グラフで見る伊予市の将来負担比率は高い？低い？(推移グラフと比較)

伊予市(愛媛県)の将来負担比率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

将来負担比率とは？

[将来負担比率],地方公共団体の借入金（地方債）など現在抱えている負債の大きさを，その地方公共団体の財政規模に対する割合で表したもの

伊予市の将来負担比率はどのくらい？

伊予市(愛媛県)の将来負担比率は、64.1%です。(2019年調査)

伊予市(愛媛県)の将来負担比率(2019年)

市区町村名	将来負担比率
伊予市	64.1%

伊予市の将来負担比率推移グラフ(2011年～現在)

では、現在の伊予市(愛媛県)の将来負担比率の「64.1%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

伊予市の将来負担比率の2011～2019年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2011～2019年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※伊予市の人口データは、国勢調査・住民基本台帳人口（総数）を元に作成。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、上記の伊予市の将来負担比率グラフの全体図です。

また、下記は2011～2019年までの伊予市の将来負担比率の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る伊予市(愛媛県)の将来負担比率の推移(2011～2019年)

年	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019
将来負担比率(%)	63.60	55.30	50.90	48.60	61.20	65.00	57.50	58.20	64.10
前回比(差引値)	-	-8.3	-4.4	-2.3	12.6	3.8	-7.5	0.7	5.9
前回比(%)	-	86.95	92.04	95.48	125.93	106.21	88.46	101.22	110.14

上記の伊予市の将来負担比率の推移グラフを見てみると、2016年の将来負担比率が最も多く、統計で分かる最新の2019年はそれよりも低いことが見えてきます。

ただし、前回の2018年の数値「58.2%」よりは高いため、今後も将来負担比率が再び上昇する可能性はあります。

また、将来負担比率ではなく実質公債費比率であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る伊予市の実質公債費比率

伊予市の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る伊予市(愛媛県)の人口推移

伊予市の将来負担比率は低い？高い？人口が近い糟屋郡宇美町(福岡県)と田村市(福島県)と比較

伊予市(愛媛県)の将来負担比率は、どれくらい低い、あるいは高いのでしょうか？

伊予市(愛媛県)と糟屋郡宇美町(福岡県)と田村市(福島県)の将来負担比率を比較

まずは、伊予市と人口が日本全国で最も近い糟屋郡宇美町(福岡県)と田村市(福島県)の将来負担比率を比較してみます。

※宇土市(熊本県)と五島市(長崎県)は、伊予市と3・4番目に人口が近い市区町村です。

伊予市(愛媛県)と人口の近い糟屋郡宇美町(福岡県)と田村市(福島県)の将来負担比率を比較した一覧表

市区町村名	総人口	将来負担比率
宇土市(熊本県)	36,584人	2.7%
糟屋郡宇美町(福岡県)	37,250人	0.9%
伊予市(愛媛県)	36,107人	64.1%
田村市(福島県)	34,947人	9.6%
五島市(長崎県)	35,577人	12.6%

上記の将来負担比率の比較表をみてみると、

• 伊予市は、糟屋郡宇美町(福岡県)よりも将来負担比率の数値が約63.20も多く、71.222倍も高い
• 伊予市は、田村市(福島県)よりも将来負担比率の数値が約54.50も多く、6.677倍も高い

という結果となっています。

特に、伊予市と糟屋郡宇美町(福岡県)は人口が日本全体の中でも1・2番目に近いが、将来負担比率には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

伊予市をもっと他の市区町村と比較する

伊予市のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の市区町村を選択してみて下さいませ。

市区町村を選択する

※もし市区町村名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

続いて、伊予市の将来負担比率が、愛媛県内では何番目に高いのかを、ランキング表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

伊予市の将来負担比率は、愛媛県内では7位

下記は、愛媛県内での将来負担比率のランキング表です。（高い順）

愛媛県内での将来負担比率のランキング表：伊予市は7位

順位	市区町村名	将来負担比率 (%)
1	伊予郡松前町	116.6
2	四国中央市	108
3	西条市	82.9
4	八幡浜市	77.8
5	西予市	72.4
6	東温市	71.9
7	伊予市	64.1
8	松山市	51.8
9	伊予郡砥部町	44.4
10	越智郡上島町	44.2
11	大洲市	42.9
12	新居浜市	14
13	北宇和郡松野町	11.1

愛媛県内の将来負担比率の平均値と中央値

また、愛媛県内での将来負担比率の平均値と、中央値についても調査し、伊予市と比較したグラフを以下に作成いたしました。

伊予市の将来負担比率と愛媛県内の中央値と平均値を比較した一覧表

名称	将来負担比率
伊予市	64.1%
平均値	61.7%
中央値	51.8%

こちらの比較表より、伊予市の将来負担比率は、

• 愛媛県平均値の1.0389倍(→高い)
• 愛媛県中央値の1.237倍(→高い)

ということが見えてきます。

日本全国の将来負担比率ランキングで伊予市は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

伊予市は日本全国の将来負担比率ランキング(高い順)で397位

まずは、伊予市の将来負担比率を日本全国(市区町村別)で見たときに何番目に高いのかを日本全国の将来負担比率ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(市区町村別)の将来負担比率ランキング表：伊予市は397位

順位	市区町村名	将来負担比率 (%)
392	西置賜郡白鷹町	64.5
395	人吉市	64.4
396	速見郡日出町	64.2
397	御殿場市	64.1
397	伊予市	64.1
397	苫小牧市	64.1
400	下伊那郡高森町	64
401	姶良市	63.7
401	笠岡市	63.7
401	大田原市	63.7

→ 日本全国(市区町村別)の将来負担比率ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の将来負担比率が高いランキング表では、統計が取れる1031つの市区町村の中で、伊予市は397位と、日本全国(市区町村)の中でも将来負担比率が比較的高い市区町村ということが分かります。

以下は将来負担比率の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

将来負担比率の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(市区町村別)の将来負担比率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(市区町村別)の将来負担比率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と伊予市の将来負担比率を比べる

また、この日本全国(市区町村別)将来負担比率ランキングの平均値、中央値と伊予市の比較グラフは以下となっています。

伊予市の将来負担比率を日本全国(市区町村)の中央値(51)と平均値(58)と比較した一覧表

市区町村名	将来負担比率
伊予市	64.1%
平均値	58%
中央値	51%

こちらの表より、伊予市の将来負担比率は平均と近い位置にあるという結果が見えてきます。

また、中央値の51と比較してみると、伊予市の将来負担比率「64.1%」は中央値より将来負担比率が少し高い(1.25倍)ということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	伊予市(愛媛県)の将来負担比率データ
単位	(%)
期間	2011～2019年
更新日時	2022-08-20T05:02:46+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

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地図で見る将来負担比率の推移(市区町村別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

将来負担比率にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの将来負担比率の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る将来負担比率の推移(市区町村別の日本全国階級区分図)

また、伊予市(愛媛県)の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(市区町村別)が見られます。

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