
日本の失業率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。
日本の最新の失業率は、2.64%です。
国名 | 失業率 |
---|---|
日本 | 2.64% |
※Source:worldbank.org 詳細
2022年のworldbank.org調査が最新のデータ
(2023年12月2日確認)
2023年の統計データは発表され次第即時反映
では、現在の日本の失業率の「2.64%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか?
日本の失業率の1991~2022年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、1991~2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上の日本の統計と失業率とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、日本の失業率の世界順位の変遷です。
過去の1991年から2022年までの日本の世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
日本は赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
日本の失業率が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載した日本の失業率グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※日本の失業率の推移(1991~2022年)データの無料ダウンロードはこちらから↓
(EXCELでも開けます)
※【データ内容】
1行目:年代,2行目:失業率
また、下記は1991~2022年までの日本の失業率の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能
年 | 1991 | 1992 | 1993 | 1994 | 1995 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
失業率(%) | 2.10 | 2.20 | 2.50 | 2.90 | 3.20 | 3.40 | 3.40 | 4.10 | 4.70 | 4.70 | 5.00 | 5.40 | 5.30 | 4.70 | 4.40 | 4.10 | 3.90 | 4.00 | 5.10 | 5.10 | 4.52 | 4.30 | 4.00 | 3.60 | 3.40 | 3.10 | 2.80 | 2.40 | 2.40 | 2.80 | 2.80 | 2.64 |
前回比(差引値) | - | 0.1 | 0.3 | 0.4 | 0.3 | 0.2 | 0 | 0.7 | 0.6 | 0 | 0.3 | 0.4 | -0.1 | -0.6 | -0.3 | -0.3 | -0.2 | 0.1 | 1.1 | 0 | -0.58 | -0.22 | -0.3 | -0.4 | -0.2 | -0.3 | -0.3 | -0.4 | 0 | 0.4 | 0 | -0.16 |
前回比(%) | - | 104.76 | 113.64 | 116 | 110.34 | 106.25 | 100 | 120.59 | 114.63 | 100 | 106.38 | 108 | 98.15 | 88.68 | 93.62 | 93.18 | 95.12 | 102.56 | 127.5 | 100 | 88.65 | 95.11 | 93.02 | 90 | 94.44 | 91.18 | 90.32 | 85.71 | 100 | 116.67 | 100 | 94.32 |
上記の日本の失業率の推移グラフを見てみると、2002年の失業率が最も多く、統計で分かる最新の2022年はそれよりも低いことが見えてきます。
さらに、前回の2021年の数値「2.8%」よりも少なくなっているため、今後はさらに失業率が少なくなる可能性があります。
また、失業率ではなく男性の失業率であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→ 日本の男性の失業率
日本の失業率は、どれくらい低い、あるいは高いのでしょうか?
まずは、日本と人口数が世界で最も近いメキシコとエチオピアの失業率を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 失業率 |
---|---|---|
メキシコ | 127,504,125人 | 3.31% |
日本 | 125,124,989人 | 2.64% |
エチオピア | 123,379,924人 | 4.02% |
上記の失業率の比較表をみてみると、
という結果となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 失業率 |
---|---|---|
中国 | 1,412,175,000人 | 4.89% |
アメリカ | 333,287,557人 | 3.61% |
日本 | 125,124,989人 | 2.64% |
上記のグラフより、アメリカ・中国・日本の中では、日本は3番目であり、特に、中国と比較すると1.9倍も中国の失業率が多く、大きな違いが見えてきます。
日本のデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の失業率ランキングで日本は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、日本の失業率を世界で見たときに何番目に高いのかを世界失業率ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | 失業率 (%) |
---|---|---|
154 | ![]() ![]() | 2.76 |
156 | ![]() ![]() | 2.76 |
157 | ![]() ![]() | 2.75 |
158 | ![]() ![]() | 2.75 |
159 | ![]() ![]() | 2.64 |
160 | ![]() ![]() | 2.64 |
161 | ![]() ![]() | 2.63 |
162 | ![]() ![]() | 2.63 |
163 | ![]() ![]() | 2.6 |
164 | ![]() ![]() | 2.57 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界の失業率が高いランキング表では、統計が取れる182カ国の中で、日本は159位と、下位30カ国以内に入っており、世界の中でも失業率が低い国ということが分かります。
以下は失業率の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界の失業率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の失業率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界失業率ランキングの平均値、中央値と日本の比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 失業率 |
---|---|
日本 | 2.64% |
平均値 | 7% |
中央値 | 6% |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、日本の失業率は平均より5%低いという結果が見えてきます。
また、中央値の6と比較してみると、日本の失業率は中央値の半分程しかなく、かなり低いということが分かります。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | 日本の失業率データ |
単位 | (%) |
期間 | 1991~2022年 |
更新日時 | 2023-09-20T03:10:44+0900 |
確認日時 | 2023-12-02T03:09:22+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時 |
ライセンス | CC BY 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - International Labour Organization, ILOSTAT database. Data retrieved in June 21, 2020. |
その他にも、グラフで見る日本の統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
また、日本の統計情報は、こちらのページで277種類以上の全一覧が見られます。
→ 日本の統計情報TOPページ
統計「日本の失業率(推移と比較グラフ)」について、あなたの考察やコメントを残そう!
"上記のグラフより、アメリカ・中国・日本の中では、日本は3番目に失業率が高いということが分かります。特に、アメリカと比較すると2.8倍も失業率が多く、失業率の違いが見えてきます。"
なにこれ。定型文なの?日本の方が失業率が低いのに、こんな誤認させるような書き方をすべきではない。
上記のご指摘につきまして、お忙しい中コメントをありがとうございました。
仰るとおり、非常に分かりにくく、誤認につながる表現であったため、変更させて頂きました。
この度はご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした。
他の記事にも適用されていた文言であったため、そちらも順次変更させて頂きます。
また、ご指摘を頂いたことにより、他に閲覧しているユーザー様への誤認も減らすことができました。この度はコメントありがとうございます。もしまた分かりにくい部分がありましたら、何なりとコメント頂ければ幸いです。
以上、今後とも当サイトを何卒宜しくお願い致します。