尾花沢市(山形県)の将来負担比率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

将来負担比率とは？

[将来負担比率],地方公共団体の借入金（地方債）など現在抱えている負債の大きさを，その地方公共団体の財政規模に対する割合で表したもの

尾花沢市の将来負担比率はどのくらい？

尾花沢市(山形県)の将来負担比率は、79.5%です。(2019年調査)

尾花沢市(山形県)の将来負担比率(2019年)

市区町村名	将来負担比率
尾花沢市	79.5%

尾花沢市の将来負担比率推移グラフ(2011年～現在)

では、現在の尾花沢市(山形県)の将来負担比率の「79.5%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

尾花沢市の将来負担比率の2011～2019年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2011～2019年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※尾花沢市の人口データは、国勢調査・住民基本台帳人口（総数）を元に作成。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、上記の尾花沢市の将来負担比率グラフの全体図です。

また、下記は2011～2019年までの尾花沢市の将来負担比率の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る尾花沢市(山形県)の将来負担比率の推移(2011～2019年)

年	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019
将来負担比率(%)	99.60	78.60	59.00	45.40	47.40	45.10	64.40	80.20	79.50
前回比(差引値)	-	-21	-19.6	-13.6	2	-2.3	19.3	15.8	-0.7
前回比(%)	-	78.92	75.06	76.95	104.41	95.15	142.79	124.53	99.13

上記の尾花沢市の将来負担比率の推移グラフを見てみると、2011年の将来負担比率が最も多く、統計で分かる最新の2019年はそれよりも低いことが見えてきます。

さらに、前回の2018年の数値「80.2%」よりも少なくなっているため、今後はさらに将来負担比率が少なくなる可能性があります。

また、将来負担比率ではなく実質公債費比率であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る尾花沢市の実質公債費比率

尾花沢市の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る尾花沢市(山形県)の人口推移

尾花沢市の将来負担比率は低い？高い？人口が近い東牟婁郡串本町(和歌山県)と北牟婁郡紀北町(三重県)と比較

尾花沢市(山形県)の将来負担比率は、どれくらい低い、あるいは高いのでしょうか？

尾花沢市(山形県)と東牟婁郡串本町(和歌山県)と北牟婁郡紀北町(三重県)の将来負担比率を比較

まずは、尾花沢市と人口が日本全国で最も近い東牟婁郡串本町(和歌山県)と北牟婁郡紀北町(三重県)の将来負担比率を比較してみます。

※遠田郡涌谷町(宮城県)と玉名郡長洲町(熊本県)は、尾花沢市と3・4番目に人口が近い市区町村です。

尾花沢市(山形県)と人口の近い東牟婁郡串本町(和歌山県)と北牟婁郡紀北町(三重県)の将来負担比率を比較した一覧表

市区町村名	総人口	将来負担比率
遠田郡涌谷町(宮城県)	15,182人	52.3%
東牟婁郡串本町(和歌山県)	15,160人	69.1%
尾花沢市(山形県)	14,913人	79.5%
北牟婁郡紀北町(三重県)	14,824人	19.9%
玉名郡長洲町(熊本県)	15,601人	47%

上記の将来負担比率の比較表をみてみると、

• 尾花沢市は、東牟婁郡串本町(和歌山県)よりも将来負担比率の数値が約10.40程しか変わらず、将来負担比率と人口も日本国内では比較的似ている
• 尾花沢市は、北牟婁郡紀北町(三重県)よりも将来負担比率の数値が約59.60も多く、3.995倍も高い

という結果となっています。

特に、尾花沢市と北牟婁郡紀北町(三重県)は人口が日本全体の中でも1・2番目に近いが、将来負担比率には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

尾花沢市をもっと他の市区町村と比較する

尾花沢市のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の市区町村を選択してみて下さいませ。

市区町村を選択する

※もし市区町村名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

続いて、尾花沢市の将来負担比率が、山形県内では何番目に高いのかを、ランキング表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

尾花沢市の将来負担比率は、山形県内では14位

下記は、山形県内での将来負担比率のランキング表です。（高い順）

山形県内での将来負担比率のランキング表：尾花沢市は14位

順位	市区町村名	将来負担比率 (%)
1	長井市	178.9
2	南陽市	146.2
3	東置賜郡川西町	134.5
4	東置賜郡高畠町	120.4
5	東村山郡中山町	108.3
6	村山市	108.1
7	西置賜郡飯豊町	107.9
8	最上郡戸沢村	106.3
9	東田川郡三川町	100.4
10	北村山郡大石田町	99.6
11	西置賜郡小国町	92.8
12	山形市	88
13	上山市	84.3
14	尾花沢市	79.5
15	東田川郡庄内町	72.3
16	飽海郡遊佐町	64.9
17	西置賜郡白鷹町	64.5
18	最上郡金山町	57.5
19	最上郡最上町	54.7
20	鶴岡市	54.4
21	東村山郡山辺町	50.7
22	米沢市	43.2
23	酒田市	38
24	最上郡舟形町	27.6
25	新庄市	25.8
26	西村山郡大江町	20.5
27	寒河江市	19.7
28	西村山郡河北町	18.6
29	最上郡真室川町	12.3
30	東根市	6.7
31	西村山郡西川町	6.1

山形県内の将来負担比率の平均値と中央値

また、山形県内での将来負担比率の平均値と、中央値についても調査し、尾花沢市と比較したグラフを以下に作成いたしました。

尾花沢市の将来負担比率と山形県内の中央値と平均値を比較した一覧表

名称	将来負担比率
尾花沢市	79.5%
平均値	70.73%
中央値	64.5%

こちらの比較表より、尾花沢市の将来負担比率は、

• 山形県平均値の1.124倍(→高い)
• 山形県中央値の1.233倍(→高い)

ということが見えてきます。

日本全国の将来負担比率ランキングで尾花沢市は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

尾花沢市は日本全国の将来負担比率ランキング(高い順)で267位

まずは、尾花沢市の将来負担比率を日本全国(市区町村別)で見たときに何番目に高いのかを日本全国の将来負担比率ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(市区町村別)の将来負担比率ランキング表：尾花沢市は267位

順位	市区町村名	将来負担比率 (%)
263	九戸郡軽米町	80
263	東金市	80
265	磯城郡田原本町	79.7
266	西蒲原郡弥彦村	79.6
267	尾花沢市	79.5
268	泉佐野市	79.3
269	朝倉郡筑前町	79.1
269	山武郡九十九里町	79.1
269	にかほ市	79.1
272	西牟婁郡上富田町	79

→ 日本全国(市区町村別)の将来負担比率ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の将来負担比率が高いランキング表では、統計が取れる1031つの市区町村の中で、尾花沢市は267位と、日本全国(市区町村)の中でも将来負担比率が比較的高い市区町村ということが分かります。

以下は将来負担比率の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

将来負担比率の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(市区町村別)の将来負担比率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(市区町村別)の将来負担比率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と尾花沢市の将来負担比率を比べる

また、この日本全国(市区町村別)将来負担比率ランキングの平均値、中央値と尾花沢市の比較グラフは以下となっています。

尾花沢市の将来負担比率を日本全国(市区町村)の中央値(51)と平均値(58)と比較した一覧表

市区町村名	将来負担比率
尾花沢市	79.5%
平均値	58%
中央値	51%

こちらの表より、尾花沢市の将来負担比率は平均より1.37倍高いという結果が見えてきます。

また、中央値の51と比較してみると、尾花沢市の将来負担比率「79.5%」は中央値よりも1.55倍も将来負担比率が高いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	尾花沢市(山形県)の将来負担比率データ
単位	(%)
期間	2011～2019年
更新日時	2022-08-20T05:02:46+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

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地図で見る将来負担比率の推移(市区町村別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

将来負担比率にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの将来負担比率の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る将来負担比率の推移(市区町村別の日本全国階級区分図)

また、尾花沢市(山形県)の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(市区町村別)が見られます。

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