グラフで見る川崎市の実質公債費比率は高い？低い？(推移グラフと比較)

川崎市(神奈川県)の実質公債費比率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

実質公債費比率とは？

[実質公債費比率],地方公共団体における公債費及び公債費に準じるものによる財政負担の度合いを判断する指標で，起債に協議を要する団体と許可を要する団体の判定に用いられる過去3年間の平均値

川崎市の実質公債費比率はどのくらい？

川崎市(神奈川県)の実質公債費比率は、7.5%です。(2019年調査)

川崎市(神奈川県)の実質公債費比率(2019年)

市区町村名	実質公債費比率
川崎市	7.5%

川崎市の実質公債費比率推移グラフ(2008年～現在)

では、現在の川崎市(神奈川県)の実質公債費比率の「7.5%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

川崎市の実質公債費比率の2008～2019年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2008～2019年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※川崎市の人口データは、国勢調査・住民基本台帳人口（総数）を元に作成。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、上記の川崎市の実質公債費比率グラフの全体図です。

また、下記は2008～2019年までの川崎市の実質公債費比率の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る川崎市(神奈川県)の実質公債費比率の推移(2008～2019年)

年	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019
実質公債費比率(%)	15.60	13.40	11.90	10.90	10.10	9.10	8.20	7.50	7.20	6.90	7.30	7.50
前回比(差引値)	-	-2.2	-1.5	-1	-0.8	-1	-0.9	-0.7	-0.3	-0.3	0.4	0.2
前回比(%)	-	85.9	88.81	91.6	92.66	90.1	90.11	91.46	96	95.83	105.8	102.74

上記の川崎市の実質公債費比率の推移グラフを見てみると、2008年の実質公債費比率が最も多く、統計で分かる最新の2019年はそれよりも低いことが見えてきます。

ただし、前回の2018年の数値「7.3%」よりは高いため、今後も実質公債費比率が再び上昇する可能性はあります。

また、実質公債費比率ではなく投資的経費であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る川崎市の投資的経費

川崎市の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る川崎市(神奈川県)の人口推移

川崎市の実質公債費比率は低い？高い？人口が近い神戸市(兵庫県)と京都市(京都府)と比較

川崎市(神奈川県)の実質公債費比率は、どれくらい低い、あるいは高いのでしょうか？

川崎市(神奈川県)と神戸市(兵庫県)と京都市(京都府)の実質公債費比率を比較

まずは、川崎市と人口が日本全国で最も近い神戸市(兵庫県)と京都市(京都府)の実質公債費比率を比較してみます。

※福岡市(福岡県)とさいたま市(埼玉県)は、川崎市と3・4番目に人口が近い市区町村です。

川崎市(神奈川県)と人口の近い神戸市(兵庫県)と京都市(京都府)の実質公債費比率を比較した一覧表

市区町村名	総人口	実質公債費比率
福岡市(福岡県)	1,568,265人	10.2%
神戸市(兵庫県)	1,517,627人	4.6%
川崎市(神奈川県)	1,522,390人	7.5%
京都市(京都府)	1,388,807人	10.4%
さいたま市(埼玉県)	1,332,226人	5.3%

上記の実質公債費比率の比較表をみてみると、

• 川崎市は、神戸市(兵庫県)よりも実質公債費比率の数値が約2.90も多く、1.63倍も高い
• 京都市(京都府)は、川崎市よりも実質公債費比率の数値が約2.90多く、1.387倍高い

という結果となっています。

特に、川崎市と神戸市(兵庫県)は人口が日本全体の中でも1・2番目に近いが、実質公債費比率には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

川崎市をもっと他の市区町村と比較する

川崎市のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の市区町村を選択してみて下さいませ。

市区町村を選択する

※もし市区町村名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

続いて、川崎市の実質公債費比率が、神奈川県内では何番目に高いのかを、ランキング表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

川崎市の実質公債費比率は、神奈川県内では6位

下記は、神奈川県内での実質公債費比率のランキング表です。（高い順）

神奈川県内での実質公債費比率のランキング表：川崎市は6位

順位	市区町村名	実質公債費比率 (%)
1	三浦市	14.5
2	足柄下郡箱根町	11.1
2	足柄下郡真鶴町	11.1
4	横浜市	10.2
5	足柄上郡山北町	7.6
6	綾瀬市	7.5
6	川崎市	7.5
8	伊勢原市	7.4
9	横須賀市	6.6
10	足柄上郡開成町	6.1
10	中郡二宮町	6.1
12	中郡大磯町	6
13	逗子市	5.9
14	足柄上郡松田町	5.3
15	南足柄市	4.9
16	足柄下郡湯河原町	3.4
17	高座郡寒川町	3.2
18	相模原市	2.7
19	厚木市	2.6
20	平塚市	2.4
21	藤沢市	2.3
22	足柄上郡中井町	2.2
23	小田原市	2.1
24	海老名市	1.8
25	秦野市	1.2
25	大和市	1.2
27	鎌倉市	0.8
28	茅ヶ崎市	0.7
29	座間市	0.2
30	三浦郡葉山町	-1.7
31	足柄上郡大井町	-2.3
32	愛甲郡愛川町	-2.4
33	愛甲郡清川村	-3

神奈川県内の実質公債費比率の平均値と中央値

また、神奈川県内での実質公債費比率の平均値と、中央値についても調査し、川崎市と比較したグラフを以下に作成いたしました。

川崎市の実質公債費比率と神奈川県内の中央値と平均値を比較した一覧表

名称	実質公債費比率
川崎市	7.5%
平均値	4.1%
中央値	2.7%

こちらの比較表より、川崎市の実質公債費比率は、

• 神奈川県平均値の1.8306倍(→高い)
• 神奈川県中央値の2.778倍(→高い)

ということが見えてきます。

日本全国の実質公債費比率ランキングで川崎市は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

川崎市は日本全国の実質公債費比率ランキング(高い順)で855位

まずは、川崎市の実質公債費比率を日本全国(市区町村別)で見たときに何番目に高いのかを日本全国の実質公債費比率ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(市区町村別)の実質公債費比率ランキング表：川崎市は855位

順位	市区町村名	実質公債費比率 (%)
855	千曲市	7.5
855	吉田郡永平寺町	7.5
855	いなべ市	7.5
855	上川総合振興局上富良野町	7.5
855	川崎市	7.5
855	西彼杵郡長与町	7.5
855	上北郡野辺地町	7.5
855	小樽市	7.5
855	桜井市	7.5
855	土佐郡土佐町	7.5

→ 日本全国(市区町村別)の実質公債費比率ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の実質公債費比率が高いランキング表では、統計が取れる1740つの市区町村の中で、川崎市は855位と、日本全国(市区町村)の中でも実質公債費比率が比較的高い市区町村ということが分かります。

以下は実質公債費比率の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

実質公債費比率の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(市区町村別)の実質公債費比率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(市区町村別)の実質公債費比率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と川崎市の実質公債費比率を比べる

また、この日本全国(市区町村別)実質公債費比率ランキングの平均値、中央値と川崎市の比較グラフは以下となっています。

川崎市の実質公債費比率を日本全国(市区町村)の中央値(7)と平均値(7)と比較した一覧表

市区町村名	実質公債費比率
川崎市	7.5%
平均値	7%
中央値	7%

こちらの表より、川崎市の実質公債費比率は平均と近い位置にあるという結果が見えてきます。

また、中央値の7と比較してみると、川崎市の実質公債費比率「7.5%」は中央値より実質公債費比率が少し高い(1.01倍)ということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	川崎市(神奈川県)の実質公債費比率データ
単位	(%)
期間	2008～2019年
更新日時	2022-08-20T05:02:35+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

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地図で見る実質公債費比率の推移(市区町村別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

実質公債費比率にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの実質公債費比率の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る実質公債費比率の推移(市区町村別の日本全国階級区分図)

また、川崎市(神奈川県)の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(市区町村別)が見られます。

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