赤道ギニアの妊産婦死亡率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。
赤道ギニアの妊産婦死亡率は、301(出生数10万人当たり)です。(2017年調査)
国名 | 妊産婦死亡率 |
---|---|
赤道ギニア | 301(出生数10万人当たり) |
※Source:worldbank.org 詳細
2017年のworldbank.org調査が最新のデータ
(2021年3月20日確認)
2024年の統計データは発表され次第即時反映
では、現在の赤道ギニアの妊産婦死亡率の「301(出生数10万人当たり)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか?
赤道ギニアの妊産婦死亡率の2000~2017年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、2000~2017年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上の赤道ギニアの統計と妊産婦死亡率とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、赤道ギニアの妊産婦死亡率の世界順位の変遷です。
過去の2000年から2017年までの赤道ギニアの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
赤道ギニアは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
赤道ギニアの妊産婦死亡率が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載した赤道ギニアの妊産婦死亡率グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※赤道ギニアの妊産婦死亡率の推移(2000~2017年)データの無料ダウンロードはこちらから↓
(EXCELでも開けます)
※【データ内容】
1行目:年代,2行目:妊産婦死亡率
また、下記は2000~2017年までの赤道ギニアの妊産婦死亡率の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能
年 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
妊産婦死亡率(出生数10万人当たり) | 454.00 | 421.00 | 392.00 | 370.00 | 357.00 | 344.00 | 331.00 | 322.00 | 314.00 | 310.00 | 308.00 | 308.00 | 305.00 | 300.00 | 295.00 | 296.00 | 301.00 | 301.00 |
前回比(差引値) | - | -33 | -29 | -22 | -13 | -13 | -13 | -9 | -8 | -4 | -2 | 0 | -3 | -5 | -5 | 1 | 5 | 0 |
前回比(%) | - | 92.73 | 93.11 | 94.39 | 96.49 | 96.36 | 96.22 | 97.28 | 97.52 | 98.73 | 99.35 | 100 | 99.03 | 98.36 | 98.33 | 100.34 | 101.69 | 100 |
上記の赤道ギニアの妊産婦死亡率の推移グラフを見てみると、2000年の妊産婦死亡率が最も多く、統計で分かる最新の2017年はそれよりも低いことが見えてきます。
さらに、前回の2016年の数値「301(出生数10万人当たり)」よりも少なくなっているため、今後はさらに妊産婦死亡率が少なくなる可能性があります。
また、妊産婦死亡率ではなく低体重児の有病率であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→ 赤道ギニアの低体重児の有病率
赤道ギニアの妊産婦死亡率は、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか?
まずは、赤道ギニアと人口数が世界で最も近いエストニアと東ティモールの妊産婦死亡率を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 妊産婦死亡率 |
---|---|---|
エストニア | 1,321,977人 | 9(出生数10万人当たり) |
赤道ギニア | 1,308,974人 | 301(出生数10万人当たり) |
東ティモール | 1,267,972人 | 142(出生数10万人当たり) |
上記の妊産婦死亡率の比較表をみてみると、
という結果となっています。
特に、赤道ギニアとエストニアは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、妊産婦死亡率には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。
続いて、赤道ギニアの妊産婦死亡率を、アメリカと中国と日本と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 妊産婦死亡率 |
---|---|---|
中国 | 1,392,730,000人 | 29(出生数10万人当たり) |
アメリカ | 326,687,501人 | 19(出生数10万人当たり) |
日本 | 126,529,100人 | 5(出生数10万人当たり) |
赤道ギニア | 1,308,974人 | 301(出生数10万人当たり) |
上記のグラフより、赤道ギニアの妊産婦死亡率が最も高いということが分かります。
特に、日本と比較すると60.2倍も妊産婦死亡率が多く、アメリカと比べると15.8倍、中国と比べると10.4倍の差があることが分かります。
赤道ギニアのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の妊産婦死亡率ランキングで赤道ギニアは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、赤道ギニアの妊産婦死亡率を世界で見たときに何番目に高いのかを世界妊産婦死亡率ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | 妊産婦死亡率 (出生数10万人当たり) |
---|---|---|
31 | マダガスカル | 335 |
32 | ブルキナファソ | 320 |
33 | セネガル | 315 |
34 | ガーナ | 308 |
35 | 赤道ギニア | 301 |
36 | スーダン | 295 |
37 | モザンビーク | 289 |
38 | コモロ | 273 |
39 | ガボン | 252 |
40 | ミャンマー | 250 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界の妊産婦死亡率が高いランキング表では、統計が取れる184カ国の中で、赤道ギニアは35位と、上位50カ国以内に入っており、世界の中でも妊産婦死亡率が比較的高い国ということが分かります。
以下は妊産婦死亡率の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界の妊産婦死亡率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の妊産婦死亡率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界妊産婦死亡率ランキングの平均値、中央値と赤道ギニアの比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 妊産婦死亡率 |
---|---|
赤道ギニア | 301(出生数10万人当たり) |
平均値 | 158(出生数10万人当たり) |
中央値 | 52(出生数10万人当たり) |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、赤道ギニアの妊産婦死亡率は平均より1.91倍高いという結果が見えてきます。
また、中央値の52と比較してみると、赤道ギニアの妊産婦死亡率「301(出生数10万人当たり)」は中央値よりも5.79倍も妊産婦死亡率が高いということも見えてきます。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | 赤道ギニアの妊産婦死亡率データ |
単位 | (出生数10万人当たり) |
期間 | 2000~2017年 |
更新日時 | 2021-03-20T10:55:04+0900 |
確認日時 | 2021-03-20T10:55:04+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時 |
ライセンス | CC BY 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - WHO, UNICEF, UNFPA, World Bank Group, and the United Nations Population Division. Trends in Maternal Mortality: 2000 to 2017. Geneva, World Health Organization, 2019 |
その他にも、グラフで見る赤道ギニアの統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
また、赤道ギニアの統計情報は、こちらのページで202種類以上の全一覧が見られます。
→ 赤道ギニアの統計情報TOPページ
統計「赤道ギニアの妊産婦死亡率(推移と比較グラフ)」について、あなたの考察やコメントを残そう!