グラフで見るセントビンセント・グレナディーンの人口ピラミッド(全年齢・男女別・過去との比較・少子化と高齢社会の考察)

セントビンセント・グレナディーンの年齢別・男女別の人口ピラミッドについて、グラフや表を用いて分かりやすくお伝えしていきます。

2023年最新のセントビンセント・グレナディーンの人口ピラミッドグラフ

まずは、2023年の現在分かる最新の年代別・男女別の人口ピラミッドについて、グラフと表を用いて説明いたします。

一覧表で見るセントビンセント・グレナディーンの人口ピラミッド

また、下記は人口ピラミッドのグラフを、分かりやすく一覧表にしたものです。

セントビンセント・グレナディーンの年代別・男女別の人口ピラミッド一覧表(年最新版)

年代別	男性	女性	総人口
100～	2	3	5
95～99	15	26	41
90～94	86	129	215
85～89	422	485	907
80～84	699	805	1,504
75～79	902	881	1,783
70～74	1,296	1,301	2,597
65～69	1,868	1,854	3,722
60～64	2,641	2,419	5,060
55～59	3,477	3,214	6,691
50～54	3,533	3,332	6,865
45～49	3,602	3,325	6,927
40～44	3,782	3,678	7,460
35～39	3,807	3,966	7,773
30～34	4,012	3,939	7,951
25～29	4,120	4,009	8,129
20～24	4,683	4,512	9,195
15～19	4,770	4,455	9,225
10～14	4,307	4,168	8,475
5～9	4,118	4,128	8,246
0～4	3,955	3,867	7,822

セントビンセント・グレナディーンの人口ピラミッドグラフから分かること

上記のセントビンセント・グレナディーンの人口ピラミッドグラフと表を見てみると、

• 男性の最も人口が多い年代グループは、15～19歳
• 女性の最も人口が多い年代グループは、20～24歳

であり、最も人口が多いグループに男女の差があることが分かります。

また、男女混合の総人口だと、セントビンセント・グレナディーンでは15～19歳の年代グループが最も多いということも見えてきます。

※一覧表では、赤枠で囲ってある行が最も人口が多いグループです。

セントビンセント・グレナディーンは高齢化社会なの？

セントビンセント・グレナディーンが高齢化社会なのかどうかは、実は人口ピラミッドから簡単に算出できます。

人口ピラミッドからセントビンセント・グレナディーンの高齢者人口の割合を計算

セントビンセント・グレナディーンが高齢化社会なのかどうかを知るには、まずは人口を年齢で3つに分類します。

• 年少人口：0～14歳
• 生産年齢人口：15～64歳
• 高齢者人口：65歳以上

この３つの分類に、セントビンセント・グレナディーンの人口ピラミッドを当てはめると、以下の表が完成します。

セントビンセント・グレナディーンの高齢者人口の割合表(年最新版)

年代分類	人口	割合
年少人口	24,543人	22.2%
生産年齢人口	75,276人	68.1%
高齢者人口	10,774人	9.7%

※各割合は、セントビンセント・グレナディーンの総人口：110593人で割り算後、%表示のため100を掛け算した数値

セントビンセント・グレナディーンは高齢化社会である

そして、この高齢者人口の割合表を見てみると、高齢者人口の割合が9.7%となっており、国連が定義する7%を超えるためセントビンセント・グレナディーンは高齢化社会であると判断することができます。

国連が定める高齢化率の一覧表は以下です。

国連が定める高齢化率の一覧表

名称	高齢者割合
高齢化社会	7%以上14%未満
高齢社会	14%以上21%未満
超高齢社会	21%以上

※赤枠はセントビンセント・グレナディーンの高齢者割合率が当てはまる行です。

全年齢(1歳毎)で細かく見るセントビンセント・グレナディーンの人口ピラミッド

続いて、先程は年代別でグラフを見ていましたが、今度はさらに細かく全年齢(1歳毎)でのセントビンセント・グレナディーンの人口ピラミッドを見ていきます。

セントビンセント・グレナディーンの全年齢(1歳毎)の人口ピラミッドグラフ

恐らく、全年齢(0～100歳オーバー)の1歳毎の人口ピラミッドグラフは他にはあまりないものと思いますので、是非、統計・考察の参考にして頂ければ幸いです。

一覧表で見るセントビンセント・グレナディーンの全年齢(1歳毎)の人口ピラミッド

また、下記は全年齢(1歳毎)での人口ピラミッドグラフを、分かりやすく一覧表にしたものです。

セントビンセント・グレナディーンの全年齢(1歳毎)の人口ピラミッド一覧表(年最新版)

年齢	男性	女性	総人口
100~	2	3	5
99	1	2	3
98	2	3	5
97	3	5	8
96	4	7	11
95	5	9	14
94	7	12	19
93	11	17	28
92	16	25	41
91	22	33	55
90	30	42	72
89	48	60	108
88	69	81	150
87	88	99	187
86	103	116	219
85	114	129	243
84	122	140	262
83	131	152	283
82	141	165	306
81	149	173	322
80	156	175	331
79	163	173	336
78	170	172	342
77	178	170	348
76	188	175	363
75	203	191	394
74	220	214	434
73	239	237	476
72	258	261	519
71	279	284	563
70	300	305	605
69	323	326	649
68	347	347	694
67	371	371	742
66	398	394	792
65	429	416	845
64	463	438	901
63	495	459	954
62	526	479	1,005
61	560	504	1,064
60	597	539	1,136
59	634	579	1,213
58	671	616	1,287
57	707	654	1,361
56	731	680	1,411
55	734	685	1,419
54	724	678	1,402
53	714	672	1,386
52	702	665	1,367
51	695	659	1,354
50	698	658	1,356
49	708	660	1,368
48	714	661	1,375
47	720	660	1,380
46	726	665	1,391
45	734	679	1,413
44	742	699	1,441
43	750	718	1,468
42	759	738	1,497
41	765	755	1,520
40	766	768	1,534
39	763	777	1,540
38	760	787	1,547
37	758	797	1,555
36	759	803	1,562
35	767	802	1,569
34	779	796	1,575
33	792	791	1,583
32	806	785	1,591
31	816	783	1,599
30	819	784	1,603
29	817	789	1,606
28	817	793	1,610
27	815	795	1,610
26	823	805	1,628
25	848	827	1,675
24	883	856	1,739
23	914	884	1,798
22	946	913	1,859
21	967	930	1,897
20	973	929	1,902
19	968	916	1,884
18	964	904	1,868
17	959	891	1,850
16	949	878	1,827
15	930	866	1,796
14	906	855	1,761
13	882	843	1,725
12	856	830	1,686
11	836	821	1,657
10	827	819	1,646
9	826	823	1,649
8	824	825	1,649
7	822	826	1,648
6	822	827	1,649
5	824	827	1,651
4	826	825	1,651
3	804	799	1,603
2	792	778	1,570
1	776	750	1,526
0	757	715	1,472

セントビンセント・グレナディーンの全年齢(1歳毎)では何歳が最も人口が多い？

全年齢において、セントビンセント・グレナディーンの人口ピラミッドでは何歳が最も人口が多いのでしょうか？

グラフ・表から読み取ると、

• 男性の最も人口が多い年齢は、20歳
  (973人)
• 女性の最も人口が多い年齢は、21歳
  (930人)

であり、最も人口が多いグ年齢に男女の差があることが分かります。

また、男女混合の総人口だと、セントビンセント・グレナディーンでは20歳が最も多いということも見えてきます。

人口ピラミッドからセントビンセント・グレナディーンの出生率が簡単に分かる

実は、これらの人口ピラミッドの数値データより、セントビンセント・グレナディーンの出生率も簡単に計算できます。

セントビンセント・グレナディーンの出生率はいくつ？

出生率の計算は簡単で、

出生数 ÷ 全人口 = 全人口の出生率

と簡単な割り算で算出することができます。

ここまでに提示したセントビンセント・グレナディーンの人口ピラミッドデータより出生率を計算すると、

1472 ÷ 110593 = 0.01331

となり、さらに一般的に示される人口1,000人当たりのパーセンテージ(パーミル:1000分の1)に変換すると

13.31‰がセントビンセント・グレナディーンの出生率ということが読み取れます。

また、出生率については、こちらのページでも特集していますので参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見るセントビンセント・グレナディーン人の出生率の推移と比較

ここからは、セントビンセント・グレナディーンの人口ピラミッドを過去と比較してみます。

1950年と比べるセントビンセント・グレナディーンの人口ピラミッド

セントビンセント・グレナディーンの人口ピラミッドは、1950年と比べると、一体どのように変化しているのでしょうか？以下、グラフで見てみます。

※2019年のラベルをクリックすると最新のグラフと比較できます。

1950年のセントビンセント・グレナディーンは高齢化社会ではなかった

先程の1950年のセントビンセント・グレナディーンの人口ピラミッドグラフより、1950年の高齢者の人口割合を計算してみます。

セントビンセント・グレナディーンの高齢者人口の割合表(1950年)

年代分類	人口	割合
年少人口	33,064人	49.4%
生産年齢人口	31,345人	46.8%
高齢者人口	2,588人	3.9%

※年少人口:0-14歳、生産年齢人口:15-64歳、高齢者人口:65歳以上

こちらの表より、高齢者人口の割合が3.9%ということが分かり、国連が定義する7%を下回るため1950年のセントビンセント・グレナディーンは高齢社会ではなかったと判断することができます。

10年前からどう変化した？10年ごとのセントビンセント・グレナディーンの人口ピラミッド推移

さらに、セントビンセント・グレナディーンの人口ピラミッドを現在分かる最新の2019年と10年前の2009年、さらに10年ごとの人口データと比較し、どのように推移したのかをみていきます。

※各年のラベルをクリックするとグラフと比較できます。

過去と比べてセントビンセント・グレナディーンの高齢化社会は進んでいる？

つづいて、セントビンセント・グレナディーンは過去と比べて高齢化社会が進んでいるのかを、先程の人口ピラミッド推移グラフを元に、推移表にして考察していきます。

セントビンセント・グレナディーンの高齢者人口の割合の推移表(1959～2019年)

年	高齢者人口	その年の高齢者人口の割合
1959年	3,227人	4.1%
1969年	4,214人	4.7%
1979年	5,777人	5.8%
1989年	6,482人	6.1%
1999年	7,276人	6.8%
2009年	8,591人	7.9%
2019年	10,774人	9.7%

セントビンセント・グレナディーンは7連続で高齢化が進んでいる

上記の表を見ると一目瞭然なのですが、セントビンセント・グレナディーンは10年ごとの集計で7回連続で高齢者人口割合が上昇しています。

この結果より、ほぼ間違いなくセントビンセント・グレナディーンは高齢化が進んでいることが見えてきました。

特に、60年前の1959年と2019年の高齢者人口割合を比べると、2.37倍も高齢化が進んでいることが人口ピラミッド推移表より読み取ることができます。

セントビンセント・グレナディーンの少子化は進んでいる？人口ピラミッドから読み取る年少人口の推移表

つづいて、高齢化とは反対に、セントビンセント・グレナディーンの年少人口(0～14歳)の推移を、10年ごとの人口ピラミッドグラフから読み取り少子化が進んでいるかどうかを推移表を用いて見ていきます。

10年ごとのセントビンセント・グレナディーンの年少人口の割合の推移表(1959～2019年)

年	年少人口	その年の年少人口の割合
1959年	39,449人	49.5%
1969年	44,665人	49.9%
1979年	44,279人	44.4%
1989年	40,889人	38.2%
1999年	34,492人	32%
2009年	28,674人	26.5%
2019年	24,543人	22.2%

2019年のセントビンセント・グレナディーンの年少人口は22.2%

上記の表を見ると、セントビンセント・グレナディーンは10年ごとの集計で年少人口の割合が2回増加していますが、ピーク時の49.9%と比べると最新の2019年は27.7ポイント減少していることが見えてきます。

2019年の年少人口も10年前より減少しているため、総じて、セントビンセント・グレナディーンの少子化は進んでいると言えます。

セントビンセント・グレナディーンの生産年齢人口の推移表

最後に、10年ごとの人口ピラミッドデータより、生産年齢人口(15～64歳)の推移表を作成しています。

セントビンセント・グレナディーンの生産年齢人口の割合の推移表(1959～2019年)

年	生産年齢人口	その年の生産年齢人口の割合
1959年	36,956人	46.4%
1969年	40,686人	45.4%
1979年	49,593人	49.8%
1989年	59,700人	55.8%
1999年	65,995人	61.2%
2009年	71,028人	65.6%
2019年	75,276人	68.1%

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	セントビンセント・グレナディーンの人口ピラミッドデータ
更新日時	2020-08-30T09:05:00+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	www.un.org - United Nations, Department of Economic and Social Affairs, Population Division (2019). World Population Prospects 2019, Online Edition. Rev. 1.

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また、セントビンセント・グレナディーンの統計情報は、こちらのページで203種類以上の全一覧が見られます。
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