グラフで見る日野市の将来負担比率は高い？低い？(推移グラフと比較)

日野市(東京都)の将来負担比率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

将来負担比率とは？

[将来負担比率],地方公共団体の借入金（地方債）など現在抱えている負債の大きさを，その地方公共団体の財政規模に対する割合で表したもの

日野市の将来負担比率はどのくらい？

日野市(東京都)の将来負担比率は、13.1%です。(2019年調査)

日野市(東京都)の将来負担比率(2019年)

市区町村名	将来負担比率
日野市	13.1%

日野市の将来負担比率推移グラフ(2011年～現在)

では、現在の日野市(東京都)の将来負担比率の「13.1%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

日野市の将来負担比率の2011～2019年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2011～2019年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※日野市の人口データは、国勢調査・住民基本台帳人口（総数）を元に作成。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、上記の日野市の将来負担比率グラフの全体図です。

また、下記は2011～2019年までの日野市の将来負担比率の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る日野市(東京都)の将来負担比率の推移(2011～2019年)

年	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019
将来負担比率(%)	43.30	35.20	23.70	11.80	8.20	17.30	10.60	1.00	13.10
前回比(差引値)	-	-8.1	-11.5	-11.9	-3.6	9.1	-6.7	-9.6	12.1
前回比(%)	-	81.29	67.33	49.79	69.49	210.98	61.27	9.43	1310

上記の日野市の将来負担比率の推移グラフを見てみると、2011年の将来負担比率が最も多く、統計で分かる最新の2019年はそれよりも低いことが見えてきます。

ただし、前回の2018年の数値「1%」よりは高いため、今後も将来負担比率が再び上昇する可能性はあります。

また、将来負担比率ではなく実質公債費比率であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る日野市の実質公債費比率

日野市の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る日野市(東京都)の人口推移

日野市の将来負担比率は低い？高い？人口が近い三鷹市(東京都)と出雲市(島根県)と比較

日野市(東京都)の将来負担比率は、どれくらい低い、あるいは高いのでしょうか？

日野市(東京都)と三鷹市(東京都)と出雲市(島根県)の将来負担比率を比較

まずは、日野市と人口が日本全国で最も近い三鷹市(東京都)と出雲市(島根県)の将来負担比率を比較してみます。

※鳥取市(鳥取県)と習志野市(千葉県)は、日野市と3・4番目に人口が近い市区町村です。

日野市(東京都)と人口の近い三鷹市(東京都)と出雲市(島根県)の将来負担比率を比較した一覧表

市区町村名	総人口	将来負担比率
鳥取市(鳥取県)	184,557人	69.6%
三鷹市(東京都)	190,590人	6.8%
日野市(東京都)	187,304人	13.1%
出雲市(島根県)	174,693人	159.6%
習志野市(千葉県)	175,372人	25.1%

上記の将来負担比率の比較表をみてみると、

• 日野市は、三鷹市(東京都)よりも将来負担比率の数値が約6.30も多く、1.926倍も高い
• 出雲市(島根県)は、日野市よりも将来負担比率の数値が約146.50も多く、12.183倍も高い

という結果となっています。

特に、出雲市(島根県)と日野市は人口が日本全体の中でも1・2番目に近いが、将来負担比率には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

日野市をもっと他の市区町村と比較する

日野市のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の市区町村を選択してみて下さいませ。

市区町村を選択する

※もし市区町村名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

続いて、日野市の将来負担比率が、東京都内では何番目に高いのかを、ランキング表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

日野市の将来負担比率は、東京都内では8位

下記は、東京都内での将来負担比率のランキング表です。（高い順）

東京都内での将来負担比率のランキング表：日野市は8位

順位	市区町村名	将来負担比率 (%)
1	大島支庁大島町	134.8
2	あきる野市	44.4
3	稲城市	32.8
4	清瀬市	23.8
5	西東京市	21.7
6	小金井市	17.9
7	羽村市	15.1
8	日野市	13.1
9	狛江市	10.1
10	調布市	9.7
11	三鷹市	6.8
12	八丈支庁八丈町	6.6
13	国分寺市	0.4
14	東村山市	0.2

東京都内の将来負担比率の平均値と中央値

また、東京都内での将来負担比率の平均値と、中央値についても調査し、日野市と比較したグラフを以下に作成いたしました。

日野市の将来負担比率と東京都内の中央値と平均値を比較した一覧表

名称	将来負担比率
日野市	13.1%
平均値	24.1%
中央値	11.6%

こちらの比較表より、日野市の将来負担比率は、

• 東京都平均値の0.5436倍(→低い)
• 東京都中央値の1.129倍(→高い)

ということが見えてきます。

日本全国の将来負担比率ランキングで日野市は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

日野市は日本全国の将来負担比率ランキング(高い順)で901位

まずは、日野市の将来負担比率を日本全国(市区町村別)で見たときに何番目に高いのかを日本全国の将来負担比率ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(市区町村別)の将来負担比率ランキング表：日野市は901位

順位	市区町村名	将来負担比率 (%)
897	稲敷市	13.3
897	室戸市	13.3
897	綾歌郡宇多津町	13.3
900	八頭郡八頭町	13.2
901	日野市	13.1
902	上尾市	12.8
903	糟屋郡篠栗町	12.7
904	五島市	12.6
904	上伊那郡南箕輪村	12.6
906	小野市	12.5

→ 日本全国(市区町村別)の将来負担比率ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の将来負担比率が高いランキング表では、統計が取れる1031つの市区町村の中で、日野市は901位と、日本全国(市区町村)の中でも将来負担比率が比較的低い市区町村ということが分かります。

以下は将来負担比率の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

将来負担比率の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(市区町村別)の将来負担比率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(市区町村別)の将来負担比率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と日野市の将来負担比率を比べる

また、この日本全国(市区町村別)将来負担比率ランキングの平均値、中央値と日野市の比較グラフは以下となっています。

日野市の将来負担比率を日本全国(市区町村)の中央値(51)と平均値(58)と比較した一覧表

市区町村名	将来負担比率
日野市	13.1%
平均値	58%
中央値	51%

こちらの表より、日野市の将来負担比率は平均より45%低いという結果が見えてきます。

また、中央値の51と比較してみると、日野市の将来負担比率は中央値より半分以上低いということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	日野市(東京都)の将来負担比率データ
単位	(%)
期間	2011～2019年
更新日時	2022-08-20T05:02:46+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

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地図で見る将来負担比率の推移(市区町村別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

将来負担比率にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの将来負担比率の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る将来負担比率の推移(市区町村別の日本全国階級区分図)

また、日野市(東京都)の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(市区町村別)が見られます。

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