グラフで見る東京都の労働災害強度率は高い？低い？(推移グラフと比較)

東京都の労働災害強度率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

労働災害強度率とは？

[労働災害強度率],1,000延べ実労働時間当たりの労働損失日数

東京都の労働災害強度率はどのくらい？

東京都の労働災害強度率は、0.09です。(2021年調査)

東京都の労働災害強度率(2021年)

都道府県名	労働災害強度率
東京都	0.09

東京都の労働災害強度率推移グラフ(1975年～現在)

では、現在の東京都の労働災害強度率の「0.09」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

東京都の労働災害強度率の1975～2021年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1975～2021年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※東京都の人口データは、国勢調査・住民基本台帳人口（総数）を元に作成。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、上記の東京都の労働災害強度率グラフの全体図です。

また、下記は1975～2021年までの東京都の労働災害強度率の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る東京都の労働災害強度率の推移(1975～2021年)

年	1975	1976	1977	1978	1979	1980	1981	1982	1983	1984	1985	1986	1987	1988	1989	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021
労働災害強度率	0.30	0.42	0.39	0.34	0.23	0.18	0.16	0.19	0.17	0.13	0.30	0.15	0.18	0.10	0.17	0.23	0.09	0.10	0.12	0.28	0.15	0.06	0.08	0.09	0.07	0.11	0.12	0.09	0.03	0.03	0.04	0.06	0.05	0.04	0.05	0.12	0.09	0.10	0.06	0.04	0.04	0.04	0.13	0.04	0.06	0.11	0.09
前回比(差引値)	-	0.12	-0.03	-0.05	-0.11	-0.05	-0.02	0.03	-0.02	-0.04	0.17	-0.15	0.03	-0.08	0.07	0.06	-0.14	0.01	0.02	0.16	-0.13	-0.09	0.02	0.01	-0.02	0.04	0.01	-0.03	-0.06	0	0.01	0.02	-0.01	-0.01	0.01	0.07	-0.03	0.01	-0.04	-0.02	0	0	0.09	-0.09	0.02	0.05	-0.02
前回比(%)	-	140	92.86	87.18	67.65	78.26	88.89	118.75	89.47	76.47	230.77	50	120	55.56	170	135.29	39.13	111.11	120	233.33	53.57	40	133.33	112.5	77.78	157.14	109.09	75	33.33	100	133.33	150	83.33	80	125	240	75	111.11	60	66.67	100	100	325	30.77	150	183.33	81.82

上記の東京都の労働災害強度率の推移グラフを見てみると、1976年の労働災害強度率が最も多く、統計で分かる最新の2021年はそれよりも低いことが見えてきます。

さらに、前回の2020年の数値「0.11」よりも少なくなっているため、今後はさらに労働災害強度率が少なくなる可能性があります。

また、労働災害強度率ではなく労働災害度数率であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る東京都の労働災害度数率

東京都の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る東京都の人口推移

東京都の労働災害強度率は低い？高い？人口が近い神奈川県(神奈川県)と比較

東京都の労働災害強度率は、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか？

東京都と神奈川県(神奈川県)の労働災害強度率を比較

まずは、東京都と人口が日本全国で最も近い神奈川県(神奈川県)の労働災害強度率を比較してみます。

※大阪府(大阪府)は、東京都と3番目に人口が近い都道府県です。

東京都と人口の近い神奈川県(神奈川県)の労働災害強度率を比較した一覧表

都道府県名	総人口	労働災害強度率
東京都(東京都)	13,841,665人	0.09
神奈川県(神奈川県)	9,212,003人	0.05
大阪府(大阪府)	8,784,421人	0.06

上記の労働災害強度率の比較表をみてみると、

• 東京都は、神奈川県(神奈川県)よりも労働災害強度率の数値が約0.04も多く、1.8倍も高い

という結果となっています。

特に、東京都と神奈川県(神奈川県)は人口が日本全体の中でも1・2番目に近いが、労働災害強度率には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

東京都をもっと他の都道府県と比較する

東京都のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の都道府県を選択してみて下さいませ。

都道府県を選択する

※もし都道府県名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

日本全国の労働災害強度率ランキングで東京都は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

東京都は日本全国の労働災害強度率ランキング(高い順)で14位

まずは、東京都の労働災害強度率を日本全国(都道府県別)で見たときに何番目に高いのかを日本全国の労働災害強度率ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(都道府県別)の労働災害強度率ランキング表：東京都は14位

順位	都道府県名	労働災害強度率
10	大分県	0.13
12	新潟県	0.11
13	群馬県	0.1
14	岐阜県	0.09
14	東京都	0.09
16	高知県	0.08
16	三重県	0.08
16	宮崎県	0.08
16	奈良県	0.08
20	千葉県	0.07

→ 日本全国(都道府県別)の労働災害強度率ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の労働災害強度率が高いランキング表では、統計が取れる47つの都道府県の中で、東京都は14位と、上位20位にランクインしており、日本全国(都道府県)の中でも労働災害強度率が高い都道府県ということが分かります。

以下は労働災害強度率の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

労働災害強度率の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(都道府県別)の労働災害強度率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(都道府県別)の労働災害強度率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と東京都の労働災害強度率を比べる

また、この日本全国(都道府県別)労働災害強度率ランキングの平均値、中央値と東京都の比較グラフは以下となっています。

東京都の労働災害強度率を日本全国(都道府県)の中央値(0)と平均値(0)と比較した一覧表

都道府県名	労働災害強度率
東京都	0.09
平均値	0
中央値	0

こちらの表より、東京都の労働災害強度率は平均と近い位置にあるという結果が見えてきます。

また、中央値の0と比較してみると、東京都の労働災害強度率「0.09」は中央値より労働災害強度率が少し高い(1.29倍)ということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	東京都の労働災害強度率データ
単位
期間	1975～2021年
更新日時	2024-04-07T05:01:53+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

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地図で見る労働災害強度率の推移(都道府県別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

労働災害強度率にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの労働災害強度率の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る労働災害強度率の推移(都道府県別の日本全国階級区分図)

また、東京都の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(都道府県別)が見られます。

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