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ジンバブエの農業用亜酸化窒素排出量をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。
農業用亜酸化窒素排出量とは？
農業用一酸化窒素排出量は、肥料の使用（合成肥料と家畜糞尿）、家畜の排泄物管理、農業廃棄物の燃焼（非エネルギー、オンサイト）、サバンナでの燃焼によって発生する排出量のことです。ジンバブエの農業用亜酸化窒素排出量はどのくらい？
ジンバブエの農業用亜酸化窒素排出量は、3,740(CO2換算kt)です。(2008年調査)
| 国名 | 農業用亜酸化窒素排出量 |
|---|---|
| ジンバブエ | 3,740(CO2換算kt) |
※Source:worldbank.org 詳細
2008年のworldbank.org調査が最新のデータ
(2021年3月20日確認)
2024年の統計データは発表され次第即時反映
ジンバブエの農業用亜酸化窒素排出量推移グラフ(1970年～現在)
では、現在のジンバブエの農業用亜酸化窒素排出量の「3,740(CO2換算kt)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？
ジンバブエの農業用亜酸化窒素排出量の1970～2008年までの推移をグラフに表してみます。
推移が見えるアニメーショングラフ
※こちらは、1970～2008年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上のジンバブエの統計と農業用亜酸化窒素排出量とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
ジンバブエの農業用亜酸化窒素排出量の世界順位の変遷（全履歴）
下記のバーチャートレースは、ジンバブエの農業用亜酸化窒素排出量の世界順位の変遷です。
過去の1970年から2008年までのジンバブエの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
ジンバブエは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
ジンバブエの農業用亜酸化窒素排出量が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
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グラフ全体図(静止画)
↓こちらは、最初に掲載したジンバブエの農業用亜酸化窒素排出量グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※ジンバブエの農業用亜酸化窒素排出量の推移(1970～2008年)データの無料ダウンロードはこちらから↓
(EXCELでも開けます)
※【データ内容】
1行目:年代,2行目:農業用亜酸化窒素排出量
また、下記は1970～2008年までのジンバブエの農業用亜酸化窒素排出量の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能
| 年 | 1970 | 1971 | 1972 | 1973 | 1974 | 1975 | 1976 | 1977 | 1978 | 1979 | 1980 | 1981 | 1982 | 1983 | 1984 | 1985 | 1986 | 1987 | 1988 | 1989 | 1990 | 1991 | 1992 | 1993 | 1994 | 1995 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 農業用亜酸化窒素排出量(CO2換算kt) | 5,580.65 | 4,124.08 | 4,311.88 | 4,457.28 | 4,201.78 | 4,781.01 | 4,573.51 | 5,021.49 | 4,859.05 | 5,389.41 | 4,580.02 | 4,282.05 | 4,800.03 | 4,742.77 | 4,114.13 | 4,267.66 | 4,384.37 | 5,308.04 | 4,429.59 | 4,740.91 | 6,031.79 | 4,827.34 | 6,736.56 | 3,806.49 | 4,321.92 | 4,458.83 | 4,633.53 | 4,532.74 | 4,968.62 | 5,459.49 | 4,981.38 | 5,578.30 | 4,948.61 | 4,609.54 | 4,970.64 | 5,132.40 | 3,689.00 | 3,739.22 | 3,739.77 |
| 前回比(差引値) | - | -1,457 | 187.8 | 145.4 | -255.51 | 579.23 | -207.5 | 447.99 | -162.44 | 530.36 | -809.4 | -297.97 | 517.98 | -57.26 | -628.64 | 153.53 | 116.71 | 923.66 | -878.44 | 311.32 | 1,291 | -1,204 | 1,909 | -2,930 | 515.44 | 136.91 | 174.69 | -100.79 | 435.88 | 490.87 | -478.11 | 596.92 | -629.69 | -339.07 | 361.1 | 161.76 | -1,443 | 50.22 | 0.55 |
| 前回比(%) | - | 73.9 | 104.55 | 103.37 | 94.27 | 113.79 | 95.66 | 109.8 | 96.77 | 110.91 | 84.98 | 93.49 | 112.1 | 98.81 | 86.75 | 103.73 | 102.73 | 121.07 | 83.45 | 107.03 | 127.23 | 80.03 | 139.55 | 56.5 | 113.54 | 103.17 | 103.92 | 97.82 | 109.62 | 109.88 | 91.24 | 111.98 | 88.71 | 93.15 | 107.83 | 103.25 | 71.88 | 101.36 | 100.01 |
上記のジンバブエの農業用亜酸化窒素排出量の推移グラフを見てみると、1992年の農業用亜酸化窒素排出量が最も多く、統計で分かる最新の2008年はそれよりも少いことが見えてきます。
ただし、前回の2007年の数値「3739.220961(CO2換算kt)」よりは多いため、今後も農業用亜酸化窒素排出量が再び上昇する可能性は高いです。
また、農業用亜酸化窒素排出量ではなくメタン排出量(1990年比)であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→ ジンバブエのメタン排出量(1990年比)
ジンバブエの農業用亜酸化窒素排出量は少い？多い？日本と比較
ジンバブエの農業用亜酸化窒素排出量は、どれくらい多い、あるいは少いのでしょうか？
ジンバブエとソマリアとギニアの農業用亜酸化窒素排出量を比較
まずは、ジンバブエと人口数が世界で最も近いソマリアとギニアの農業用亜酸化窒素排出量を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
| 国名 | 総人口 | 農業用亜酸化窒素排出量 |
|---|---|---|
| ソマリア | 15,008,154人 | 4,367(CO2換算kt) |
| ジンバブエ | 14,439,018人 | 3,740(CO2換算kt) |
| ギニア | 12,414,318人 | 15,632(CO2換算kt) |
上記の農業用亜酸化窒素排出量の比較表をみてみると、
- ソマリアは、ジンバブエよりも農業用亜酸化窒素排出量の数値が約627程しか変わらず、農業用亜酸化窒素排出量と人口もよく似ている
- ギニアは、ジンバブエよりも農業用亜酸化窒素排出量の数値が約11,893も多く、4.18倍も高い
という結果となっています。
特に、ギニアとジンバブエは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、農業用亜酸化窒素排出量には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。
ジンバブエと日本の農業用亜酸化窒素排出量を比較
続いて、ジンバブエの農業用亜酸化窒素排出量を、アメリカと中国と日本と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
| 国名 | 総人口 | 農業用亜酸化窒素排出量 |
|---|---|---|
| 中国 | 1,392,730,000人 | 375,436(CO2換算kt) |
| アメリカ | 326,687,501人 | 174,287(CO2換算kt) |
| 日本 | 126,529,100人 | 8,064(CO2換算kt) |
| ジンバブエ | 14,439,018人 | 3,740(CO2換算kt) |
上記のグラフより、ジンバブエの農業用亜酸化窒素排出量は中国・アメリカ・日本よりも少いということが分かります。
特に、中国と比較すると100.4倍も農業用亜酸化窒素排出量が少なくアメリカと比べても46.6倍もの差があることが分かります。
ジンバブエをもっと他国と比較する
ジンバブエのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の農業用亜酸化窒素排出量ランキングでジンバブエは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
ジンバブエは世界の農業用亜酸化窒素排出量ランキング(多い順)で71位
まずは、ジンバブエの農業用亜酸化窒素排出量を世界で見たときに何番目に多いのかを世界農業用亜酸化窒素排出量ランキング表を用いて、みていきます。
| 順位 | 国名 | 農業用亜酸化窒素排出量 (CO2換算kt) |
|---|---|---|
| 67 |  ソマリア | 4,366 |
| 68 |  ハンガリー | 3,867 |
| 69 |  エクアドル | 3,845 |
| 70 |  トルクメニスタン | 3,782 |
| 71 |  ジンバブエ | 3,739 |
| 72 |  モンゴル | 3,650 |
| 73 |  ネパール | 3,549 |
| 74 |  スウェーデン | 3,412 |
| 75 |  ギリシャ | 3,375 |
| 76 |  ベナン | 3,214 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界の農業用亜酸化窒素排出量が多いランキング表では、統計が取れる195カ国の中で、ジンバブエは71位と、世界の中でも農業用亜酸化窒素排出量が比較的多い国ということが分かります。
以下は農業用亜酸化窒素排出量の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
農業用亜酸化窒素排出量の世界ランキングTOP10
さらに詳しい世界の農業用亜酸化窒素排出量が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の農業用亜酸化窒素排出量が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ
世界の平均値・中央値とジンバブエの農業用亜酸化窒素排出量を比べる
また、この世界農業用亜酸化窒素排出量ランキングの平均値、中央値とジンバブエの比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
| 国名 | 農業用亜酸化窒素排出量 |
|---|---|
| ジンバブエ | 3,740(CO2換算kt) |
| 平均値 | 10,844(CO2換算kt) |
| 中央値 | 2,126(CO2換算kt) |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、ジンバブエの農業用亜酸化窒素排出量は平均より7,104(CO2換算kt)少いという結果が見えてきます。
また、中央値の2,126と比較してみると、ジンバブエの農業用亜酸化窒素排出量「3739.774683(CO2換算kt)」は中央値よりも1.76倍も農業用亜酸化窒素排出量が多いということも見えてきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | ジンバブエの農業用亜酸化窒素排出量データ |
| 単位 | (CO2換算kt) |
| 期間 | 1970～2008年 |
| 更新日時 | 2021-03-20T10:55:04+0900 |
| 確認日時 | 2021-03-20T10:55:04+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時 |
| ライセンス | CC BY 4.0 |
| ソース元 | worldbank.org - European Commission, Joint Research Centre ( JRC )/Netherlands Environmental Assessment Agency ( PBL ). Emission Database for Global Atmospheric Research ( EDGAR ): edgar.jrc.ec.europa.eu |
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その他にも、グラフで見るジンバブエの統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
また、ジンバブエの統計情報は、こちらのページで257種類以上の全一覧が見られます。
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