イギリスのニート(NEET)の割合をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。
イギリスのニート(NEET)の割合は、10.52%です。(2019年調査)
国名 | ニート(NEET)の割合 |
---|---|
イギリス | 10.52% |
※Source:worldbank.org 詳細
2019年のworldbank.org調査が最新のデータ
(2024年4月20日確認)
2024年の統計データは発表され次第即時反映
では、現在のイギリスのニート(NEET)の割合の「10.52%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか?
イギリスのニート(NEET)の割合の2004~2019年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、2004~2019年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上のイギリスの統計とニート(NEET)の割合とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、イギリスのニート(NEET)の割合の世界順位の変遷です。
過去の2004年から2019年までのイギリスの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
イギリスは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
イギリスのニート(NEET)の割合が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載したイギリスのニート(NEET)の割合グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※イギリスのニート(NEET)の割合の推移(2004~2019年)データの無料ダウンロードはこちらから↓
(EXCELでも開けます)
※【データ内容】
1行目:年代,2行目:ニート(NEET)の割合
また、下記は2004~2019年までのイギリスのニート(NEET)の割合の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能
年 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ニート(NEET)の割合(%) | 5.45 | 8.42 | 8.55 | 11.90 | 12.09 | 13.22 | 13.62 | 14.24 | 13.88 | 13.24 | 11.86 | 11.05 | 10.89 | 10.31 | 10.45 | 10.52 |
前回比(差引値) | - | 2.97 | 0.13 | 3.35 | 0.19 | 1.13 | 0.4 | 0.62 | -0.36 | -0.64 | -1.38 | -0.81 | -0.16 | -0.58 | 0.14 | 0.07 |
前回比(%) | - | 154.5 | 101.54 | 139.18 | 101.6 | 109.35 | 103.03 | 104.55 | 97.47 | 95.39 | 89.58 | 93.17 | 98.55 | 94.67 | 101.36 | 100.67 |
上記のイギリスのニート(NEET)の割合の推移グラフを見てみると、2011年のニート(NEET)の割合が最も多く、統計で分かる最新の2019年はそれよりも低いことが見えてきます。
ただし、前回の2018年の数値「10.449999809265%」よりは高いため、今後もニート(NEET)の割合が再び上昇する可能性は高いです。
また、ニート(NEET)の割合ではなく男性のニート(NEET)の割合であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→ イギリスの男性のニート(NEET)の割合
イギリスのニート(NEET)の割合は、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか?
まずは、イギリスと人口数が世界で最も近いフランスと南アフリカ共和国のニート(NEET)の割合を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | ニート(NEET)の割合 |
---|---|---|
フランス | 67,971,311人 | 10.54% |
イギリス | 66,971,395人 | 10.52% |
南アフリカ共和国 | 59,893,885人 | 30.57% |
上記のニート(NEET)の割合の比較表をみてみると、
という結果となっています。
特に、南アフリカ共和国とイギリスは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、ニート(NEET)の割合には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。
続いて、イギリスのニート(NEET)の割合を、アメリカと日本と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | ニート(NEET)の割合 |
---|---|---|
アメリカ | 333,287,557人 | 10.41% |
日本 | 125,124,989人 | 3.14% |
イギリス | 66,971,395人 | 10.52% |
上記のグラフより、イギリスのニート(NEET)の割合が最も高いということが分かります。
特に、日本と比較すると3.4倍もニート(NEET)の割合が多く、アメリカと比べると1倍、イギリスと比べると1倍の差があることが分かります。
イギリスのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界のニート(NEET)の割合ランキングでイギリスは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、イギリスのニート(NEET)の割合を世界で見たときに何番目に高いのかを世界ニート(NEET)の割合ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | ニート(NEET)の割合 (%) |
---|---|---|
71 | コートジボワール | 10.81 |
72 | ギニア | 10.76 |
73 | カンボジア | 10.74 |
74 | フランス | 10.54 |
75 | イギリス | 10.52 |
76 | アメリカ合衆国 | 10.41 |
77 | スロバキア | 10.3 |
78 | ボリビア多民族国 | 10.24 |
79 | アイルランド | 10.09 |
80 | ベラルーシ | 9.25 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界のニート(NEET)の割合が高いランキング表では、統計が取れる102カ国の中で、イギリスは75位と、世界の中でもニート(NEET)の割合が比較的高い国ということが分かります。
以下はニート(NEET)の割合の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界のニート(NEET)の割合が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界のニート(NEET)の割合が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界ニート(NEET)の割合ランキングの平均値、中央値とイギリスの比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | ニート(NEET)の割合 |
---|---|
イギリス | 10.52% |
平均値 | 18% |
中央値 | 17% |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、イギリスのニート(NEET)の割合は平均より7%低いという結果が見えてきます。
また、中央値の17と比較してみると、イギリスのニート(NEET)の割合は中央値より3.8割低いということが分かります。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | イギリスのニート(NEET)の割合データ |
単位 | (%) |
期間 | 2004~2019年 |
更新日時 | 2024-04-02T03:04:12+0900 |
確認日時 | 2024-04-20T03:05:49+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時 |
ライセンス | CC BY 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - International Labour Organization, ILOSTAT database. Data retrieved in June 21, 2020. |
その他にも、グラフで見るイギリスの統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
また、イギリスの統計情報は、こちらのページで272種類以上の全一覧が見られます。
→ イギリスの統計情報TOPページ
統計「イギリスのニート(NEET)の割合(推移と比較グラフ)」について、あなたの考察やコメントを残そう!