グラフで見る長崎県の基準財政需要額は高い？低い？(推移グラフと比較)

長崎県の基準財政需要額をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

基準財政需要額とは？

[基準財政需要額],地方交付税法に基づいて地方交付税のうち普通交付税額を算定する際，各地方公共団体が標準的な水準でその行政を執行するために必要な経費のうち一般財源をもって賄うべき額を合理的に測定したもの

長崎県の基準財政需要額はどのくらい？

長崎県の基準財政需要額は、325,770,885(千円)です。(2020年調査)

長崎県の基準財政需要額(2020年)

都道府県名	基準財政需要額
長崎県	325,770,885(千円) (3億2577万(千円))

長崎県の基準財政需要額推移グラフ(1975年～現在)

では、現在の長崎県の基準財政需要額の「325,770,885(千円)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

長崎県の基準財政需要額の1975～2020年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1975～2020年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※長崎県の人口データは、国勢調査・住民基本台帳人口（総数）を元に作成。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、上記の長崎県の基準財政需要額グラフの全体図です。

また、下記は1975～2020年までの長崎県の基準財政需要額の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る長崎県の基準財政需要額の推移(1975～2020年)

年	1975	1976	1977	1978	1979	1980	1981	1982	1983	1984	1985	1986	1987	1988	1989	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020
基準財政需要額(千円)	75,076,000.00	83,499,666.00	94,350,160.00	108,533,460.00	119,970,666.00	133,785,861.00	147,534,937.00	159,584,118.00	160,193,936.00	164,757,935.00	181,362,164.00	192,248,866.00	198,494,086.00	213,537,499.00	250,450,795.00	263,945,245.00	281,833,449.00	306,499,606.00	311,136,969.00	307,422,973.00	317,592,963.00	322,900,163.00	337,304,674.00	345,506,878.00	350,379,715.00	354,995,037.00	345,597,151.00	330,754,877.00	311,582,527.00	308,394,926.00	318,154,077.00	320,714,399.00	291,679,418.00	295,919,513.00	295,577,240.00	332,254,641.00	334,612,554.00	331,377,768.00	331,535,330.00	331,435,689.00	334,144,788.00	316,536,075.00	315,000,582.00	320,016,598.00	320,386,612.00	325,770,885.00
前回比(差引値)	-	8,423,666	10,850,494	14,183,300	11,437,206	13,815,195	13,749,076	12,049,181	609,818	4,563,999	16,604,229	10,886,702	6,245,220	15,043,413	36,913,296	13,494,450	17,888,204	24,666,157	4,637,363	-3,713,996	10,169,990	5,307,200	14,404,511	8,202,204	4,872,837	4,615,322	-9,397,886	-14,842,274	-19,172,350	-3,187,601	9,759,151	2,560,322	-29,034,981	4,240,095	-342,273	36,677,401	2,357,913	-3,234,786	157,562	-99,641	2,709,099	-17,608,713	-1,535,493	5,016,016	370,014	5,384,273
前回比(%)	-	111.22	112.99	115.03	110.54	111.52	110.28	108.17	100.38	102.85	110.08	106	103.25	107.58	117.29	105.39	106.78	108.75	101.51	98.81	103.31	101.67	104.46	102.43	101.41	101.32	97.35	95.71	94.2	98.98	103.16	100.8	90.95	101.45	99.88	112.41	100.71	99.03	100.05	99.97	100.82	94.73	99.51	101.59	100.12	101.68

上記の長崎県の基準財政需要額の推移グラフを見てみると、2000年の基準財政需要額が最も多く、統計で分かる最新の2020年はそれよりも低いことが見えてきます。

ただし、前回の2019年の数値「320386612(千円)」よりは高いため、今後も基準財政需要額が再び上昇する可能性はあります。

また、基準財政需要額ではなく基準財政収入額であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る長崎県の基準財政収入額

長崎県の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る長崎県の人口推移

長崎県の基準財政需要額は低い？高い？人口が近い愛媛県(愛媛県)と奈良県(奈良県)と比較

長崎県の基準財政需要額は、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか？

長崎県と愛媛県(愛媛県)と奈良県(奈良県)の基準財政需要額を比較

まずは、長崎県と人口が日本全国で最も近い愛媛県(愛媛県)と奈良県(奈良県)の基準財政需要額を比較してみます。

※山口県(山口県)と青森県(青森県)は、長崎県と3・4番目に人口が近い都道府県です。

長崎県と人口の近い愛媛県(愛媛県)と奈良県(奈良県)の基準財政需要額を比較した一覧表

都道府県名	総人口	基準財政需要額
山口県(山口県)	1,326,218人	296,795,830(千円)
愛媛県(愛媛県)	1,327,185人	307,057,697(千円)
長崎県(長崎県)	1,306,060人	325,770,885(千円)
奈良県(奈良県)	1,325,385人	268,937,661(千円)
青森県(青森県)	1,225,497人	320,606,931(千円)

上記の基準財政需要額の比較表をみてみると、

• 長崎県は、愛媛県(愛媛県)よりも基準財政需要額の数値が約18,713,188程しか変わらず、基準財政需要額と人口も日本国内では比較的似ている
• 長崎県は、奈良県(奈良県)よりも基準財政需要額の数値が約56,833,224多く、1.211倍高い

という結果となっています。

長崎県をもっと他の都道府県と比較する

長崎県のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の都道府県を選択してみて下さいませ。

都道府県を選択する

※もし都道府県名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

日本全国の基準財政需要額ランキングで長崎県は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

長崎県は日本全国の基準財政需要額ランキング(高い順)で24位

まずは、長崎県の基準財政需要額を日本全国(都道府県別)で見たときに何番目に高いのかを日本全国の基準財政需要額ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(都道府県別)の基準財政需要額ランキング表：長崎県は24位

順位	都道府県名	基準財政需要額 (千円)
20	鹿児島県	416,253,696
21	岐阜県	415,042,292
22	群馬県	375,792,784
23	三重県	372,371,346
24	長崎県	325,770,885
25	岩手県	324,686,988
26	青森県	320,606,931
27	愛媛県	307,057,697
28	沖縄県	298,148,356
29	山口県	296,795,830

→ 日本全国(都道府県別)の基準財政需要額ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の基準財政需要額が高いランキング表では、統計が取れる47つの都道府県の中で、長崎県は24位と、下位30位以内に入っており、日本全国(都道府県)の中でも基準財政需要額が低い都道府県ということが分かります。

以下は基準財政需要額の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

基準財政需要額の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(都道府県別)の基準財政需要額が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(都道府県別)の基準財政需要額が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と長崎県の基準財政需要額を比べる

また、この日本全国(都道府県別)基準財政需要額ランキングの平均値、中央値と長崎県の比較グラフは以下となっています。

長崎県の基準財政需要額を日本全国(都道府県)の中央値(324,686,988)と平均値(539,391,388)と比較した一覧表

都道府県名	基準財政需要額
長崎県	325,770,885(千円)
平均値	539,391,388(千円)
中央値	324,686,988(千円)

こちらの表より、長崎県の基準財政需要額は平均より213,620,503(千円)低いという結果が見えてきます。

また、中央値の324,686,988と比較してみると、長崎県の基準財政需要額「325770885(千円)」は中央値より基準財政需要額が少し高い(1倍)ということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	長崎県の基準財政需要額データ
単位	(千円)
期間	1975～2020年
更新日時	2024-04-20T05:01:56+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

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地図で見る基準財政需要額の推移(都道府県別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

基準財政需要額にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの基準財政需要額の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る基準財政需要額の推移(都道府県別の日本全国階級区分図)

また、長崎県の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(都道府県別)が見られます。

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