インドの穀物生産地(推移と比較グラフ)

インドの穀物生産地をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

穀物生産地とは？

穀類生産地とは、収穫された面積を指すが、国によっては播種面積または耕作面積のみを報告している国もあります。穀類には、小麦、米、トウモロコシ、大麦、オート麦、ライ麦、キビ、ソルガム、ソバ、混合穀物などがあり、穀類の生産データは、乾燥穀物のみを対象に収穫された作物に関連しています。干し草用に収穫された穀物、または食用、飼料用、サイレージ用に収穫された緑色の穀物、および放牧用に使用された穀物は含まれません。

2023年に分かる最新のインドの穀物生産地

インドの最新の穀物生産地は、102,434,744(ha)です。

インドの最新(2021年)の穀物生産地

国名	穀物生産地
インド	102,434,744(ha) (1億243万(ha))

インドの穀物生産地推移グラフ(1961年～現在)

では、現在のインドの穀物生産地の「102,434,744(ha)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

インドの穀物生産地の1961～2021年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1961～2021年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のインドの統計と穀物生産地とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

インドの穀物生産地の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、インドの穀物生産地の世界順位の変遷です。

過去の1961年から2021年までのインドの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
インドは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

インドの穀物生産地が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したインドの穀物生産地グラフの全体図です。

また、下記は1961～2021年までのインドの穀物生産地の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見るインドの穀物生産地の推移(1961～2021年) →横スクロールできます。

年	1961	1962	1963	1964	1965	1966	1967	1968	1969	1970	1971	1972	1973	1974	1975	1976	1977	1978	1979	1980	1981	1982	1983	1984	1985	1986	1987	1988	1989	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2020	2021
穀物生産地(ha)	92,239,016.00	93,852,008.00	93,571,016.00	94,306,008.00	93,277,016.00	92,729,816.00	96,062,008.00	98,822,912.00	100,872,596.00	100,377,004.00	99,673,104.00	98,043,804.00	103,788,908.00	99,388,716.00	101,366,908.00	101,465,120.00	103,723,620.00	104,340,004.00	103,473,312.00	104,067,000.00	105,508,300.00	101,083,696.00	106,613,208.00	105,175,600.00	104,056,596.00	104,049,212.00	98,573,604.00	103,542,716.00	104,055,700.00	102,536,512.00	100,243,408.00	99,499,504.00	100,066,500.00	100,184,200.00	99,450,800.00	100,300,000.00	100,167,200.00	100,904,200.00	102,091,700.00	102,402,400.00	100,271,100.00	94,470,900.00	98,603,100.00	97,805,700.00	99,519,200.00	99,236,800.00	100,833,500.00	101,155,500.00	97,171,600.00	100,075,800.00	100,625,700.00	98,969,000.00	99,299,950.00	99,988,240.00	99,533,000.00	98,590,000.00	99,220,000.00	102,057,166.00	102,434,744.00
前回比(差引値)	-	1,612,992	-280,992	734,992	-1,028,992	-547,200	3,332,192	2,760,904	2,049,684	-495,592	-703,900	-1,629,300	5,745,104	-4,400,192	1,978,192	98,212	2,258,500	616,384	-866,692	593,688	1,441,300	-4,424,604	5,529,512	-1,437,608	-1,119,004	-7,384	-5,475,608	4,969,112	512,984	-1,519,188	-2,293,104	-743,904	566,996	117,700	-733,400	849,200	-132,800	737,000	1,187,500	310,700	-2,131,300	-5,800,200	4,132,200	-797,400	1,713,500	-282,400	1,596,700	322,000	-3,983,900	2,904,200	549,900	-1,656,700	330,950	688,290	-455,240	-943,000	630,000	2,837,166	377,578
前回比(%)	-	101.75	99.7	100.79	98.91	99.41	103.59	102.87	102.07	99.51	99.3	98.37	105.86	95.76	101.99	100.1	102.23	100.59	99.17	100.57	101.38	95.81	105.47	98.65	98.94	99.99	94.74	105.04	100.5	98.54	97.76	99.26	100.57	100.12	99.27	100.85	99.87	100.74	101.18	100.3	97.92	94.22	104.37	99.19	101.75	99.72	101.61	100.32	96.06	102.99	100.55	98.35	100.33	100.69	99.54	99.05	100.64	102.86	100.37

上記のインドの穀物生産地の推移グラフを見てみると、1983年の穀物生産地が最も多く、統計で分かる最新の2021年はそれよりも狭いことが見えてきます。

ただし、前回の2020年の数値「102057166(ha)」よりは広いため、今後も穀物生産地が再び上昇する可能性は高いです。

また、穀物生産地ではなく耕地の土地面積に占める割合であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　インドの耕地の土地面積に占める割合

インドの穀物生産地は狭い？広い？日本と比較

インドの穀物生産地は、どれくらい広い、あるいは狭いのでしょうか？

インドと中華人民共和国とアメリカ合衆国の穀物生産地を比較

まずは、インドと人口数が世界で最も近い中華人民共和国とアメリカ合衆国の穀物生産地を比較してみます。

インドと人口数の近い中華人民共和国とアメリカ合衆国の穀物生産地を比較した一覧表

国名	総人口	穀物生産地
中華人民共和国	1,412,360,000人	100,278,968(ha)
インド	1,407,563,842人	102,434,744(ha)
アメリカ合衆国	331,893,745人	54,744,521(ha)

上記の穀物生産地の比較表をみてみると、

• インドは、中華人民共和国よりも穀物生産地の数値が約2,155,776程しか変わらず、穀物生産地と人口もよく似ている
• インドは、アメリカ合衆国よりも穀物生産地の数値が約47,690,223も多く、1.87倍も高い

という結果となっています。

特に、インドとアメリカ合衆国は人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、穀物生産地には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

インドと日本の穀物生産地を比較

続いて、インドの穀物生産地を、アメリカと中国と日本と比較してみます。

インドの穀物生産地をアメリカと中国と日本と比較した一覧表

国名	総人口	穀物生産地
中国	1,412,360,000人	100,278,968(ha)
インド	1,407,563,842人	102,434,744(ha)
アメリカ	331,893,745人	54,744,521(ha)
日本	125,681,593人	1,753,108(ha)

上記のグラフより、インドの穀物生産地が最も広いということが分かります。

特に、日本と比較すると58.4倍も穀物生産地が多く、アメリカと比べると1.9倍、中国と比べると1倍の差があることが分かります。

インドをもっと他国と比較する

インドのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の穀物生産地ランキングでインドは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

インドは世界の穀物生産地ランキング(広い順)で1位

まずは、インドの穀物生産地を世界で見たときに何番目に広いのかを世界穀物生産地ランキング表を用いて、みていきます。

世界の穀物生産地ランキング表：インドは1位

順位	国名	穀物生産地 (ha)
1	インド	1億243万
2	中華人民共和国	1億27万
3	アメリカ合衆国	5474万
4	ロシア連邦	4345万
5	ブラジル	2505万
6	オーストラリア	2004万
7	ナイジェリア	1827万
8	アルゼンチン	1688万
9	カザフスタン	1579万
10	ウクライナ	1564万

→ 世界の穀物生産地ランキングをもっと見る

こちらの世界の穀物生産地が広いランキング表では、統計が取れる178カ国の中で、インドは1位と、上位5カ国にランクインしており、世界の中でも穀物生産地が非常に広い国ということが分かります。

以下は穀物生産地の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

穀物生産地の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の穀物生産地が広いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の穀物生産地が広いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値とインドの穀物生産地を比べる

また、この世界穀物生産地ランキングの平均値、中央値とインドの比較グラフは以下となっています。

インドの穀物生産地を世界の中央値(725,215)と平均値(4,154,041)と比較した一覧表

国名	穀物生産地
インド	102,434,744(ha)
平均値	4,154,041(ha)
中央値	725,215(ha)

こちらの表より、インドの穀物生産地は平均より24.66倍広いという結果が見えてきます。

また、中央値の725,215と比較してみると、インドの穀物生産地「102434744(ha)」は中央値よりも141.25倍も穀物生産地が広いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	インドの穀物生産地データ
単位	(ha)
期間	1961～2021年
更新日時	2021-03-20T10:55:04+0900
確認日時	2023-05-24T03:03:27+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - Food and Agriculture Organization, electronic files and web site.

※データ・画像の利用・引用・ライセンス(著作権)について

また、インドの統計情報は、こちらのページで266種類以上の全一覧が見られます。
　→　インドの統計情報TOPページ

あなたの統計考察コメント

統計「インドの穀物生産地(推移と比較グラフ)」について、あなたの考察やコメントを残そう！