パプアニューギニアの低体重児の有病率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。
パプアニューギニアの低体重児の有病率は、27.8%です。(2010年調査)
国名 | 低体重児の有病率 |
---|---|
パプアニューギニア | 27.8% |
※Source:worldbank.org 詳細
2010年のworldbank.org調査が最新のデータ
(2024年3月26日確認)
2024年の統計データは発表され次第即時反映
では、現在のパプアニューギニアの低体重児の有病率の「27.8%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか?
パプアニューギニアの低体重児の有病率の1983~2010年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、1983~2010年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上のパプアニューギニアの統計と低体重児の有病率とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、パプアニューギニアの低体重児の有病率の世界順位の変遷です。
過去の1983年から2010年までのパプアニューギニアの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
パプアニューギニアは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
パプアニューギニアの低体重児の有病率が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載したパプアニューギニアの低体重児の有病率グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※パプアニューギニアの低体重児の有病率の推移(1983~2010年)データの無料ダウンロードはこちらから↓
(EXCELでも開けます)
※【データ内容】
1行目:年代,2行目:低体重児の有病率
また、下記は1983~2010年までのパプアニューギニアの低体重児の有病率の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能
年 | 1983 | 2005 | 2010 |
---|---|---|---|
低体重児の有病率(%) | 22.80 | 18.10 | 27.80 |
前回比(差引値) | - | -4.7 | 9.7 |
前回比(%) | - | 79.39 | 153.59 |
上記のパプアニューギニアの低体重児の有病率の推移グラフを見てみると、最新である2010年の低体重児の有病率が最も高いことが分かります。
また、前回の2005年よりも9.7%多くなっており、低体重児の有病率は上昇傾向にあると言えます。
特に、最も低い2005年の「18.1%」と現在の低体重児の有病率「27.8%」を比べると、1.54倍もの差があり、低体重児の有病率がいかに上昇したかが見えてきます。
また、低体重児の有病率ではなく外科的手術における高額医療費が発生するリスクであれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→ パプアニューギニアの外科的手術における高額医療費が発生するリスク
パプアニューギニアの低体重児の有病率は、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか?
まずは、パプアニューギニアと人口数が世界で最も近い南スーダンとトーゴの低体重児の有病率を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 低体重児の有病率 |
---|---|---|
南スーダン | 10,913,164人 | 27.7% |
パプアニューギニア | 10,142,619人 | 27.8% |
トーゴ | 8,848,699人 | 16.6% |
上記の低体重児の有病率の比較表をみてみると、
という結果となっています。
特に、パプアニューギニアとトーゴは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、低体重児の有病率には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。
続いて、パプアニューギニアの低体重児の有病率を、中国と日本と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 低体重児の有病率 |
---|---|---|
中国 | 1,412,175,000人 | 3.4% |
日本 | 125,124,989人 | 3.4% |
パプアニューギニア | 10,142,619人 | 27.8% |
パプアニューギニアのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の低体重児の有病率ランキングでパプアニューギニアは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、パプアニューギニアの低体重児の有病率を世界で見たときに何番目に高いのかを世界低体重児の有病率ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | 低体重児の有病率 (%) |
---|---|---|
2 | チャド | 30.3 |
3 | スーダン | 29.8 |
4 | ブルンジ | 29.1 |
5 | カンボジア | 28.9 |
6 | パプアニューギニア | 27.8 |
7 | 南スーダン | 27.7 |
8 | ブルキナファソ | 26.2 |
9 | コンゴ民主共和国 | 24.2 |
10 | 中央アフリカ共和国 | 23.5 |
11 | シエラレオネ | 21.7 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界の低体重児の有病率が高いランキング表では、統計が取れる38カ国の中で、パプアニューギニアは6位と、上位10カ国にランクインしており、世界の中でも低体重児の有病率がとても高い国ということが分かります。
以下は低体重児の有病率の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界の低体重児の有病率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の低体重児の有病率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界低体重児の有病率ランキングの平均値、中央値とパプアニューギニアの比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 低体重児の有病率 |
---|---|
パプアニューギニア | 27.8% |
平均値 | 15% |
中央値 | 12% |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、パプアニューギニアの低体重児の有病率は平均より1.91倍高いという結果が見えてきます。
また、中央値の12と比較してみると、パプアニューギニアの低体重児の有病率「27.8%」は中央値よりも2.28倍も低体重児の有病率が高いということも見えてきます。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | パプアニューギニアの低体重児の有病率データ |
単位 | (%) |
期間 | 1983~2010年 |
更新日時 | 2023-07-02T03:06:27+0900 |
確認日時 | 2024-03-26T03:04:37+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時 |
ライセンス | CC BY 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - UNICEF, WHO, World Bank: Joint child malnutrition estimates ( JME ). Aggregation is based on UNICEF, WHO, and the World Bank harmonized dataset ( adjusted, comparable data ) and methodology. |
その他にも、グラフで見るパプアニューギニアの統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
また、パプアニューギニアの統計情報は、こちらのページで234種類以上の全一覧が見られます。
→ パプアニューギニアの統計情報TOPページ
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