アルゼンチンの結核症例検出率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。
アルゼンチンの最新の結核症例検出率は、93%です。
国名 | 結核症例検出率 |
---|---|
アルゼンチン | 93% |
※Source:worldbank.org 詳細
2022年のworldbank.org調査が最新のデータ
(2024年4月20日確認)
2023年・2024年の統計データは発表され次第即時反映
では、現在のアルゼンチンの結核症例検出率の「93%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか?
アルゼンチンの結核症例検出率の2000~2022年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、2000~2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上のアルゼンチンの統計と結核症例検出率とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、アルゼンチンの結核症例検出率の世界順位の変遷です。
過去の2000年から2022年までのアルゼンチンの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
アルゼンチンは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
アルゼンチンの結核症例検出率が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載したアルゼンチンの結核症例検出率グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※アルゼンチンの結核症例検出率の推移(2000~2022年)データの無料ダウンロードはこちらから↓
(EXCELでも開けます)
※【データ内容】
1行目:年代,2行目:結核症例検出率
また、下記は2000~2022年までのアルゼンチンの結核症例検出率の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能
年 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
結核症例検出率(%) | 87.00 | 87.00 | 87.00 | 87.00 | 87.00 | 87.00 | 87.00 | 87.00 | 87.00 | 87.00 | 87.00 | 87.00 | 87.00 | 87.00 | 87.00 | 87.00 | 87.00 | 87.00 | 87.00 | 87.00 | 73.00 | 90.00 | 93.00 |
前回比(差引値) | - | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | -14 | 17 | 3 |
前回比(%) | - | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 83.91 | 123.29 | 103.33 |
上記のアルゼンチンの結核症例検出率の推移グラフを見てみると、最新である2022年の結核症例検出率が最も高いことが分かります。
また、前回の2021年よりも3%多くなっており、結核症例検出率は上昇傾向にあると言えます。
特に、最も低い2020年の「73%」と現在の結核症例検出率「93%」を比べると、1.27倍もの差があり、結核症例検出率がいかに上昇したかが見えてきます。
また、結核症例検出率ではなく結核治療成功率であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→ アルゼンチンの結核治療成功率
アルゼンチンの結核症例検出率は、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか?
まずは、アルゼンチンと人口数が世界で最も近いウガンダとアルジェリアの結核症例検出率を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 結核症例検出率 |
---|---|---|
ウガンダ | 47,249,585人 | 100% |
アルゼンチン | 46,234,830人 | 93% |
アルジェリア | 44,903,225人 | 82% |
上記の結核症例検出率の比較表をみてみると、
という結果となっています。
続いて、アルゼンチンの結核症例検出率を、アメリカと中国と日本と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 結核症例検出率 |
---|---|---|
中国 | 1,412,175,000人 | 67% |
アメリカ | 333,287,557人 | 87% |
日本 | 125,124,989人 | 87% |
アルゼンチン | 46,234,830人 | 93% |
上記のグラフより、アルゼンチンの結核症例検出率が最も高いということが分かります。
特に、中国と比較すると1.4倍も結核症例検出率が多く、日本と比べると1.1倍、アメリカと比べると1.1倍の差があることが分かります。
アルゼンチンのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の結核症例検出率ランキングでアルゼンチンは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、アルゼンチンの結核症例検出率を世界で見たときに何番目に高いのかを世界結核症例検出率ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | 結核症例検出率 (%) |
---|---|---|
4 | ウガンダ | 100 |
8 | キューバ | 97 |
9 | オーストリア | 94 |
9 | 大韓民国 | 94 |
11 | アルゼンチン | 93 |
11 | フィジー | 93 |
11 | ジャマイカ | 93 |
14 | モザンビーク | 92 |
14 | イギリス | 92 |
14 | ザンビア | 92 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界の結核症例検出率が高いランキング表では、統計が取れる198カ国の中で、アルゼンチンは11位と、上位20カ国にランクインしており、世界の中でも結核症例検出率が高い国ということが分かります。
以下は結核症例検出率の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界の結核症例検出率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の結核症例検出率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界結核症例検出率ランキングの平均値、中央値とアルゼンチンの比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 結核症例検出率 |
---|---|
アルゼンチン | 93% |
平均値 | 76% |
中央値 | 80% |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、アルゼンチンの結核症例検出率は平均より1.22倍高いという結果が見えてきます。
また、中央値の80と比較してみると、アルゼンチンの結核症例検出率「93%」は中央値より結核症例検出率が少し高い(1.16倍)ということが分かります。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | アルゼンチンの結核症例検出率データ |
単位 | (%) |
期間 | 2000~2022年 |
更新日時 | 2023-12-20T03:06:54+0900 |
確認日時 | 2024-04-20T03:04:45+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時 |
ライセンス | CC BY 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - World Health Organization, Global Tuberculosis Report. |
その他にも、グラフで見るアルゼンチンの統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
また、アルゼンチンの統計情報は、こちらのページで274種類以上の全一覧が見られます。
→ アルゼンチンの統計情報TOPページ
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