香港の結核症例検出率(推移と比較グラフ)

香港の結核症例検出率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

結核症例検出率とは？

結核症例検出率（全形態）は、ある年にWHOに通知された新規および再発結核症例数を、同年の結核症例数のWHOの推定値で割ったものであり、百分率で表されています。すべての年の推計値は、新しい情報が入手できるようになったり、技術が洗練されたりすると再計算されるため、以前に発表されたものとは異なる場合があります。

2024年に分かる最新の香港の結核症例検出率

香港の最新の結核症例検出率は、87%です。

香港の最新(2022年)の結核症例検出率

国名	結核症例検出率
香港	87%

香港の結核症例検出率推移グラフ(2000年～現在)

では、現在の香港の結核症例検出率の「87%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

香港の結核症例検出率の2000～2022年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2000～2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上の香港の統計と結核症例検出率とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

香港の結核症例検出率の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、香港の結核症例検出率の世界順位の変遷です。

過去の2000年から2022年までの香港の世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
香港は赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

香港の結核症例検出率が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載した香港の結核症例検出率グラフの全体図です。

また、下記は2000～2022年までの香港の結核症例検出率の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見る香港の結核症例検出率の推移(2000～2022年) →横スクロールできます。

年	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021	2022
結核症例検出率(%)	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00
前回比(差引値)	-	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
前回比(%)	-	100	100	100	100	100	100	100	100	100	100	100	100	100	100	100	100	100	100	100	100	100	100

上記の香港の結核症例検出率の推移グラフを見てみると、2000～2022年までのデータが全て同じ結果となっており、変化がないことが分かります。

また、結核症例検出率ではなく結核治療成功率であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　香港の結核治療成功率

香港の結核症例検出率は低い？高い？日本と比較

香港の結核症例検出率は、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか？

香港とラオス人民民主共和国とキルギスの結核症例検出率を比較

まずは、香港と人口数が世界で最も近いラオス人民民主共和国とキルギスの結核症例検出率を比較してみます。

香港と人口数の近いラオス人民民主共和国とキルギスの結核症例検出率を比較した一覧表

国名	総人口	結核症例検出率
ラオス人民民主共和国	7,529,475人	82%
香港	7,346,100人	87%
キルギス	6,974,900人	53%

上記の結核症例検出率の比較表をみてみると、

• 香港は、ラオス人民民主共和国よりも結核症例検出率の数値が約5程しか変わらず、結核症例検出率と人口もよく似ている
• 香港は、キルギスよりも結核症例検出率の数値が約34も多く、1.64倍も高い

という結果となっています。

特に、香港とキルギスは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、結核症例検出率には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

香港と日本の結核症例検出率を比較

続いて、香港の結核症例検出率を、アメリカと中国と日本と比較してみます。

香港の結核症例検出率をアメリカと中国と日本と比較した一覧表

国名	総人口	結核症例検出率
中国	1,412,175,000人	67%
アメリカ	333,287,557人	87%
日本	125,124,989人	87%
香港	7,346,100人	87%

香港をもっと他国と比較する

香港のデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の結核症例検出率ランキングで香港は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

香港は世界の結核症例検出率ランキング(高い順)で25位

まずは、香港の結核症例検出率を世界で見たときに何番目に高いのかを世界結核症例検出率ランキング表を用いて、みていきます。

世界の結核症例検出率ランキング表：香港は25位

順位	国名	結核症例検出率 (%)
25	フィンランド	87
25	フランス領ポリネシア	87
25	グリーンランド	87
25	グアム	87
25	香港	87
25	ハンガリー	87
25	アイスランド	87
25	アイルランド	87
25	イスラエル	87
25	日本	87

→ 世界の結核症例検出率ランキングをもっと見る

こちらの世界の結核症例検出率が高いランキング表では、統計が取れる198カ国の中で、香港は25位と、上位30カ国にランクインしており、世界の中でも結核症例検出率が比較的高い国ということが分かります。

以下は結核症例検出率の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

結核症例検出率の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の結核症例検出率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の結核症例検出率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値と香港の結核症例検出率を比べる

また、この世界結核症例検出率ランキングの平均値、中央値と香港の比較グラフは以下となっています。

香港の結核症例検出率を世界の中央値(80)と平均値(76)と比較した一覧表

国名	結核症例検出率
香港	87%
平均値	76%
中央値	80%

こちらの表より、香港の結核症例検出率は平均より1.14倍高いという結果が見えてきます。

また、中央値の80と比較してみると、香港の結核症例検出率「87%」は中央値より結核症例検出率が少し高い(1.09倍)ということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	香港の結核症例検出率データ
単位	(%)
期間	2000～2022年
更新日時	2023-12-20T03:06:54+0900
確認日時	2024-04-20T03:04:45+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - World Health Organization, Global Tuberculosis Report.

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また、香港の統計情報は、こちらのページで203種類以上の全一覧が見られます。
　→　香港の統計情報TOPページ

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