グラフで見る葛城市の将来負担比率は高い？低い？(推移グラフと比較)

葛城市(奈良県)の将来負担比率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

将来負担比率とは？

[将来負担比率],地方公共団体の借入金（地方債）など現在抱えている負債の大きさを，その地方公共団体の財政規模に対する割合で表したもの

葛城市の将来負担比率はどのくらい？

葛城市(奈良県)の将来負担比率は、57.2%です。(2019年調査)

葛城市(奈良県)の将来負担比率(2019年)

市区町村名	将来負担比率
葛城市	57.2%

葛城市の将来負担比率推移グラフ(2011年～現在)

では、現在の葛城市(奈良県)の将来負担比率の「57.2%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

葛城市の将来負担比率の2011～2019年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2011～2019年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※葛城市の人口データは、国勢調査・住民基本台帳人口（総数）を元に作成。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、上記の葛城市の将来負担比率グラフの全体図です。

また、下記は2011～2019年までの葛城市の将来負担比率の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る葛城市(奈良県)の将来負担比率の推移(2011～2019年)

年	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019
将来負担比率(%)	65.10	48.30	52.80	60.10	47.70	60.20	50.00	57.30	57.20
前回比(差引値)	-	-16.8	4.5	7.3	-12.4	12.5	-10.2	7.3	-0.1
前回比(%)	-	74.19	109.32	113.83	79.37	126.21	83.06	114.6	99.83

上記の葛城市の将来負担比率の推移グラフを見てみると、2011年の将来負担比率が最も多く、統計で分かる最新の2019年はそれよりも低いことが見えてきます。

さらに、前回の2018年の数値「57.3%」よりも少なくなっているため、今後はさらに将来負担比率が少なくなる可能性があります。

また、将来負担比率ではなく実質公債費比率であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る葛城市の実質公債費比率

葛城市の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る葛城市(奈良県)の人口推移

葛城市の将来負担比率は低い？高い？人口が近い相楽郡精華町(京都府)と瀬戸内市(岡山県)と比較

葛城市(奈良県)の将来負担比率は、どれくらい低い、あるいは高いのでしょうか？

葛城市(奈良県)と相楽郡精華町(京都府)と瀬戸内市(岡山県)の将来負担比率を比較

まずは、葛城市と人口が日本全国で最も近い相楽郡精華町(京都府)と瀬戸内市(岡山県)の将来負担比率を比較してみます。

※河北郡津幡町(石川県)と宇土市(熊本県)は、葛城市と3・4番目に人口が近い市区町村です。

葛城市(奈良県)と人口の近い相楽郡精華町(京都府)と瀬戸内市(岡山県)の将来負担比率を比較した一覧表

市区町村名	総人口	将来負担比率
河北郡津幡町(石川県)	37,569人	73.5%
相楽郡精華町(京都府)	36,972人	99.1%
葛城市(奈良県)	37,755人	57.2%
瀬戸内市(岡山県)	36,667人	40.7%
宇土市(熊本県)	36,584人	2.7%

上記の将来負担比率の比較表をみてみると、

• 相楽郡精華町(京都府)は、葛城市よりも将来負担比率の数値が約41.90も多く、1.733倍も高い
• 葛城市は、瀬戸内市(岡山県)よりも将来負担比率の数値が約16.50多く、1.405倍高い

という結果となっています。

特に、相楽郡精華町(京都府)と葛城市は人口が日本全体の中でも1・2番目に近いが、将来負担比率には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

葛城市をもっと他の市区町村と比較する

葛城市のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の市区町村を選択してみて下さいませ。

市区町村を選択する

※もし市区町村名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

続いて、葛城市の将来負担比率が、奈良県内では何番目に高いのかを、ランキング表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

葛城市の将来負担比率は、奈良県内では15位

下記は、奈良県内での将来負担比率のランキング表です。（高い順）

奈良県内での将来負担比率のランキング表：葛城市は15位

順位	市区町村名	将来負担比率 (%)
1	生駒郡平群町	241.3
2	北葛城郡河合町	225.3
3	奈良市	137.3
4	宇陀市	124.7
5	五條市	123.2
6	北葛城郡上牧町	115.3
7	高市郡高取町	110.9
8	吉野郡吉野町	108.7
9	御所市	105.6
10	桜井市	93.8
11	香芝市	86.5
12	磯城郡田原本町	79.7
13	吉野郡下市町	73.6
14	天理市	64.8
15	葛城市	57.2
16	橿原市	56.6
17	生駒郡三郷町	48.2
17	北葛城郡広陵町	48.2
19	生駒郡斑鳩町	46.1
20	大和高田市	43.7
21	大和郡山市	42.3
22	生駒郡安堵町	33.9
23	磯城郡三宅町	32.6
24	高市郡明日香村	29.6
25	吉野郡野迫川村	12.1
26	吉野郡東吉野村	9.8
27	吉野郡大淀町	7.1
28	吉野郡十津川村	2.7

奈良県内の将来負担比率の平均値と中央値

また、奈良県内での将来負担比率の平均値と、中央値についても調査し、葛城市と比較したグラフを以下に作成いたしました。

葛城市の将来負担比率と奈良県内の中央値と平均値を比較した一覧表

名称	将来負担比率
葛城市	57.2%
平均値	77.17%
中央値	56.9%

こちらの比較表より、葛城市の将来負担比率は、

• 奈良県平均値の0.7412倍(→低い)
• 奈良県中央値の1.005倍(→高い)

ということが見えてきます。

日本全国の将来負担比率ランキングで葛城市は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

葛城市は日本全国の将来負担比率ランキング(高い順)で458位

まずは、葛城市の将来負担比率を日本全国(市区町村別)で見たときに何番目に高いのかを日本全国の将来負担比率ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(市区町村別)の将来負担比率ランキング表：葛城市は458位

順位	市区町村名	将来負担比率 (%)
455	最上郡金山町	57.5
456	吾妻郡東吾妻町	57.4
457	糟屋郡久山町	57.3
458	日高郡美浜町	57.2
458	葛城市	57.2
460	阿蘇市	57.1
461	室蘭市	56.9
462	田方郡函南町	56.7
463	橿原市	56.6
463	枕崎市	56.6

→ 日本全国(市区町村別)の将来負担比率ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の将来負担比率が高いランキング表では、統計が取れる1031つの市区町村の中で、葛城市は458位と、日本全国(市区町村)の中でも将来負担比率が比較的高い市区町村ということが分かります。

以下は将来負担比率の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

将来負担比率の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(市区町村別)の将来負担比率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(市区町村別)の将来負担比率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と葛城市の将来負担比率を比べる

また、この日本全国(市区町村別)将来負担比率ランキングの平均値、中央値と葛城市の比較グラフは以下となっています。

葛城市の将来負担比率を日本全国(市区町村)の中央値(51)と平均値(58)と比較した一覧表

市区町村名	将来負担比率
葛城市	57.2%
平均値	58%
中央値	51%

こちらの表より、葛城市の将来負担比率は平均と近い位置にあるという結果が見えてきます。

また、中央値の51と比較してみると、葛城市の将来負担比率「57.2%」は中央値より将来負担比率が少し高い(1.11倍)ということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	葛城市(奈良県)の将来負担比率データ
単位	(%)
期間	2011～2019年
更新日時	2022-08-20T05:02:46+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

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地図で見る将来負担比率の推移(市区町村別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

将来負担比率にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの将来負担比率の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る将来負担比率の推移(市区町村別の日本全国階級区分図)

また、葛城市(奈良県)の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(市区町村別)が見られます。

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