グラフで見る長崎市の最終処分量は多い？少い？(推移グラフと比較)

長崎市(長崎県)の最終処分量をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

最終処分量とは？

[最終処分量],直接最終処分量，焼却残渣量及び処理残渣量の合計

長崎市の最終処分量はどのくらい？

長崎市(長崎県)の最終処分量は、20,558(ｔ)です。(2020年調査)

長崎市(長崎県)の最終処分量(2020年)

市区町村名	最終処分量
長崎市	20,558(ｔ)

長崎市の最終処分量推移グラフ(2000年～現在)

では、現在の長崎市(長崎県)の最終処分量の「20,558(ｔ)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

長崎市の最終処分量の2000～2020年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2000～2020年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※長崎市の人口データは、国勢調査・住民基本台帳人口（総数）を元に作成。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、上記の長崎市の最終処分量グラフの全体図です。

また、下記は2000～2020年までの長崎市の最終処分量の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る長崎市(長崎県)の最終処分量の推移(2000～2020年)

年	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020
最終処分量(ｔ)	50,200.00	44,537.00	41,105.00	39,394.00	34,953.00	35,579.00	40,184.00	34,099.00	31,524.00	30,397.00	30,076.00	30,373.00	29,809.00	29,392.00	30,275.00	28,929.00	25,711.00	23,137.00	22,961.00	22,484.00	20,558.00
前回比(差引値)	-	-5,663	-3,432	-1,711	-4,441	626	4,605	-6,085	-2,575	-1,127	-321	297	-564	-417	883	-1,346	-3,218	-2,574	-176	-477	-1,926
前回比(%)	-	88.72	92.29	95.84	88.73	101.79	112.94	84.86	92.45	96.42	98.94	100.99	98.14	98.6	103	95.55	88.88	89.99	99.24	97.92	91.43

上記の長崎市の最終処分量の推移グラフを見てみると、最新である2020年の最終処分量が最も少いことが分かります。

また、前回の2019年よりも1926(ｔ)少なくなっており、最終処分量は下がりつつあると言えます。

特に、最も最終処分量が多かった2000年と現在の最終処分量を比べると、2.44倍もの差があり、最終処分量がいかに減少したかが見えてきます。

また、最終処分量ではなくごみのリサイクル率であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る長崎市のごみのリサイクル率

長崎市の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る長崎市(長崎県)の人口推移

長崎市の最終処分量は少い？多い？人口が近い豊田市(愛知県)と柏市(千葉県)と比較

長崎市(長崎県)の最終処分量は、どれくらい多い、あるいは少いのでしょうか？

長崎市(長崎県)と豊田市(愛知県)と柏市(千葉県)の最終処分量を比較

まずは、長崎市と人口が日本全国で最も近い豊田市(愛知県)と柏市(千葉県)の最終処分量を比較してみます。

※高松市(香川県)と富山市(富山県)は、長崎市と3・4番目に人口が近い市区町村です。

長崎市(長崎県)と人口の近い豊田市(愛知県)と柏市(千葉県)の最終処分量を比較した一覧表

市区町村名	総人口	最終処分量
高松市(香川県)	424,414人	14,699(ｔ)
豊田市(愛知県)	419,249人	10,340(ｔ)
長崎市(長崎県)	406,116人	20,558(ｔ)
柏市(千葉県)	431,267人	11,703(ｔ)
富山市(富山県)	411,222人	14,351(ｔ)

上記の最終処分量の比較表をみてみると、

• 長崎市は、豊田市(愛知県)よりも最終処分量の数値が約10,218も多く、1.988倍も高い
• 長崎市は、柏市(千葉県)よりも最終処分量の数値が約8,855も多く、1.757倍も高い

という結果となっています。

特に、長崎市と豊田市(愛知県)は人口が日本全体の中でも1・2番目に近いが、最終処分量には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

長崎市をもっと他の市区町村と比較する

長崎市のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の市区町村を選択してみて下さいませ。

市区町村を選択する

※もし市区町村名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

続いて、長崎市の最終処分量が、長崎県内では何番目に多いのかを、ランキング表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

長崎市の最終処分量は、長崎県内では1位

下記は、長崎県内での最終処分量のランキング表です。（多い順）

長崎県内での最終処分量のランキング表：長崎市は1位

順位	市区町村名	最終処分量 (ｔ)
1	長崎市	20,558
2	佐世保市	4,679
3	大村市	3,948
4	南松浦郡新上五島町	2,620
5	五島市	1,728
6	諫早市	1,219
7	対馬市	1,175
8	島原市	446
9	平戸市	393
10	南島原市	317
11	松浦市	275
12	北松浦郡小値賀町	234
13	雲仙市	214
14	壱岐市	207
15	西彼杵郡長与町	190
16	西彼杵郡時津町	162
17	西海市	152
18	東彼杵郡川棚町	147
19	東彼杵郡波佐見町	139
20	東彼杵郡東彼杵町	74
21	北松浦郡佐々町	54

長崎県内でのシェア率(割合)

さらに、上記のランキング表を元に、長崎市の最終処分量が、長崎県内でどれだけのシェア率を占めているのか、割合を示したグラフを以下に作成しました。

長崎県内全体の最終処分量の合計は、38931(ｔ)です。※データが確認できる21自治体の合計となります。

そして、長崎市の最終処分量は20558(ｔ)ですので、長崎県内でのシェア率は52.806%となります。

長崎県内の最終処分量の平均値と中央値

また、長崎県内での最終処分量の平均値と、中央値についても調査し、長崎市と比較したグラフを以下に作成いたしました。

長崎市の最終処分量と長崎県内の中央値と平均値を比較した一覧表

名称	最終処分量
長崎市	20,558(ｔ)
平均値	1,854(ｔ)
中央値	234(ｔ)

こちらの比較表より、長崎市の最終処分量は、

• 長崎県平均値の11.0893倍(→多い)
• 長崎県中央値の87.855倍(→多い)

ということが見えてきます。

日本全国の最終処分量ランキングで長崎市は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

長崎市は日本全国の最終処分量ランキング(多い順)で24位

まずは、長崎市の最終処分量を日本全国(市区町村別)で見たときに何番目に多いのかを日本全国の最終処分量ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(市区町村別)の最終処分量ランキング表：長崎市は24位

順位	市区町村名	最終処分量 (ｔ)
20	金沢市	21,110
21	宇都宮市	21,074
22	相模原市	20,947
23	西宮市	20,945
24	長崎市	20,558
25	尼崎市	19,211
26	高崎市	17,475
27	千葉市	17,409
28	宮崎市	16,746
29	徳島市	16,478

→ 日本全国(市区町村別)の最終処分量ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の最終処分量が多いランキング表では、統計が取れる1717つの市区町村の中で、長崎市は24位と、日本全国(市区町村)の中でも最終処分量が比較的多い市区町村ということが分かります。

以下は最終処分量の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

最終処分量の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(市区町村別)の最終処分量が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(市区町村別)の最終処分量が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と長崎市の最終処分量を比べる

また、この日本全国(市区町村別)最終処分量ランキングの平均値、中央値と長崎市の比較グラフは以下となっています。

長崎市の最終処分量を日本全国(市区町村)の中央値(511)と平均値(1,974)と比較した一覧表

市区町村名	最終処分量
長崎市	20,558(ｔ)
平均値	1,974(ｔ)
中央値	511(ｔ)

こちらの表より、長崎市の最終処分量は平均より10.42倍多いという結果が見えてきます。

また、中央値の511と比較してみると、長崎市の最終処分量「20558(ｔ)」は中央値よりも40.23倍も最終処分量が多いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	長崎市(長崎県)の最終処分量データ
単位	(ｔ)
期間	2000～2020年
更新日時	2023-08-22T05:03:23+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

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地図で見る最終処分量の推移(市区町村別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

最終処分量にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの最終処分量の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る最終処分量の推移(市区町村別の日本全国階級区分図)

また、長崎市(長崎県)の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(市区町村別)が見られます。

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