グラフで見る名古屋市の兼業農家数（販売農家）は多い？少い？(推移グラフと比較)

名古屋市(愛知県)の兼業農家数（販売農家）をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

兼業農家数（販売農家）とは？

[販売農家],経営耕地面積が30アール以上又は農産物販売金額が年間50万円以上の農家,[兼業農家],世帯員の中に兼業従事者（１年間に30日以上他に雇用されて仕事に従事した者又は農業以外の自営業に従事した者）が１人以上いる農家

名古屋市の兼業農家数（販売農家）はどのくらい？

名古屋市(愛知県)の兼業農家数（販売農家）は、643(戸)です。(2015年調査)

名古屋市(愛知県)の兼業農家数（販売農家）(2015年)

市区町村名	兼業農家数（販売農家）
名古屋市	643(戸)

名古屋市の兼業農家数（販売農家）推移グラフ(2000年～現在)

では、現在の名古屋市(愛知県)の兼業農家数（販売農家）の「643(戸)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

名古屋市の兼業農家数（販売農家）の2000～2015年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2000～2015年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※名古屋市の人口データは、国勢調査・住民基本台帳人口（総数）を元に作成。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、上記の名古屋市の兼業農家数（販売農家）グラフの全体図です。

また、下記は2000～2015年までの名古屋市の兼業農家数（販売農家）の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る名古屋市(愛知県)の兼業農家数（販売農家）の推移(2000～2015年)

年	2000	2005	2010	2015
兼業農家数（販売農家）(戸)	1,689.00	1,173.00	920.00	643.00
前回比(差引値)	-	-516	-253	-277
前回比(%)	-	69.45	78.43	69.89

上記の名古屋市の兼業農家数（販売農家）の推移グラフを見てみると、最新である2015年の兼業農家数（販売農家）が最も少いことが分かります。

また、前回の2010年よりも277(戸)少なくなっており、兼業農家数（販売農家）は下がりつつあると言えます。

特に、最も兼業農家数（販売農家）が多かった2000年と現在の兼業農家数（販売農家）を比べると、2.63倍もの差があり、兼業農家数（販売農家）がいかに減少したかが見えてきます。

また、兼業農家数（販売農家）ではなく専業農家数（販売農家）であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る名古屋市の専業農家数（販売農家）

名古屋市の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る名古屋市(愛知県)の人口推移

名古屋市の兼業農家数（販売農家）は少い？多い？人口が近い大阪市(大阪府)と札幌市(北海道)と比較

名古屋市(愛知県)の兼業農家数（販売農家）は、どれくらい少い、あるいは多いのでしょうか？

名古屋市(愛知県)と大阪市(大阪府)と札幌市(北海道)の兼業農家数（販売農家）を比較

まずは、名古屋市と人口が日本全国で最も近い大阪市(大阪府)と札幌市(北海道)の兼業農家数（販売農家）を比較してみます。

※横浜市(神奈川県)と福岡市(福岡県)は、名古屋市と3・4番目に人口が近い市区町村です。

名古屋市(愛知県)と人口の近い大阪市(大阪府)と札幌市(北海道)の兼業農家数（販売農家）を比較した一覧表

市区町村名	総人口	兼業農家数（販売農家）
横浜市(神奈川県)	3,755,793人	1,111(戸)
大阪市(大阪府)	2,732,197人	81(戸)
名古屋市(愛知県)	2,293,437人	643(戸)
札幌市(北海道)	1,960,668人	191(戸)
福岡市(福岡県)	1,568,265人	836(戸)

上記の兼業農家数（販売農家）の比較表をみてみると、

• 名古屋市は、大阪市(大阪府)よりも兼業農家数（販売農家）の数値が約562も多く、7.938倍も高い
• 名古屋市は、札幌市(北海道)よりも兼業農家数（販売農家）の数値が約452も多く、3.366倍も高い

という結果となっています。

特に、名古屋市と大阪市(大阪府)は人口が日本全体の中でも1・2番目に近いが、兼業農家数（販売農家）には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

名古屋市をもっと他の市区町村と比較する

名古屋市のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の市区町村を選択してみて下さいませ。

市区町村を選択する

※もし市区町村名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

続いて、名古屋市の兼業農家数（販売農家）が、愛知県内では何番目に多いのかを、ランキング表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

名古屋市の兼業農家数（販売農家）は、愛知県内では13位

下記は、愛知県内での兼業農家数（販売農家）のランキング表です。（多い順）

愛知県内での兼業農家数（販売農家）のランキング表：名古屋市は13位

順位	市区町村名	兼業農家数（販売農家） (戸)
1	豊橋市	2,080
2	豊田市	1,993
3	田原市	1,454
4	豊川市	1,452
5	岡崎市	1,189
6	新城市	1,157
7	西尾市	1,144
8	稲沢市	1,011
9	一宮市	896
10	愛西市	838
11	安城市	798
12	弥富市	719
13	名古屋市	643
14	刈谷市	466
15	あま市	452
16	蒲郡市	433
17	犬山市	419
18	海部郡飛島村	340
19	東海市	325
20	額田郡幸田町	320
21	知多市	313
22	知多郡美浜町	301
23	津島市	298
24	北名古屋市	296
25	小牧市	293
26	日進市	288
27	碧南市	282
28	みよし市	275
29	春日井市	265
30	豊明市	247
31	常滑市	235
32	大府市	226
33	知多郡南知多町	208
34	北設楽郡設楽町	178
35	愛知郡東郷町	168
36	知立市	163
37	海部郡蟹江町	161
37	知多郡東浦町	161
39	知多郡阿久比町	156
40	半田市	152
41	丹羽郡大口町	144
42	知多郡武豊町	140
43	岩倉市	124
44	清須市	113
45	江南市	97
46	海部郡大治町	95
47	瀬戸市	90
48	高浜市	88
49	長久手市	67
50	丹羽郡扶桑町	59
51	北設楽郡東栄町	50
52	西春日井郡豊山町	49
53	尾張旭市	32
54	北設楽郡豊根村	20

愛知県内でのシェア率(割合)

さらに、上記のランキング表を元に、名古屋市の兼業農家数（販売農家）が、愛知県内でどれだけのシェア率を占めているのか、割合を示したグラフを以下に作成しました。

愛知県内全体の兼業農家数（販売農家）の合計は、23963(戸)です。※データが確認できる54自治体の合計となります。

そして、名古屋市の兼業農家数（販売農家）は643(戸)ですので、愛知県内でのシェア率は2.683%となります。

愛知県内の兼業農家数（販売農家）の平均値と中央値

また、愛知県内での兼業農家数（販売農家）の平均値と、中央値についても調査し、名古屋市と比較したグラフを以下に作成いたしました。

名古屋市の兼業農家数（販売農家）と愛知県内の中央値と平均値を比較した一覧表

名称	兼業農家数（販売農家）
名古屋市	643(戸)
平均値	443.76(戸)
中央値	270(戸)

こちらの比較表より、名古屋市の兼業農家数（販売農家）は、

• 愛知県平均値の1.449倍(→多い)
• 愛知県中央値の2.381倍(→多い)

ということが見えてきます。

日本全国の兼業農家数（販売農家）ランキングで名古屋市は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

名古屋市は日本全国の兼業農家数（販売農家）ランキング(多い順)で448位

まずは、名古屋市の兼業農家数（販売農家）を日本全国(市区町村別)で見たときに何番目に多いのかを日本全国の兼業農家数（販売農家）ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(市区町村別)の兼業農家数（販売農家）ランキング表：名古屋市は448位

順位	市区町村名	兼業農家数（販売農家） (戸)
444	美方郡新温泉町	648
445	美馬市	646
445	養老郡養老町	646
447	橋本市	645
448	名古屋市	643
449	東温市	642
450	沼津市	640
450	小矢部市	640
452	守山市	638
452	多気郡多気町	638

→ 日本全国(市区町村別)の兼業農家数（販売農家）ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の兼業農家数（販売農家）が多いランキング表では、統計が取れる1705つの市区町村の中で、名古屋市は448位と、日本全国(市区町村)の中でも兼業農家数（販売農家）が比較的多い市区町村ということが分かります。

以下は兼業農家数（販売農家）の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

兼業農家数（販売農家）の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(市区町村別)の兼業農家数（販売農家）が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(市区町村別)の兼業農家数（販売農家）が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と名古屋市の兼業農家数（販売農家）を比べる

また、この日本全国(市区町村別)兼業農家数（販売農家）ランキングの平均値、中央値と名古屋市の比較グラフは以下となっています。

名古屋市の兼業農家数（販売農家）を日本全国(市区町村)の中央値(281)と平均値(520)と比較した一覧表

市区町村名	兼業農家数（販売農家）
名古屋市	643(戸)
平均値	520(戸)
中央値	281(戸)

こちらの表より、名古屋市の兼業農家数（販売農家）は平均より1.24倍多いという結果が見えてきます。

また、中央値の281と比較してみると、名古屋市の兼業農家数（販売農家）「643(戸)」は中央値よりも2.29倍も兼業農家数（販売農家）が多いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	名古屋市(愛知県)の兼業農家数（販売農家）データ
単位	(戸)
期間	2000～2015年
更新日時	2021-04-09T12:57:14+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

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地図で見る兼業農家数（販売農家）の推移(市区町村別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

兼業農家数（販売農家）にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの兼業農家数（販売農家）の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る兼業農家数（販売農家）の推移(市区町村別の日本全国階級区分図)

また、名古屋市(愛知県)の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(市区町村別)が見られます。

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