グラフで見る柳井市の将来負担比率は高い？低い？(推移グラフと比較)

柳井市(山口県)の将来負担比率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

将来負担比率とは？

[将来負担比率],地方公共団体の借入金（地方債）など現在抱えている負債の大きさを，その地方公共団体の財政規模に対する割合で表したもの

柳井市の将来負担比率はどのくらい？

柳井市(山口県)の将来負担比率は、59%です。(2019年調査)

柳井市(山口県)の将来負担比率(2019年)

市区町村名	将来負担比率
柳井市	59%

柳井市の将来負担比率推移グラフ(2011年～現在)

では、現在の柳井市(山口県)の将来負担比率の「59%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

柳井市の将来負担比率の2011～2019年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2011～2019年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※柳井市の人口データは、国勢調査・住民基本台帳人口（総数）を元に作成。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、上記の柳井市の将来負担比率グラフの全体図です。

また、下記は2011～2019年までの柳井市の将来負担比率の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る柳井市(山口県)の将来負担比率の推移(2011～2019年)

年	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019
将来負担比率(%)	82.10	75.40	70.60	70.60	62.90	60.30	59.10	59.30	59.00
前回比(差引値)	-	-6.7	-4.8	0	-7.7	-2.6	-1.2	0.2	-0.3
前回比(%)	-	91.84	93.63	100	89.09	95.87	98.01	100.34	99.49

上記の柳井市の将来負担比率の推移グラフを見てみると、最新である2019年の将来負担比率が最も低いことが分かります。

また、前回の2018年よりも0.3%少なくなっており、将来負担比率は下がりつつあると言えます。

特に、最も将来負担比率が多かった2011年と現在の将来負担比率を比べると、1.39倍もの差があり、将来負担比率がいかに減少したかが見えてきます。

また、将来負担比率ではなく実質公債費比率であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る柳井市の実質公債費比率

柳井市の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る柳井市(山口県)の人口推移

柳井市の将来負担比率は低い？高い？人口が近い北秋田市(秋田県)と南丹市(京都府)と比較

柳井市(山口県)の将来負担比率は、どれくらい低い、あるいは高いのでしょうか？

柳井市(山口県)と北秋田市(秋田県)と南丹市(京都府)の将来負担比率を比較

まずは、柳井市と人口が日本全国で最も近い北秋田市(秋田県)と南丹市(京都府)の将来負担比率を比較してみます。

※矢板市(栃木県)と磯城郡田原本町(奈良県)は、柳井市と3・4番目に人口が近い市区町村です。

柳井市(山口県)と人口の近い北秋田市(秋田県)と南丹市(京都府)の将来負担比率を比較した一覧表

市区町村名	総人口	将来負担比率
矢板市(栃木県)	31,373人	50.2%
北秋田市(秋田県)	30,112人	74.2%
柳井市(山口県)	30,550人	59%
南丹市(京都府)	30,781人	82.7%
磯城郡田原本町(奈良県)	31,771人	79.7%

上記の将来負担比率の比較表をみてみると、

• 北秋田市(秋田県)は、柳井市よりも将来負担比率の数値が約15.20多く、1.258倍高い
• 南丹市(京都府)は、柳井市よりも将来負担比率の数値が約23.70多く、1.402倍高い

という結果となっています。

柳井市をもっと他の市区町村と比較する

柳井市のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の市区町村を選択してみて下さいませ。

市区町村を選択する

※もし市区町村名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

続いて、柳井市の将来負担比率が、山口県内では何番目に高いのかを、ランキング表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

柳井市の将来負担比率は、山口県内では6位

下記は、山口県内での将来負担比率のランキング表です。（高い順）

山口県内での将来負担比率のランキング表：柳井市は6位

順位	市区町村名	将来負担比率 (%)
1	熊毛郡平生町	148.2
2	周南市	91
3	下関市	82.2
4	山陽小野田市	69.1
5	玖珂郡和木町	61.5
6	柳井市	59
7	熊毛郡田布施町	53.4
8	大島郡周防大島町	51.2
9	光市	50.5
10	山口市	37.4
11	下松市	28.8
12	宇部市	28.6
13	美祢市	26.4
14	長門市	26
15	岩国市	1.7

山口県内の将来負担比率の平均値と中央値

また、山口県内での将来負担比率の平均値と、中央値についても調査し、柳井市と比較したグラフを以下に作成いたしました。

柳井市の将来負担比率と山口県内の中央値と平均値を比較した一覧表

名称	将来負担比率
柳井市	59%
平均値	54.33%
中央値	50.5%

こちらの比較表より、柳井市の将来負担比率は、

• 山口県平均値の1.0859倍(→高い)
• 山口県中央値の1.168倍(→高い)

ということが見えてきます。

日本全国の将来負担比率ランキングで柳井市は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

柳井市は日本全国の将来負担比率ランキング(高い順)で443位

まずは、柳井市の将来負担比率を日本全国(市区町村別)で見たときに何番目に高いのかを日本全国の将来負担比率ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(市区町村別)の将来負担比率ランキング表：柳井市は443位

順位	市区町村名	将来負担比率 (%)
437	本宮市	59.9
437	後志総合振興局留寿都村	59.9
441	東茨城郡城里町	59.6
442	上伊那郡箕輪町	59.4
443	柳井市	59
444	十勝総合振興局音更町	58.9
444	嬉野市	58.9
446	周智郡森町	58.6
447	つくば市	58.3
448	南国市	58.1

→ 日本全国(市区町村別)の将来負担比率ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の将来負担比率が高いランキング表では、統計が取れる1031つの市区町村の中で、柳井市は443位と、日本全国(市区町村)の中でも将来負担比率が比較的高い市区町村ということが分かります。

以下は将来負担比率の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

将来負担比率の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(市区町村別)の将来負担比率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(市区町村別)の将来負担比率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と柳井市の将来負担比率を比べる

また、この日本全国(市区町村別)将来負担比率ランキングの平均値、中央値と柳井市の比較グラフは以下となっています。

柳井市の将来負担比率を日本全国(市区町村)の中央値(51)と平均値(58)と比較した一覧表

市区町村名	将来負担比率
柳井市	59%
平均値	58%
中央値	51%

こちらの表より、柳井市の将来負担比率は平均と近い位置にあるという結果が見えてきます。

また、中央値の51と比較してみると、柳井市の将来負担比率「59%」は中央値より将来負担比率が少し高い(1.15倍)ということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	柳井市(山口県)の将来負担比率データ
単位	(%)
期間	2011～2019年
更新日時	2022-08-20T05:02:46+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

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地図で見る将来負担比率の推移(市区町村別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

将来負担比率にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの将来負担比率の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る将来負担比率の推移(市区町村別の日本全国階級区分図)

また、柳井市(山口県)の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(市区町村別)が見られます。

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