オーストリアの新生児の死亡率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。
オーストリアの最新の新生児の死亡率は、2(1,000人当たり)です。
国名 | 新生児の死亡率 |
---|---|
オーストリア | 2(1,000人当たり) |
※Source:worldbank.org 詳細
2022年のworldbank.org調査が最新のデータ
(2024年10月20日確認)
2023年・2024年の統計データは発表され次第即時反映
では、現在のオーストリアの新生児の死亡率の「2(1,000人当たり)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか?
オーストリアの新生児の死亡率の1960~2022年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、1960~2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上のオーストリアの統計と新生児の死亡率とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、オーストリアの新生児の死亡率の世界順位の変遷です。
過去の1960年から2022年までのオーストリアの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
オーストリアは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
オーストリアの新生児の死亡率が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載したオーストリアの新生児の死亡率グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※オーストリアの新生児の死亡率の推移(1960~2022年)データの無料ダウンロードはこちらから↓
(EXCELでも開けます)
※【データ内容】
1行目:年代,2行目:新生児の死亡率
また、下記は1960~2022年までのオーストリアの新生児の死亡率の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能
年 | 1960 | 1961 | 1962 | 1963 | 1964 | 1965 | 1966 | 1967 | 1968 | 1969 | 1970 | 1971 | 1972 | 1973 | 1974 | 1975 | 1976 | 1977 | 1978 | 1979 | 1980 | 1981 | 1982 | 1983 | 1984 | 1985 | 1986 | 1987 | 1988 | 1989 | 1990 | 1991 | 1992 | 1993 | 1994 | 1995 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
新生児の死亡率(1,000人当たり) | 23.70 | 22.80 | 21.90 | 21.20 | 20.60 | 20.20 | 19.70 | 19.20 | 18.90 | 18.80 | 18.90 | 18.90 | 18.60 | 17.80 | 16.50 | 14.90 | 13.20 | 11.70 | 10.50 | 9.60 | 8.90 | 8.40 | 7.90 | 7.40 | 7.00 | 6.60 | 6.10 | 5.60 | 5.20 | 4.90 | 4.60 | 4.40 | 4.20 | 4.00 | 3.70 | 3.50 | 3.40 | 3.20 | 3.10 | 3.10 | 3.10 | 3.10 | 3.00 | 3.00 | 2.90 | 2.80 | 2.80 | 2.70 | 2.60 | 2.60 | 2.50 | 2.50 | 2.40 | 2.30 | 2.30 | 2.20 | 2.20 | 2.20 | 2.10 | 2.30 | 2.30 | 2.30 | 2.00 |
前年比(差引値) | - | -0.9 | -0.9 | -0.7 | -0.6 | -0.4 | -0.5 | -0.5 | -0.3 | -0.1 | 0.1 | 0 | -0.3 | -0.8 | -1.3 | -1.6 | -1.7 | -1.5 | -1.2 | -0.9 | -0.7 | -0.5 | -0.5 | -0.5 | -0.4 | -0.4 | -0.5 | -0.5 | -0.4 | -0.3 | -0.3 | -0.2 | -0.2 | -0.2 | -0.3 | -0.2 | -0.1 | -0.2 | -0.1 | 0 | 0 | 0 | -0.1 | 0 | -0.1 | -0.1 | 0 | -0.1 | -0.1 | 0 | -0.1 | 0 | -0.1 | -0.1 | 0 | -0.1 | 0 | 0 | -0.1 | 0.2 | 0 | 0 | -0.3 |
前年比(%) | - | 96.2 | 96.05 | 96.8 | 97.17 | 98.06 | 97.52 | 97.46 | 98.44 | 99.47 | 100.53 | 100 | 98.41 | 95.7 | 92.7 | 90.3 | 88.59 | 88.64 | 89.74 | 91.43 | 92.71 | 94.38 | 94.05 | 93.67 | 94.59 | 94.29 | 92.42 | 91.8 | 92.86 | 94.23 | 93.88 | 95.65 | 95.45 | 95.24 | 92.5 | 94.59 | 97.14 | 94.12 | 96.88 | 100 | 100 | 100 | 96.77 | 100 | 96.67 | 96.55 | 100 | 96.43 | 96.3 | 100 | 96.15 | 100 | 96 | 95.83 | 100 | 95.65 | 100 | 100 | 95.45 | 109.52 | 100 | 100 | 86.96 |
上記のオーストリアの新生児の死亡率の推移グラフを見てみると、最新である2022年の新生児の死亡率が最も低いことが分かります。
また、前年の2021年よりも0.3(1,000人当たり)少なくなっており、新生児の死亡率は下がりつつあると言えます。
特に、最も新生児の死亡率が多かった1960年と現在の新生児の死亡率を比べると、11.85倍もの差があり、新生児の死亡率がいかに減少したかが見えてきます。
また、新生児の死亡率ではなく心血管疾患・癌・糖尿病・慢性呼吸器疾患による死亡率(30~70歳)であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→ オーストリアの心血管疾患・癌・糖尿病・慢性呼吸器疾患による死亡率(30~70歳)
オーストリアの新生児の死亡率は、どれくらい低い、あるいは高いのでしょうか?
まずは、オーストリアと人口数が世界で最も近いベラルーシとトーゴの新生児の死亡率を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 新生児の死亡率 |
---|---|---|
ベラルーシ | 9,228,071人 | 0.8(1,000人当たり) |
オーストリア | 9,041,851人 | 2(1,000人当たり) |
トーゴ | 8,848,699人 | 23.5(1,000人当たり) |
上記の新生児の死亡率の比較表をみてみると、
という結果となっています。
特に、トーゴとオーストリアは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、新生児の死亡率には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。
続いて、オーストリアの新生児の死亡率を、アメリカと中国と日本と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 新生児の死亡率 |
---|---|---|
中国 | 1,412,175,000人 | 3(1,000人当たり) |
アメリカ | 333,271,411人 | 3.2(1,000人当たり) |
日本 | 125,124,989人 | 0.8(1,000人当たり) |
オーストリア | 9,041,851人 | 2(1,000人当たり) |
上記のグラフより、オーストリアの新生児の死亡率はアメリカや中国よりは低いということが分かります。
特に、アメリカと比較すると1.6しか差がなくアメリカとオーストリアは新生児の死亡率が近い国ということが分かります。
オーストリアのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の新生児の死亡率ランキングでオーストリアは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、オーストリアの新生児の死亡率を世界で見たときに何番目に高いのかを世界新生児の死亡率ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | 新生児の死亡率 (1,000人当たり) |
---|---|---|
165 | ドイツ | 2.2 |
165 | ハンガリー | 2.2 |
165 | マケドニア共和国 | 2.2 |
169 | アイルランド | 2.1 |
170 | オーストリア | 2 |
170 | キプロス | 2 |
170 | リトアニア | 2 |
173 | デンマーク | 1.9 |
174 | イスラエル | 1.8 |
174 | ロシア連邦 | 1.8 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界の新生児の死亡率が高いランキング表では、統計が取れる195カ国の中で、オーストリアは170位と、下位30カ国以内に入っており、世界の中でも新生児の死亡率が低い国ということが分かります。
以下は新生児の死亡率の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界の新生児の死亡率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の新生児の死亡率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界新生児の死亡率ランキングの平均値、中央値とオーストリアの比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 新生児の死亡率 |
---|---|
オーストリア | 2(1,000人当たり) |
平均値 | 12(1,000人当たり) |
中央値 | 9(1,000人当たり) |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、オーストリアの新生児の死亡率は平均より10(1,000人当たり)低いという結果が見えてきます。
また、中央値の9と比較してみると、オーストリアの新生児の死亡率は中央値より半分以上低いということが分かります。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | オーストリアの新生児の死亡率データ |
単位 | (1,000人当たり) |
期間 | 1960~2022年 |
更新日時 | 2024-07-02T03:04:17+0900 |
確認日時 | 2024-10-20T03:04:18+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時 |
ライセンス | CC BY 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - Estimates Developed by the UN Inter-agency Group for Child Mortality Estimation ( UNICEF, WHO, World Bank, UN DESA Population Division ) at childmortality.org. |
その他にも、グラフで見るオーストリアの統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
また、オーストリアの統計情報は、こちらのページで266種類以上の全一覧が見られます。
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