グラフで見る熊野市の将来負担比率は高い？低い？(推移グラフと比較)

熊野市(三重県)の将来負担比率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

将来負担比率とは？

[将来負担比率],地方公共団体の借入金（地方債）など現在抱えている負債の大きさを，その地方公共団体の財政規模に対する割合で表したもの

熊野市の将来負担比率はどのくらい？

熊野市(三重県)の将来負担比率は、10.6%です。(2013年調査)

熊野市(三重県)の将来負担比率(2013年)

市区町村名	将来負担比率
熊野市	10.6%

熊野市の将来負担比率推移グラフ(2011年～現在)

では、現在の熊野市(三重県)の将来負担比率の「10.6%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

熊野市の将来負担比率の2011～2013年までの推移をグラフに表してみます。

また、下記は2011～2013年までの熊野市の将来負担比率の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る熊野市(三重県)の将来負担比率の推移(2011～2013年)

年	2011	2012	2013
将来負担比率(%)	37.40	30.30	10.60
前回比(差引値)	-	-7.1	-19.7
前回比(%)	-	81.02	34.98

上記の熊野市の将来負担比率の推移グラフを見てみると、最新である2013年の将来負担比率が最も低いことが分かります。

また、前回の2012年よりも19.7%少なくなっており、将来負担比率は下がりつつあると言えます。

特に、最も将来負担比率が多かった2011年と現在の将来負担比率を比べると、3.53倍もの差があり、将来負担比率がいかに減少したかが見えてきます。

また、将来負担比率ではなく実質公債費比率であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る熊野市の実質公債費比率

熊野市の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る熊野市(三重県)の人口推移

熊野市の将来負担比率は低い？高い？人口が近い砂川市(北海道)と上益城郡御船町(熊本県)と比較

熊野市(三重県)の将来負担比率は、どれくらい低い、あるいは高いのでしょうか？

熊野市(三重県)と砂川市(北海道)と上益城郡御船町(熊本県)の将来負担比率を比較

まずは、熊野市と人口が日本全国で最も近い砂川市(北海道)と上益城郡御船町(熊本県)の将来負担比率を比較してみます。

※泉北郡忠岡町(大阪府)と東伯郡湯梨浜町(鳥取県)は、熊野市と3・4番目に人口が近い市区町村です。

熊野市(三重県)と人口の近い砂川市(北海道)と上益城郡御船町(熊本県)の将来負担比率を比較した一覧表

市区町村名	総人口	将来負担比率
泉北郡忠岡町(大阪府)	16,793人	136.2%
砂川市(北海道)	16,169人	55.2%
熊野市(三重県)	16,112人	10.6%
上益城郡御船町(熊本県)	17,048人	80.7%
東伯郡湯梨浜町(鳥取県)	16,651人	44.6%

上記の将来負担比率の比較表をみてみると、

• 砂川市(北海道)は、熊野市よりも将来負担比率の数値が約44.60も多く、5.208倍も高い
• 上益城郡御船町(熊本県)は、熊野市よりも将来負担比率の数値が約70.10も多く、7.613倍も高い

という結果となっています。

特に、上益城郡御船町(熊本県)と熊野市は人口が日本全体の中でも1・2番目に近いが、将来負担比率には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

熊野市をもっと他の市区町村と比較する

熊野市のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の市区町村を選択してみて下さいませ。

市区町村を選択する

※もし市区町村名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

続いて、熊野市の将来負担比率が、三重県内では何番目に高いのかを、ランキング表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

熊野市の将来負担比率は、三重県内では18位

下記は、三重県内での将来負担比率のランキング表です。（高い順）

三重県内での将来負担比率のランキング表：熊野市は18位

順位	市区町村名	将来負担比率 (%)
1	名張市	181.2
2	伊賀市	105.3
3	桑名市	97.6
4	鳥羽市	94.9
5	尾鷲市	82.4
6	多気郡明和町	78.4
7	志摩市	72.8
8	度会郡玉城町	68.7
9	度会郡南伊勢町	57.5
10	南牟婁郡紀宝町	56.8
11	津市	51.8
12	四日市市	50.2
13	多気郡大台町	49.5
14	度会郡大紀町	28.7
15	南牟婁郡御浜町	27.2
16	鈴鹿市	15.2
17	三重郡朝日町	13.2
18	熊野市	10.6
19	多気郡多気町	6.2
20	北牟婁郡紀北町	3.2
21	松阪市	1.9

三重県内の将来負担比率の平均値と中央値

また、三重県内での将来負担比率の平均値と、中央値についても調査し、熊野市と比較したグラフを以下に作成いたしました。

熊野市の将来負担比率と三重県内の中央値と平均値を比較した一覧表

名称	将来負担比率
熊野市	10.6%
平均値	54.92%
中央値	50.2%

こちらの比較表より、熊野市の将来負担比率は、

• 三重県平均値の0.193倍(→低い)
• 三重県中央値の0.211倍(→低い)

ということが見えてきます。

日本全国の将来負担比率ランキングで熊野市は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

熊野市は日本全国の将来負担比率ランキング(高い順)で1088位

まずは、熊野市の将来負担比率を日本全国(市区町村別)で見たときに何番目に高いのかを日本全国の将来負担比率ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(市区町村別)の将来負担比率ランキング表：熊野市は1088位

順位	市区町村名	将来負担比率 (%)
1084	八王子市	11.1
1085	糟屋郡新宮町	10.8
1086	幸手市	10.7
1086	北群馬郡吉岡町	10.7
1088	熊野市	10.6
1089	嘉穂郡桂川町	10.4
1090	下益城郡美里町	10.3
1091	瀬戸市	10.2
1092	真岡市	10.1
1093	本巣市	10

→ 日本全国(市区町村別)の将来負担比率ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の将来負担比率が高いランキング表では、統計が取れる1189つの市区町村の中で、熊野市は1088位と、日本全国(市区町村)の中でも将来負担比率が比較的低い市区町村ということが分かります。

以下は将来負担比率の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

将来負担比率の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(市区町村別)の将来負担比率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(市区町村別)の将来負担比率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と熊野市の将来負担比率を比べる

また、この日本全国(市区町村別)将来負担比率ランキングの平均値、中央値と熊野市の比較グラフは以下となっています。

熊野市の将来負担比率を日本全国(市区町村)の中央値(59)と平均値(67)と比較した一覧表

市区町村名	将来負担比率
熊野市	10.6%
平均値	67%
中央値	59%

こちらの表より、熊野市の将来負担比率は平均より57%低いという結果が見えてきます。

また、中央値の59と比較してみると、熊野市の将来負担比率は中央値より半分以上低いということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	熊野市(三重県)の将来負担比率データ
単位	(%)
期間	2011～2013年
更新日時	2022-08-20T05:02:46+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

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地図で見る将来負担比率の推移(市区町村別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

将来負担比率にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの将来負担比率の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る将来負担比率の推移(市区町村別の日本全国階級区分図)

また、熊野市(三重県)の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(市区町村別)が見られます。

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