インドの電気を得るために必要な時間(推移と比較グラフ)

インドの電気を得るために必要な時間をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

電気を得るために必要な時間とは？

電気を得るために必要な時間とは、電気が恒久的に利用可能な状態になるために必要な日数のことです。この指標は、電気事業者と専門家が、法律で義務付けられているのではなく、手続きを完了するために実際に必要であると示す期間の中央値を捉えています。

インドの電気を得るために必要な時間はどのくらい？

インドの電気を得るために必要な時間は、52.85(日)です。(2019年調査)

インドの電気を得るために必要な時間(2019年)

国名	電気を得るために必要な時間
インド	52.85(日)

インドの電気を得るために必要な時間推移グラフ(2013年～現在)

では、現在のインドの電気を得るために必要な時間の「52.85(日)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

インドの電気を得るために必要な時間の2013～2019年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2013～2019年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のインドの統計と電気を得るために必要な時間とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

インドの電気を得るために必要な時間の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、インドの電気を得るために必要な時間の世界順位の変遷です。

過去の2013年から2019年までのインドの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
インドは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

インドの電気を得るために必要な時間が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したインドの電気を得るために必要な時間グラフの全体図です。

また、下記は2013～2019年までのインドの電気を得るために必要な時間の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見るインドの電気を得るために必要な時間の推移(2013～2019年) →横スクロールできます。

年	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019
電気を得るために必要な時間(日)	115.61	115.61	100.02	59.21	59.21	54.97	52.85
前回比(差引値)	-	0	-15.59	-40.81	0	-4.24	-2.12
前回比(%)	-	100	86.52	59.2	100	92.84	96.14

上記のインドの電気を得るために必要な時間の推移グラフを見てみると、最新である2019年の電気を得るために必要な時間が最も短いことが分かります。

また、前回の2018年よりも2.12(日)少なくなっており、電気を得るために必要な時間は下がりつつあると言えます。

特に、最も電気を得るために必要な時間が多かった2013年と現在の電気を得るために必要な時間を比べると、2.19倍もの差があり、電気を得るために必要な時間がいかに減少したかが見えてきます。

また、電気を得るために必要な時間ではなく新規登録事業者数であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　インドの新規登録事業者数

インドの電気を得るために必要な時間は短い？長い？日本と比較

インドの電気を得るために必要な時間は、どれくらい短い、あるいは長いのでしょうか？

インドと中華人民共和国とアメリカ合衆国の電気を得るために必要な時間を比較

まずは、インドと人口数が世界で最も近い中華人民共和国とアメリカ合衆国の電気を得るために必要な時間を比較してみます。

インドと人口数の近い中華人民共和国とアメリカ合衆国の電気を得るために必要な時間を比較した一覧表

国名	総人口	電気を得るために必要な時間
中華人民共和国	1,407,745,000人	32(日)
インド	1,366,417,756人	52.85(日)
アメリカ合衆国	328,329,953人	89.6(日)

上記の電気を得るために必要な時間の比較表をみてみると、

• インドは、中華人民共和国よりも電気を得るために必要な時間の数値が約21も多く、1.65倍も高い
• アメリカ合衆国は、インドよりも電気を得るために必要な時間の数値が約37も多く、1.7倍も高い

という結果となっています。

特に、アメリカ合衆国とインドは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、電気を得るために必要な時間には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

インドと日本の電気を得るために必要な時間を比較

続いて、インドの電気を得るために必要な時間を、アメリカと中国と日本と比較してみます。

インドの電気を得るために必要な時間をアメリカと中国と日本と比較した一覧表

国名	総人口	電気を得るために必要な時間
中国	1,407,745,000人	32(日)
インド	1,366,417,756人	52.85(日)
アメリカ	328,329,953人	89.6(日)
日本	126,633,000人	80.9(日)

上記のグラフより、インドの電気を得るために必要な時間はアメリカや日本よりは短いということが分かります。

特に、アメリカと比較すると1.7しか差がなくアメリカとインドは電気を得るために必要な時間が近い国ということが分かります。

インドをもっと他国と比較する

インドのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の電気を得るために必要な時間ランキングでインドは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

インドは世界の電気を得るために必要な時間ランキング(長い順)で129位

まずは、インドの電気を得るために必要な時間を世界で見たときに何番目に長いのかを世界電気を得るために必要な時間ランキング表を用いて、みていきます。

世界の電気を得るために必要な時間ランキング表：インドは129位

順位	国名	電気を得るために必要な時間 (日)
125	コートジボワール	53
125	エジプト	53
125	フランス	53
125	ソロモン諸島	53
129	インド	52.85
130	ジブチ	52
130	リヒテンシュタイン	52
130	ニジェール	52
130	セントビンセント・グレナディーン	52
130	セーシェル	52

→ 世界の電気を得るために必要な時間ランキングをもっと見る

こちらの世界の電気を得るために必要な時間が長いランキング表では、統計が取れる185カ国の中で、インドは129位と、世界の中でも電気を得るために必要な時間が比較的短い国ということが分かります。

以下は電気を得るために必要な時間の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

電気を得るために必要な時間の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の電気を得るために必要な時間が長いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の電気を得るために必要な時間が長いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値とインドの電気を得るために必要な時間を比べる

また、この世界電気を得るために必要な時間ランキングの平均値、中央値とインドの比較グラフは以下となっています。

インドの電気を得るために必要な時間を世界の中央値(69)と平均値(83)と比較した一覧表

国名	電気を得るために必要な時間
インド	52.85(日)
平均値	83(日)
中央値	69(日)

こちらの表より、インドの電気を得るために必要な時間は平均より30(日)短いという結果が見えてきます。

また、中央値の69と比較してみると、インドの電気を得るために必要な時間は中央値より2.3割短いということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	インドの電気を得るために必要な時間データ
単位	(日)
期間	2013～2019年
更新日時	2022-09-23T03:05:41+0900
確認日時	2022-09-29T03:05:41+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - World Bank, Doing Business project ( doingbusiness.org ).

※データ・画像の利用・引用・ライセンス(著作権)について

また、インドの統計情報は、こちらのページで266種類以上の全一覧が見られます。
　→　インドの統計情報TOPページ

あなたの統計考察コメント

統計「インドの電気を得るために必要な時間(推移と比較グラフ)」について、あなたの考察やコメントを残そう！