グラフで見る多賀城市の実質公債費比率は高い？低い？(推移グラフと比較)

多賀城市(宮城県)の実質公債費比率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

実質公債費比率とは？

[実質公債費比率],地方公共団体における公債費及び公債費に準じるものによる財政負担の度合いを判断する指標で，起債に協議を要する団体と許可を要する団体の判定に用いられる過去3年間の平均値

多賀城市の実質公債費比率はどのくらい？

多賀城市(宮城県)の実質公債費比率は、6.7%です。(2019年調査)

多賀城市(宮城県)の実質公債費比率(2019年)

市区町村名	実質公債費比率
多賀城市	6.7%

多賀城市の実質公債費比率推移グラフ(2008年～現在)

では、現在の多賀城市(宮城県)の実質公債費比率の「6.7%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

多賀城市の実質公債費比率の2008～2019年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2008～2019年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※多賀城市の人口データは、国勢調査・住民基本台帳人口（総数）を元に作成。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、上記の多賀城市の実質公債費比率グラフの全体図です。

また、下記は2008～2019年までの多賀城市の実質公債費比率の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る多賀城市(宮城県)の実質公債費比率の推移(2008～2019年)

年	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019
実質公債費比率(%)	11.70	10.10	9.70	9.50	11.00	12.10	11.70	10.60	9.40	9.10	8.10	6.70
前回比(差引値)	-	-1.6	-0.4	-0.2	1.5	1.1	-0.4	-1.1	-1.2	-0.3	-1	-1.4
前回比(%)	-	86.32	96.04	97.94	115.79	110	96.69	90.6	88.68	96.81	89.01	82.72

上記の多賀城市の実質公債費比率の推移グラフを見てみると、最新である2019年の実質公債費比率が最も低いことが分かります。

また、前回の2018年よりも1.4%少なくなっており、実質公債費比率は下がりつつあると言えます。

特に、最も実質公債費比率が多かった2013年と現在の実質公債費比率を比べると、1.75倍もの差があり、実質公債費比率がいかに減少したかが見えてきます。

また、実質公債費比率ではなく投資的経費であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る多賀城市の投資的経費

多賀城市の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る多賀城市(宮城県)の人口推移

多賀城市の実質公債費比率は低い？高い？人口が近い紀の川市(和歌山県)と田原市(愛知県)と比較

多賀城市(宮城県)の実質公債費比率は、どれくらい低い、あるいは高いのでしょうか？

多賀城市(宮城県)と紀の川市(和歌山県)と田原市(愛知県)の実質公債費比率を比較

まずは、多賀城市と人口が日本全国で最も近い紀の川市(和歌山県)と田原市(愛知県)の実質公債費比率を比較してみます。

※津島市(愛知県)と泉南市(大阪府)は、多賀城市と3・4番目に人口が近い市区町村です。

多賀城市(宮城県)と人口の近い紀の川市(和歌山県)と田原市(愛知県)の実質公債費比率を比較した一覧表

市区町村名	総人口	実質公債費比率
津島市(愛知県)	60,977人	4.5%
紀の川市(和歌山県)	60,559人	7.2%
多賀城市(宮城県)	62,136人	6.7%
田原市(愛知県)	60,082人	5.5%
泉南市(大阪府)	60,317人	10.5%

上記の実質公債費比率の比較表をみてみると、

• 紀の川市(和歌山県)は、多賀城市よりも実質公債費比率の数値が約0.50程しか変わらず、実質公債費比率と人口も日本国内では比較的似ている
• 多賀城市は、田原市(愛知県)よりも実質公債費比率の数値が約1.20多く、1.218倍高い

という結果となっています。

多賀城市をもっと他の市区町村と比較する

多賀城市のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の市区町村を選択してみて下さいませ。

市区町村を選択する

※もし市区町村名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

続いて、多賀城市の実質公債費比率が、宮城県内では何番目に高いのかを、ランキング表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

多賀城市の実質公債費比率は、宮城県内では17位

下記は、宮城県内での実質公債費比率のランキング表です。（高い順）

宮城県内での実質公債費比率のランキング表：多賀城市は17位

順位	市区町村名	実質公債費比率 (%)
1	柴田郡村田町	13.6
2	伊具郡丸森町	11.8
3	遠田郡涌谷町	10.5
4	加美郡色麻町	10.3
5	亘理郡山元町	9.9
6	気仙沼市	9.5
7	石巻市	9.3
8	黒川郡大郷町	9.2
9	栗原市	9.1
10	遠田郡美里町	8.3
11	角田市	8.2
11	宮城郡利府町	8.2
13	加美郡加美町	8.1
14	宮城郡松島町	7.9
15	大崎市	7.4
16	登米市	7.1
17	黒川郡大衡村	6.7
17	多賀城市	6.7
19	本吉郡南三陸町	6.5
20	東松島市	6.4
21	塩竈市	6.2
22	仙台市	6.1
22	白石市	6.1
24	刈田郡七ヶ宿町	5.8
25	刈田郡蔵王町	5.1
26	柴田郡川崎町	4.9
27	亘理郡亘理町	4.8
28	柴田郡柴田町	3.4
29	牡鹿郡女川町	3.1
30	名取市	3
31	黒川郡大和町	1
32	宮城郡七ヶ浜町	0.5
33	岩沼市	-0.9
34	柴田郡大河原町	-1
35	富谷市	-2

宮城県内の実質公債費比率の平均値と中央値

また、宮城県内での実質公債費比率の平均値と、中央値についても調査し、多賀城市と比較したグラフを以下に作成いたしました。

多賀城市の実質公債費比率と宮城県内の中央値と平均値を比較した一覧表

名称	実質公債費比率
多賀城市	6.7%
平均値	6.31%
中央値	6.5%

こちらの比較表より、多賀城市の実質公債費比率は、

• 宮城県平均値の1.062倍(→高い)
• 宮城県中央値の1.031倍(→高い)

ということが見えてきます。

日本全国の実質公債費比率ランキングで多賀城市は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

多賀城市は日本全国の実質公債費比率ランキング(高い順)で1004位

まずは、多賀城市の実質公債費比率を日本全国(市区町村別)で見たときに何番目に高いのかを日本全国の実質公債費比率ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(市区町村別)の実質公債費比率ランキング表：多賀城市は1004位

順位	市区町村名	実質公債費比率 (%)
1004	邑楽郡明和町	6.7
1004	邑楽郡邑楽町	6.7
1004	北設楽郡設楽町	6.7
1004	留萌振興局初山別村	6.7
1004	多賀城市	6.7
1004	苫小牧市	6.7
1004	加茂郡八百津町	6.7
1004	吉野郡川上村	6.7
1021	長生郡長南町	6.6
1021	芳賀郡市貝町	6.6

→ 日本全国(市区町村別)の実質公債費比率ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の実質公債費比率が高いランキング表では、統計が取れる1740つの市区町村の中で、多賀城市は1004位と、日本全国(市区町村)の中でも実質公債費比率が比較的低い市区町村ということが分かります。

以下は実質公債費比率の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

実質公債費比率の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(市区町村別)の実質公債費比率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(市区町村別)の実質公債費比率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と多賀城市の実質公債費比率を比べる

また、この日本全国(市区町村別)実質公債費比率ランキングの平均値、中央値と多賀城市の比較グラフは以下となっています。

多賀城市の実質公債費比率を日本全国(市区町村)の中央値(7)と平均値(7)と比較した一覧表

市区町村名	実質公債費比率
多賀城市	6.7%
平均値	7%
中央値	7%

こちらの表より、多賀城市の実質公債費比率は平均と近い位置にあるという結果が見えてきます。

また、中央値の7と比較してみると、多賀城市の実質公債費比率は中央値に近く日本全国の市区町村でも標準的ということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	多賀城市(宮城県)の実質公債費比率データ
単位	(%)
期間	2008～2019年
更新日時	2022-08-20T05:02:35+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

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地図で見る実質公債費比率の推移(市区町村別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

実質公債費比率にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの実質公債費比率の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る実質公債費比率の推移(市区町村別の日本全国階級区分図)

また、多賀城市(宮城県)の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(市区町村別)が見られます。

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