カメルーンの結核症例検出率(推移と比較グラフ)

カメルーンの結核症例検出率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

結核症例検出率とは？

結核症例検出率（全形態）は、ある年にWHOに通知された新規および再発結核症例数を、同年の結核症例数のWHOの推定値で割ったものであり、百分率で表されています。すべての年の推計値は、新しい情報が入手できるようになったり、技術が洗練されたりすると再計算されるため、以前に発表されたものとは異なる場合があります。

2024年に分かる最新のカメルーンの結核症例検出率

カメルーンの最新の結核症例検出率は、56%です。

カメルーンの最新(2022年)の結核症例検出率

国名	結核症例検出率
カメルーン	56%

カメルーンの結核症例検出率推移グラフ(2000年～現在)

では、現在のカメルーンの結核症例検出率の「56%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

カメルーンの結核症例検出率の2000～2022年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2000～2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のカメルーンの統計と結核症例検出率とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

カメルーンの結核症例検出率の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、カメルーンの結核症例検出率の世界順位の変遷です。

過去の2000年から2022年までのカメルーンの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
カメルーンは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

カメルーンの結核症例検出率が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したカメルーンの結核症例検出率グラフの全体図です。

また、下記は2000～2022年までのカメルーンの結核症例検出率の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見るカメルーンの結核症例検出率の推移(2000～2022年) →横スクロールできます。

年	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021	2022
結核症例検出率(%)	11.00	22.00	21.00	30.00	32.00	39.00	43.00	44.00	45.00	46.00	45.00	47.00	48.00	50.00	52.00	53.00	53.00	51.00	50.00	53.00	49.00	50.00	56.00
前回比(差引値)	-	11	-1	9	2	7	4	1	1	1	-1	2	1	2	2	1	0	-2	-1	3	-4	1	6
前回比(%)	-	200	95.45	142.86	106.67	121.88	110.26	102.33	102.27	102.22	97.83	104.44	102.13	104.17	104	101.92	100	96.23	98.04	106	92.45	102.04	112

上記のカメルーンの結核症例検出率の推移グラフを見てみると、最新である2022年の結核症例検出率が最も高いことが分かります。

また、前回の2021年よりも6%多くなっており、結核症例検出率は上昇傾向にあると言えます。

特に、最も低い2000年の「11%」と現在の結核症例検出率「56%」を比べると、5.09倍もの差があり、結核症例検出率がいかに上昇したかが見えてきます。

また、結核症例検出率ではなく結核治療成功率であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　カメルーンの結核治療成功率

カメルーンの結核症例検出率は低い？高い？日本と比較

カメルーンの結核症例検出率は、どれくらい低い、あるいは高いのでしょうか？

カメルーンとコートジボワールとニジェールの結核症例検出率を比較

まずは、カメルーンと人口数が世界で最も近いコートジボワールとニジェールの結核症例検出率を比較してみます。

カメルーンと人口数の近いコートジボワールとニジェールの結核症例検出率を比較した一覧表

国名	総人口	結核症例検出率
コートジボワール	28,160,542人	63%
カメルーン	27,914,536人	56%
ニジェール	26,207,977人	71%

上記の結核症例検出率の比較表をみてみると、

• コートジボワールは、カメルーンよりも結核症例検出率の数値が約7程しか変わらず、結核症例検出率と人口もよく似ている
• ニジェールは、カメルーンよりも結核症例検出率の数値が約15多く、1.27倍高い

という結果となっています。

カメルーンと日本の結核症例検出率を比較

続いて、カメルーンの結核症例検出率を、アメリカと中国と日本と比較してみます。

カメルーンの結核症例検出率をアメリカと中国と日本と比較した一覧表

国名	総人口	結核症例検出率
中国	1,412,175,000人	67%
アメリカ	333,287,557人	87%
日本	125,124,989人	87%
カメルーン	27,914,536人	56%

上記のグラフより、カメルーンの結核症例検出率はアメリカ・日本・中国よりも低いということが分かります。

特に、アメリカと比較すると1.6倍も結核症例検出率が少なく日本と比べても1.6倍、中国と比べても1.2倍もの差があることが分かります。

カメルーンをもっと他国と比較する

カメルーンのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の結核症例検出率ランキングでカメルーンは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

カメルーンは世界の結核症例検出率ランキング(高い順)で172位

まずは、カメルーンの結核症例検出率を世界で見たときに何番目に高いのかを世界結核症例検出率ランキング表を用いて、みていきます。

世界の結核症例検出率ランキング表：カメルーンは172位

順位	国名	結核症例検出率 (%)
167	フィリピン	59
167	ベトナム	59
171	アゼルバイジャン	57
172	アンゴラ	56
172	カメルーン	56
174	ボスニア・ヘルツェゴビナ	55
174	ペルー	55
174	タジキスタン	55
174	ジンバブエ	55
178	ヨルダン	54

→ 世界の結核症例検出率ランキングをもっと見る

こちらの世界の結核症例検出率が高いランキング表では、統計が取れる198カ国の中で、カメルーンは172位と、下位30カ国以内に入っており、世界の中でも結核症例検出率が低い国ということが分かります。

以下は結核症例検出率の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

結核症例検出率の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の結核症例検出率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の結核症例検出率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値とカメルーンの結核症例検出率を比べる

また、この世界結核症例検出率ランキングの平均値、中央値とカメルーンの比較グラフは以下となっています。

カメルーンの結核症例検出率を世界の中央値(80)と平均値(76)と比較した一覧表

国名	結核症例検出率
カメルーン	56%
平均値	76%
中央値	80%

こちらの表より、カメルーンの結核症例検出率は平均より20%低いという結果が見えてきます。

また、中央値の80と比較してみると、カメルーンの結核症例検出率は中央値より3割低いということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	カメルーンの結核症例検出率データ
単位	(%)
期間	2000～2022年
更新日時	2023-12-20T03:06:54+0900
確認日時	2024-04-20T03:04:45+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - World Health Organization, Global Tuberculosis Report.

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また、カメルーンの統計情報は、こちらのページで258種類以上の全一覧が見られます。
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