グラフで見る名古屋市の他市区町村からの通勤者比率は高い？低い？(推移グラフと比較)

名古屋市(愛知県)の他市区町村からの通勤者比率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

他市区町村からの通勤者比率とは？

[就業者],「従業者」と「休業者」を合わせたもの。 各国のデータは，調査期間中に働いていた一定年齢以上の有給の雇用者（軍隊を含む。）及び自営業主（家族従業者を含む。）の数。正規の雇用関係にある休業者を含む。,[他市区町村からの通勤者数],当該市区町村で従業する者のうち，県内外を問わず他の市区町村に常住する者の数,[他市区町村からの通勤者比率],他市区町村からの通勤者数/就業者数

名古屋市の他市区町村からの通勤者比率はどのくらい？

名古屋市(愛知県)の他市区町村からの通勤者比率は、77.5%です。(2020年調査)

名古屋市(愛知県)の他市区町村からの通勤者比率(2020年)

市区町村名	他市区町村からの通勤者比率
名古屋市	77.5%

名古屋市の他市区町村からの通勤者比率推移グラフ(1980年～現在)

では、現在の名古屋市(愛知県)の他市区町村からの通勤者比率の「77.5%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

名古屋市の他市区町村からの通勤者比率の1980～2020年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1980～2020年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※名古屋市の人口データは、国勢調査・住民基本台帳人口（総数）を元に作成。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、上記の名古屋市の他市区町村からの通勤者比率グラフの全体図です。

また、下記は1980～2020年までの名古屋市の他市区町村からの通勤者比率の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る名古屋市(愛知県)の他市区町村からの通勤者比率の推移(1980～2020年)

年	1980	1985	1990	1995	2000	2005	2010	2015	2020
他市区町村からの通勤者比率(%)	76.10	78.60	82.10	86.20	86.00	83.80	76.80	78.20	77.50
前回比(差引値)	-	2.5	3.5	4.1	-0.2	-2.2	-7	1.4	-0.7
前回比(%)	-	103.29	104.45	104.99	99.77	97.44	91.65	101.82	99.1

上記の名古屋市の他市区町村からの通勤者比率の推移グラフを見てみると、1995年の他市区町村からの通勤者比率が最も多く、統計で分かる最新の2020年はそれよりも低いことが見えてきます。

さらに、前回の2015年の数値「78.2%」よりも少なくなっているため、今後はさらに他市区町村からの通勤者比率が少なくなる可能性があります。

また、他市区町村からの通勤者比率ではなく他市区町村からの通勤者数であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る名古屋市の他市区町村からの通勤者数

名古屋市の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る名古屋市(愛知県)の人口推移

名古屋市の他市区町村からの通勤者比率は低い？高い？人口が近い大阪市(大阪府)と札幌市(北海道)と比較

名古屋市(愛知県)の他市区町村からの通勤者比率は、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか？

名古屋市(愛知県)と大阪市(大阪府)と札幌市(北海道)の他市区町村からの通勤者比率を比較

まずは、名古屋市と人口が日本全国で最も近い大阪市(大阪府)と札幌市(北海道)の他市区町村からの通勤者比率を比較してみます。

※横浜市(神奈川県)と福岡市(福岡県)は、名古屋市と3・4番目に人口が近い市区町村です。

名古屋市(愛知県)と人口の近い大阪市(大阪府)と札幌市(北海道)の他市区町村からの通勤者比率を比較した一覧表

市区町村名	総人口	他市区町村からの通勤者比率
横浜市(神奈川県)	3,755,793人	48.6%
大阪市(大阪府)	2,732,197人	127.6%
名古屋市(愛知県)	2,293,437人	77.5%
札幌市(北海道)	1,960,668人	48.6%
福岡市(福岡県)	1,568,265人	63.4%

上記の他市区町村からの通勤者比率の比較表をみてみると、

• 大阪市(大阪府)は、名古屋市よりも他市区町村からの通勤者比率の数値が約50.10も多く、1.646倍も高い
• 名古屋市は、札幌市(北海道)よりも他市区町村からの通勤者比率の数値が約28.90も多く、1.595倍も高い

という結果となっています。

特に、大阪市(大阪府)と名古屋市は人口が日本全体の中でも1・2番目に近いが、他市区町村からの通勤者比率には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

名古屋市をもっと他の市区町村と比較する

名古屋市のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の市区町村を選択してみて下さいませ。

市区町村を選択する

※もし市区町村名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

続いて、名古屋市の他市区町村からの通勤者比率が、愛知県内では何番目に高いのかを、ランキング表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

名古屋市の他市区町村からの通勤者比率は、愛知県内では6位

下記は、愛知県内での他市区町村からの通勤者比率のランキング表です。（高い順）

愛知県内での他市区町村からの通勤者比率のランキング表：名古屋市は6位

順位	市区町村名	他市区町村からの通勤者比率 (%)
1	海部郡飛島村	397
2	丹羽郡大口町	142.8
3	西春日井郡豊山町	120.7
4	刈谷市	88.8
5	小牧市	79.6
6	名古屋市	77.5
7	みよし市	63.9
8	大府市	62.7
9	長久手市	60.9
10	弥富市	59.5
11	安城市	59.4
12	常滑市	54.8
13	清須市	51.7
14	東海市	51.2
15	犬山市	50.4
16	額田郡幸田町	49.3
17	高浜市	47.6
18	津島市	45.8
18	半田市	45.8
20	稲沢市	45.3
21	知多郡阿久比町	44.9
22	豊明市	44.5
23	碧南市	43.3
24	北名古屋市	41.8
25	豊田市	41.5
26	日進市	41.4
27	北設楽郡設楽町	38.6
28	愛知郡東郷町	38
29	知多郡東浦町	36.3
30	海部郡蟹江町	35.7
31	知立市	34.5
32	北設楽郡豊根村	34.1
33	知多郡武豊町	33.7
34	あま市	32.1
34	岩倉市	32.1
36	田原市	31.8
37	尾張旭市	30.1
38	西尾市	29.2
39	愛西市	28.7
39	知多郡美浜町	28.7
39	丹羽郡扶桑町	28.7
42	瀬戸市	28.6
43	春日井市	27.1
44	新城市	26.9
45	海部郡大治町	26.4
46	江南市	25.8
47	蒲郡市	24.4
48	岡崎市	24.1
49	知多市	22.5
49	北設楽郡東栄町	22.5
51	豊川市	22.2
52	知多郡南知多町	20.7
53	一宮市	20.2
54	豊橋市	17.3

愛知県内の他市区町村からの通勤者比率の平均値と中央値

また、愛知県内での他市区町村からの通勤者比率の平均値と、中央値についても調査し、名古屋市と比較したグラフを以下に作成いたしました。

名古屋市の他市区町村からの通勤者比率と愛知県内の中央値と平均値を比較した一覧表

名称	他市区町村からの通勤者比率
名古屋市	77.5%
平均値	50.24%
中央値	37.15%

こちらの比較表より、名古屋市の他市区町村からの通勤者比率は、

• 愛知県平均値の1.5425倍(→高い)
• 愛知県中央値の2.086倍(→高い)

ということが見えてきます。

日本全国の他市区町村からの通勤者比率ランキングで名古屋市は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

名古屋市は日本全国の他市区町村からの通勤者比率ランキング(高い順)で62位

まずは、名古屋市の他市区町村からの通勤者比率を日本全国(市区町村別)で見たときに何番目に高いのかを日本全国の他市区町村からの通勤者比率ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(市区町村別)の他市区町村からの通勤者比率ランキング表：名古屋市は62位

順位	市区町村名	他市区町村からの通勤者比率 (%)
58	小牧市	79.6
59	中頭郡西原町	78.9
60	西多摩郡日の出町	78.5
61	磯城郡川西町	77.8
62	名古屋市	77.5
62	紫波郡矢巾町	77.5
64	門真市	77.2
65	比企郡川島町	76.8
65	牡鹿郡女川町	76.8
65	摂津市	76.8

→ 日本全国(市区町村別)の他市区町村からの通勤者比率ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の他市区町村からの通勤者比率が高いランキング表では、統計が取れる1740つの市区町村の中で、名古屋市は62位と、日本全国(市区町村)の中でも他市区町村からの通勤者比率が比較的高い市区町村ということが分かります。

以下は他市区町村からの通勤者比率の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

他市区町村からの通勤者比率の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(市区町村別)の他市区町村からの通勤者比率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(市区町村別)の他市区町村からの通勤者比率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と名古屋市の他市区町村からの通勤者比率を比べる

また、この日本全国(市区町村別)他市区町村からの通勤者比率ランキングの平均値、中央値と名古屋市の比較グラフは以下となっています。

名古屋市の他市区町村からの通勤者比率を日本全国(市区町村)の中央値(30)と平均値(37)と比較した一覧表

市区町村名	他市区町村からの通勤者比率
名古屋市	77.5%
平均値	37%
中央値	30%

こちらの表より、名古屋市の他市区町村からの通勤者比率は平均より2.12倍高いという結果が見えてきます。

また、中央値の30と比較してみると、名古屋市の他市区町村からの通勤者比率「77.5%」は中央値よりも2.6倍も他市区町村からの通勤者比率が高いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	名古屋市(愛知県)の他市区町村からの通勤者比率データ
単位	(%)
期間	1980～2020年
更新日時	2023-08-06T05:02:37+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

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地図で見る他市区町村からの通勤者比率の推移(市区町村別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

他市区町村からの通勤者比率にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの他市区町村からの通勤者比率の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る他市区町村からの通勤者比率の推移(市区町村別の日本全国階級区分図)

また、名古屋市(愛知県)の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(市区町村別)が見られます。

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