
フィリピンの失業率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。
フィリピンの最新の失業率は、2.24%です。
国名 | 失業率 |
---|---|
フィリピン | 2.24% |
※Source:worldbank.org 詳細
2022年のworldbank.org調査が最新のデータ
(2023年11月26日確認)
2023年の統計データは発表され次第即時反映
では、現在のフィリピンの失業率の「2.24%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか?
フィリピンの失業率の1991~2022年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、1991~2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上のフィリピンの統計と失業率とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、フィリピンの失業率の世界順位の変遷です。
過去の1991年から2022年までのフィリピンの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
フィリピンは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
フィリピンの失業率が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載したフィリピンの失業率グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※フィリピンの失業率の推移(1991~2022年)データの無料ダウンロードはこちらから↓
(EXCELでも開けます)
※【データ内容】
1行目:年代,2行目:失業率
また、下記は1991~2022年までのフィリピンの失業率の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能
年 | 1991 | 1992 | 1993 | 1994 | 1995 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
失業率(%) | 3.53 | 3.57 | 3.65 | 3.67 | 3.67 | 3.69 | 3.68 | 3.67 | 3.71 | 3.70 | 3.70 | 3.63 | 3.53 | 3.55 | 3.80 | 4.05 | 3.43 | 3.72 | 3.86 | 3.61 | 3.59 | 3.50 | 3.50 | 3.60 | 3.07 | 2.71 | 2.55 | 2.34 | 2.24 | 2.52 | 2.63 | 2.24 |
前回比(差引値) | - | 0.04 | 0.08 | 0.02 | 0 | 0.01 | -0.01 | -0 | 0.04 | -0.01 | -0 | -0.07 | -0.11 | 0.03 | 0.24 | 0.26 | -0.62 | 0.29 | 0.14 | -0.25 | -0.01 | -0.09 | -0.01 | 0.1 | -0.53 | -0.36 | -0.16 | -0.21 | -0.1 | 0.28 | 0.11 | -0.39 |
前回比(%) | - | 101.16 | 102.24 | 100.44 | 100.11 | 100.35 | 99.73 | 99.92 | 101.12 | 99.6 | 99.95 | 98.22 | 97.11 | 100.74 | 106.81 | 106.77 | 84.75 | 108.33 | 103.71 | 93.44 | 99.64 | 97.55 | 99.8 | 102.95 | 85.22 | 88.27 | 94.24 | 91.61 | 95.81 | 112.5 | 104.44 | 85.03 |
上記のフィリピンの失業率の推移グラフを見てみると、最新である2022年の失業率が最も低いことが分かります。
また、前回の2021年よりも0.394%少なくなっており、失業率は下がりつつあると言えます。
特に、最も失業率が多かった2006年と現在の失業率を比べると、1.58倍もの差があり、失業率がいかに減少したかが見えてきます。
また、失業率ではなく男性の失業率であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→ フィリピンの男性の失業率
フィリピンの失業率は、どれくらい低い、あるいは高いのでしょうか?
まずは、フィリピンと人口数が世界で最も近いエチオピアとエジプトの失業率を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 失業率 |
---|---|---|
エチオピア | 123,379,924人 | 4.02% |
フィリピン | 115,559,009人 | 2.24% |
エジプト | 110,990,103人 | 6.96% |
上記の失業率の比較表をみてみると、
という結果となっています。
特に、エジプトとフィリピンは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、失業率には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。
続いて、フィリピンの失業率を、アメリカと中国と日本と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 失業率 |
---|---|---|
中国 | 1,412,175,000人 | 4.89% |
アメリカ | 333,287,557人 | 3.61% |
日本 | 125,124,989人 | 2.64% |
フィリピン | 115,559,009人 | 2.24% |
上記のグラフより、フィリピンの失業率は中国・アメリカ・日本よりも低いということが分かります。
特に、中国と比較すると2.2倍も失業率が少なくアメリカと比べても1.6倍、日本と比べても1.2倍もの差があることが分かります。
フィリピンのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の失業率ランキングでフィリピンは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、フィリピンの失業率を世界で見たときに何番目に高いのかを世界失業率ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | 失業率 (%) |
---|---|---|
165 | ![]() ![]() | 2.48 |
166 | ![]() ![]() | 2.37 |
167 | ![]() ![]() | 2.33 |
168 | ![]() ![]() | 2.28 |
169 | ![]() ![]() | 2.24 |
170 | ![]() ![]() | 2.14 |
171 | ![]() ![]() | 2.09 |
172 | ![]() ![]() | 1.92 |
173 | ![]() ![]() | 1.65 |
174 | ![]() ![]() | 1.54 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界の失業率が高いランキング表では、統計が取れる182カ国の中で、フィリピンは169位と、下位20カ国以内に入っており、世界の中でも失業率がとても低い国ということが分かります。
以下は失業率の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界の失業率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の失業率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界失業率ランキングの平均値、中央値とフィリピンの比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 失業率 |
---|---|
フィリピン | 2.24% |
平均値 | 7% |
中央値 | 6% |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、フィリピンの失業率は平均より5%低いという結果が見えてきます。
また、中央値の6と比較してみると、フィリピンの失業率は中央値より半分以上低いということが分かります。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | フィリピンの失業率データ |
単位 | (%) |
期間 | 1991~2022年 |
更新日時 | 2023-09-20T03:10:44+0900 |
確認日時 | 2023-11-26T03:09:17+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時 |
ライセンス | CC BY 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - International Labour Organization, ILOSTAT database. Data retrieved in June 21, 2020. |
その他にも、グラフで見るフィリピンの統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
また、フィリピンの統計情報は、こちらのページで276種類以上の全一覧が見られます。
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