スペインの妊産婦死亡者数(推移と比較グラフ)

スペインの妊産婦死亡者数をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

妊産婦死亡者数とは？

妊産婦死亡とは、妊娠中または妊娠終了後42日以内の女性の死亡をいい、妊娠の期間および部位にかかわらず、妊娠またはその管理に関連または悪化した原因によるものであるが、偶発的または偶発的な原因によるものではない。

スペインの妊産婦死亡者数はどのくらい？

スペインの妊産婦死亡者数は、14人です。(2017年調査)

スペインの妊産婦死亡者数(2017年)

国名	妊産婦死亡者数
スペイン	14人

スペインの妊産婦死亡者数推移グラフ(2000年～現在)

では、現在のスペインの妊産婦死亡者数の「14人」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

スペインの妊産婦死亡者数の2000～2017年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2000～2017年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のスペインの統計と妊産婦死亡者数とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

スペインの妊産婦死亡者数の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、スペインの妊産婦死亡者数の世界順位の変遷です。

過去の2000年から2017年までのスペインの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
スペインは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

スペインの妊産婦死亡者数が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したスペインの妊産婦死亡者数グラフの全体図です。

また、下記は2000～2017年までのスペインの妊産婦死亡者数の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見るスペインの妊産婦死亡者数の推移(2000～2017年) →横スクロールできます。

年	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017
妊産婦死亡者数(人)	19.00	19.00	20.00	21.00	21.00	22.00	22.00	22.00	22.00	21.00	20.00	19.00	18.00	17.00	16.00	15.00	15.00	14.00
前回比(差引値)	-	0	1	1	0	1	0	0	0	-1	-1	-1	-1	-1	-1	-1	0	-1
前回比(%)	-	100	105.26	105	100	104.76	100	100	100	95.45	95.24	95	94.74	94.44	94.12	93.75	100	93.33

上記のスペインの妊産婦死亡者数の推移グラフを見てみると、最新である2017年の妊産婦死亡者数が最も少いことが分かります。

また、前回の2016年よりも1人少なくなっており、妊産婦死亡者数は下がりつつあると言えます。

特に、最も妊産婦死亡者数が多かった2005年と現在の妊産婦死亡者数を比べると、1.36倍もの差があり、妊産婦死亡者数がいかに減少したかが見えてきます。

また、妊産婦死亡者数ではなく外科専門職の人口割合であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　スペインの外科専門職の人口割合

スペインの妊産婦死亡者数は少い？多い？日本と比較

スペインの妊産婦死亡者数は、どれくらい少い、あるいは多いのでしょうか？

スペインとコロンビアとウクライナの妊産婦死亡者数を比較

まずは、スペインと人口数が世界で最も近いコロンビアとウクライナの妊産婦死亡者数を比較してみます。

スペインと人口数の近いコロンビアとウクライナの妊産婦死亡者数を比較した一覧表

国名	総人口	妊産婦死亡者数
コロンビア	49,661,056人	610人
スペイン	46,797,754人	14人
ウクライナ	44,622,518人	83人

上記の妊産婦死亡者数の比較表をみてみると、

• コロンビアは、スペインよりも妊産婦死亡者数の数値が約596も多く、43.57倍も高い
• ウクライナは、スペインよりも妊産婦死亡者数の数値が約69も多く、5.93倍も高い

という結果となっています。

特に、コロンビアとスペインは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、妊産婦死亡者数には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

スペインと日本の妊産婦死亡者数を比較

続いて、スペインの妊産婦死亡者数を、アメリカと中国と日本と比較してみます。

スペインの妊産婦死亡者数をアメリカと中国と日本と比較した一覧表

国名	総人口	妊産婦死亡者数
中国	1,392,730,000人	4,900人
アメリカ	326,687,501人	720人
日本	126,529,100人	44人
スペイン	46,797,754人	14人

上記のグラフより、スペインの妊産婦死亡者数は中国・アメリカ・日本よりも少いということが分かります。

特に、中国と比較すると350倍も妊産婦死亡者数が少なくアメリカと比べても51.4倍もの差があることが分かります。

スペインをもっと他国と比較する

スペインのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の妊産婦死亡者数ランキングでスペインは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

スペインは世界の妊産婦死亡者数ランキング(多い順)で118位

まずは、スペインの妊産婦死亡者数を世界で見たときに何番目に多いのかを世界妊産婦死亡者数ランキング表を用いて、みていきます。

世界の妊産婦死亡者数ランキング表：スペインは118位

順位	国名	妊産婦死亡者数 (人)
115	オーストラリア	20
116	コスタリカ	19
117	オマーン	17
118	グルジア	14
118	スペイン	14
120	スリナム	13
121	トリニダード・トバゴ	12
122	アルメニア	11
122	ハンガリー	11
124	セルビア	10

→ 世界の妊産婦死亡者数ランキングをもっと見る

こちらの世界の妊産婦死亡者数が多いランキング表では、統計が取れる179カ国の中で、スペインは118位と、世界の中でも妊産婦死亡者数が比較的少い国ということが分かります。

以下は妊産婦死亡者数の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

妊産婦死亡者数の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の妊産婦死亡者数が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の妊産婦死亡者数が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値とスペインの妊産婦死亡者数を比べる

また、この世界妊産婦死亡者数ランキングの平均値、中央値とスペインの比較グラフは以下となっています。

スペインの妊産婦死亡者数を世界の中央値(72)と平均値(1,644)と比較した一覧表

国名	妊産婦死亡者数
スペイン	14人
平均値	1,644人
中央値	72人

こちらの表より、スペインの妊産婦死亡者数は平均より1,630人少いという結果が見えてきます。

また、中央値の72と比較してみると、スペインの妊産婦死亡者数は中央値より半分以上少いということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	スペインの妊産婦死亡者数データ
単位	(人)
期間	2000～2017年
更新日時	2021-03-20T10:55:04+0900
確認日時	2021-03-20T10:55:04+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - WHO, UNICEF, UNFPA, World Bank Group, and the United Nations Population Division. Trends in Maternal Mortality: 2000 to 2017. Geneva, World Health Organization, 2019

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