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南スーダンの低体重児の有病率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。
低体重児の有病率とは？
低体重児の有病率とは、年齢に対する体重が0～59ヶ月の国際基準人口の中央値を2標準偏差以上下回っている5歳未満の子どもの割合です。データは2006年に発表されたWHOの子どもの成長基準に基づいています。南スーダンの低体重児の有病率はどのくらい？
南スーダンの低体重児の有病率は、27.7%です。(2010年調査)
| 国名 | 低体重児の有病率 |
|---|---|
| 南スーダン | 27.7% |
※Source:worldbank.org 詳細
2010年のworldbank.org調査が最新のデータ
(2024年4月14日確認)
2024年の統計データは発表され次第即時反映
南スーダンの低体重児の有病率推移グラフ(2006年～現在)
では、現在の南スーダンの低体重児の有病率の「27.7%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？
南スーダンの低体重児の有病率の2006～2010年までの推移をグラフに表してみます。
推移が見えるアニメーショングラフ
※こちらは、2006～2010年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上の南スーダンの統計と低体重児の有病率とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
南スーダンの低体重児の有病率の世界順位の変遷（全履歴）
下記のバーチャートレースは、南スーダンの低体重児の有病率の世界順位の変遷です。
過去の2006年から2010年までの南スーダンの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
南スーダンは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
南スーダンの低体重児の有病率が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
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グラフ全体図(静止画)
↓こちらは、最初に掲載した南スーダンの低体重児の有病率グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※南スーダンの低体重児の有病率の推移(2006～2010年)データの無料ダウンロードはこちらから↓
(EXCELでも開けます)
※【データ内容】
1行目:年代,2行目:低体重児の有病率
また、下記は2006～2010年までの南スーダンの低体重児の有病率の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能
| 年 | 2006 | 2010 |
|---|---|---|
| 低体重児の有病率(%) | 32.50 | 27.70 |
| 前回比(差引値) | - | -4.8 |
| 前回比(%) | - | 85.23 |
上記の南スーダンの低体重児の有病率の推移グラフを見てみると、最新である2010年の低体重児の有病率が最も低いことが分かります。
また、前回の2006年よりも4.8%少なくなっており、低体重児の有病率は下がりつつあると言えます。
また、低体重児の有病率ではなく妊婦の貧血有病率であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→ 南スーダンの妊婦の貧血有病率
南スーダンの低体重児の有病率は低い？高い？日本と比較
南スーダンの低体重児の有病率は、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか？
南スーダンとブルンジとパプアニューギニアの低体重児の有病率を比較
まずは、南スーダンと人口数が世界で最も近いブルンジとパプアニューギニアの低体重児の有病率を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
| 国名 | 総人口 | 低体重児の有病率 |
|---|---|---|
| ブルンジ | 12,889,576人 | 29.1% |
| 南スーダン | 10,913,164人 | 27.7% |
| パプアニューギニア | 10,142,619人 | 27.8% |
上記の低体重児の有病率の比較表をみてみると、
- ブルンジは、南スーダンよりも低体重児の有病率の数値が約1程しか変わらず、低体重児の有病率と人口もよく似ている
- パプアニューギニアは、南スーダンよりも低体重児の有病率の数値が約0程しか変わらず、低体重児の有病率と人口もよく似ている
という結果となっています。
南スーダンと日本の低体重児の有病率を比較
続いて、南スーダンの低体重児の有病率を、中国と日本と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
| 国名 | 総人口 | 低体重児の有病率 |
|---|---|---|
| 中国 | 1,412,175,000人 | 3.4% |
| 日本 | 125,124,989人 | 3.4% |
| 南スーダン | 10,913,164人 | 27.7% |
南スーダンをもっと他国と比較する
南スーダンのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の低体重児の有病率ランキングで南スーダンは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
南スーダンは世界の低体重児の有病率ランキング(高い順)で7位
まずは、南スーダンの低体重児の有病率を世界で見たときに何番目に高いのかを世界低体重児の有病率ランキング表を用いて、みていきます。
| 順位 | 国名 | 低体重児の有病率 (%) |
|---|---|---|
| 3 |  スーダン | 29.8 |
| 4 |  ブルンジ | 29.1 |
| 5 |  カンボジア | 28.9 |
| 6 |  パプアニューギニア | 27.8 |
| 7 |  南スーダン | 27.7 |
| 8 |  ブルキナファソ | 26.2 |
| 9 |  コンゴ民主共和国 | 24.2 |
| 10 |  中央アフリカ共和国 | 23.5 |
| 11 |  シエラレオネ | 21.7 |
| 12 |  マリ共和国 | 18.9 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界の低体重児の有病率が高いランキング表では、統計が取れる38カ国の中で、南スーダンは7位と、上位10カ国にランクインしており、世界の中でも低体重児の有病率がとても高い国ということが分かります。
以下は低体重児の有病率の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
低体重児の有病率の世界ランキングTOP10
さらに詳しい世界の低体重児の有病率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の低体重児の有病率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ
世界の平均値・中央値と南スーダンの低体重児の有病率を比べる
また、この世界低体重児の有病率ランキングの平均値、中央値と南スーダンの比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
| 国名 | 低体重児の有病率 |
|---|---|
| 南スーダン | 27.7% |
| 平均値 | 15% |
| 中央値 | 12% |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、南スーダンの低体重児の有病率は平均より1.91倍高いという結果が見えてきます。
また、中央値の12と比較してみると、南スーダンの低体重児の有病率「27.7%」は中央値よりも2.27倍も低体重児の有病率が高いということも見えてきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 南スーダンの低体重児の有病率データ |
| 単位 | (%) |
| 期間 | 2006～2010年 |
| 更新日時 | 2023-07-02T03:06:27+0900 |
| 確認日時 | 2024-04-14T03:04:36+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時 |
| ライセンス | CC BY 4.0 |
| ソース元 | worldbank.org - UNICEF, WHO, World Bank: Joint child malnutrition estimates ( JME ). Aggregation is based on UNICEF, WHO, and the World Bank harmonized dataset ( adjusted, comparable data ) and methodology. |
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その他にも、グラフで見る南スーダンの統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
また、南スーダンの統計情報は、こちらのページで178種類以上の全一覧が見られます。
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