エクアドルの1人当たりのCO2排出量をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。
エクアドルの1人当たりのCO2排出量は、2.5(トン)です。(2016年調査)
国名 | 1人当たりのCO2排出量 |
---|---|
エクアドル | 2.5(トン) |
※Source:worldbank.org 詳細
2016年のworldbank.org調査が最新のデータ
(2021年3月20日確認)
2024年の統計データは発表され次第即時反映
では、現在のエクアドルの1人当たりのCO2排出量の「2.5(トン)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか?
エクアドルの1人当たりのCO2排出量の1960~2016年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、1960~2016年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上のエクアドルの統計と1人当たりのCO2排出量とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、エクアドルの1人当たりのCO2排出量の世界順位の変遷です。
過去の1960年から2016年までのエクアドルの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
エクアドルは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
エクアドルの1人当たりのCO2排出量が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載したエクアドルの1人当たりのCO2排出量グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※エクアドルの1人当たりのCO2排出量の推移(1960~2016年)データの無料ダウンロードはこちらから↓
(EXCELでも開けます)
※【データ内容】
1行目:年代,2行目:1人当たりのCO2排出量
また、下記は1960~2016年までのエクアドルの1人当たりのCO2排出量の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能
年 | 1960 | 1961 | 1962 | 1963 | 1964 | 1965 | 1966 | 1967 | 1968 | 1969 | 1970 | 1971 | 1972 | 1973 | 1974 | 1975 | 1976 | 1977 | 1978 | 1979 | 1980 | 1981 | 1982 | 1983 | 1984 | 1985 | 1986 | 1987 | 1988 | 1989 | 1990 | 1991 | 1992 | 1993 | 1994 | 1995 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1人当たりのCO2排出量(トン) | 0.39 | 0.35 | 0.33 | 0.36 | 0.42 | 0.43 | 0.45 | 0.47 | 0.54 | 0.61 | 0.71 | 0.68 | 0.71 | 0.80 | 0.90 | 1.05 | 1.13 | 1.01 | 1.37 | 1.56 | 1.68 | 2.04 | 2.29 | 2.27 | 2.40 | 2.14 | 1.64 | 1.59 | 1.77 | 2.03 | 1.64 | 1.58 | 2.08 | 2.21 | 1.22 | 1.99 | 2.07 | 1.54 | 1.84 | 1.73 | 1.63 | 1.79 | 1.90 | 2.02 | 2.14 | 2.19 | 2.05 | 2.23 | 2.33 | 2.44 | 2.43 | 2.39 | 2.10 | 2.64 | 2.89 | 2.67 | 2.50 |
前年比(差引値) | - | -0.04 | -0.03 | 0.04 | 0.06 | 0.01 | 0.01 | 0.02 | 0.08 | 0.07 | 0.1 | -0.03 | 0.04 | 0.08 | 0.1 | 0.16 | 0.08 | -0.11 | 0.36 | 0.19 | 0.12 | 0.35 | 0.26 | -0.03 | 0.14 | -0.26 | -0.5 | -0.06 | 0.18 | 0.26 | -0.38 | -0.07 | 0.5 | 0.13 | -0.99 | 0.78 | 0.07 | -0.53 | 0.3 | -0.11 | -0.09 | 0.16 | 0.11 | 0.12 | 0.12 | 0.05 | -0.14 | 0.18 | 0.1 | 0.11 | -0.01 | -0.04 | -0.29 | 0.54 | 0.25 | -0.22 | -0.17 |
前年比(%) | - | 90.74 | 92.43 | 111.51 | 115.99 | 103.11 | 103.22 | 104.03 | 116.75 | 111.97 | 115.77 | 95.82 | 105.69 | 111.31 | 112.54 | 117.59 | 107.19 | 89.82 | 135.65 | 113.68 | 107.65 | 121.01 | 112.64 | 98.86 | 106.01 | 89.16 | 76.7 | 96.56 | 111.53 | 114.57 | 81.09 | 95.78 | 131.98 | 106.21 | 55.16 | 163.7 | 103.66 | 74.32 | 119.85 | 93.83 | 94.57 | 109.56 | 106.05 | 106.25 | 105.91 | 102.46 | 93.78 | 108.79 | 104.34 | 104.78 | 99.49 | 98.53 | 87.83 | 125.55 | 109.64 | 92.25 | 93.5 |
上記のエクアドルの1人当たりのCO2排出量の推移グラフを見てみると、2014年の1人当たりのCO2排出量が最も多く、統計で分かる最新の2016年はそれよりも少いことが見えてきます。
さらに、前年の2015年の数値「2.6690443263702(トン)」よりも少なくなっているため、今後はさらに1人当たりのCO2排出量が少なくなる可能性があります。
また、1人当たりのCO2排出量ではなく液体燃料使用時のCO2排出量の割合であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→ エクアドルの液体燃料使用時のCO2排出量の割合
エクアドルの1人当たりのCO2排出量は、どれくらい少い、あるいは多いのでしょうか?
まずは、エクアドルと人口数が世界で最も近いオランダとシリアの1人当たりのCO2排出量を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 1人当たりのCO2排出量 |
---|---|---|
オランダ | 17,231,624人 | 10.03(トン) |
エクアドル | 17,084,357人 | 2.5(トン) |
シリア | 16,906,283人 | 1.65(トン) |
上記の1人当たりのCO2排出量の比較表をみてみると、
という結果となっています。
特に、オランダとエクアドルは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、1人当たりのCO2排出量には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。
続いて、エクアドルの1人当たりのCO2排出量を、アメリカと中国と日本と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 1人当たりのCO2排出量 |
---|---|---|
中国 | 1,392,730,000人 | 7.18(トン) |
アメリカ | 326,687,501人 | 15.5(トン) |
日本 | 126,529,100人 | 8.94(トン) |
エクアドル | 17,084,357人 | 2.5(トン) |
上記のグラフより、エクアドルの1人当たりのCO2排出量はアメリカ・日本・中国よりも少いということが分かります。
特に、アメリカと比較すると6.2倍も1人当たりのCO2排出量が少なく日本と比べても3.6倍もの差があることが分かります。
エクアドルのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の1人当たりのCO2排出量ランキングでエクアドルは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、エクアドルの1人当たりのCO2排出量を世界で見たときに何番目に多いのかを世界1人当たりのCO2排出量ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | 1人当たりのCO2排出量 (トン) |
---|---|---|
104 | ヨルダン | 2.63 |
105 | ラオス人民民主共和国 | 2.59 |
106 | エジプト | 2.53 |
107 | ドミニカ国 | 2.52 |
108 | エクアドル | 2.5 |
109 | キューバ | 2.5 |
110 | マーシャル諸島 | 2.48 |
111 | ドミニカ共和国 | 2.43 |
112 | グレナダ | 2.43 |
113 | フィジー | 2.35 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界の1人当たりのCO2排出量が多いランキング表では、統計が取れる201カ国の中で、エクアドルは108位と、世界の中でも1人当たりのCO2排出量が標準的な国ということが分かります。
以下は1人当たりのCO2排出量の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界の1人当たりのCO2排出量が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の1人当たりのCO2排出量が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界1人当たりのCO2排出量ランキングの平均値、中央値とエクアドルの比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 1人当たりのCO2排出量 |
---|---|
エクアドル | 2.5(トン) |
平均値 | 5(トン) |
中央値 | 3(トン) |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、エクアドルの1人当たりのCO2排出量は平均より2(トン)少いという結果が見えてきます。
また、中央値の3と比較してみると、エクアドルの1人当たりのCO2排出量は中央値に近く世界でも標準的ということが分かります。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | エクアドルの1人当たりのCO2排出量データ |
単位 | (トン) |
期間 | 1960~2016年 |
更新日時 | 2021-03-20T10:55:04+0900 |
確認日時 | 2021-03-20T10:55:04+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時 |
ライセンス | CC BY 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - Carbon Dioxide Information Analysis Center, Environmental Sciences Division, Oak Ridge National Laboratory, Tennessee, United States. |
その他にも、グラフで見るエクアドルの統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
また、エクアドルの統計情報は、こちらのページで264種類以上の全一覧が見られます。
→ エクアドルの統計情報TOPページ
統計「エクアドルの1人当たりのCO2排出量(推移と比較グラフ)」について、あなたの考察やコメントを残そう!