フィリピンの関税率の譲許割合(全製品)をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。
フィリピンの関税率の譲許割合(全製品)は、62.15%です。(2020年調査)
国名 | 関税率の譲許割合(全製品) |
---|---|
フィリピン | 62.15% |
※Source:worldbank.org 詳細
2020年のworldbank.org調査が最新のデータ
(2022年12月31日確認)
2024年の統計データは発表され次第即時反映
では、現在のフィリピンの関税率の譲許割合(全製品)の「62.15%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか?
フィリピンの関税率の譲許割合(全製品)の1995~2020年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、1995~2020年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上のフィリピンの統計と関税率の譲許割合(全製品)とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、フィリピンの関税率の譲許割合(全製品)の世界順位の変遷です。
過去の1995年から2020年までのフィリピンの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
フィリピンは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
フィリピンの関税率の譲許割合(全製品)が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載したフィリピンの関税率の譲許割合(全製品)グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※フィリピンの関税率の譲許割合(全製品)の推移(1995~2020年)データの無料ダウンロードはこちらから↓
(EXCELでも開けます)
※【データ内容】
1行目:年代,2行目:関税率の譲許割合(全製品)
また、下記は1995~2020年までのフィリピンの関税率の譲許割合(全製品)の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能
年 | 1995 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
関税率の譲許割合(全製品)(%) | 65.21 | 65.13 | 65.13 | 65.13 | 65.12 | 65.13 | 65.13 | 65.13 | 65.13 | 62.27 | 62.27 | 62.27 | 62.26 | 62.37 | 62.37 | 62.37 | 62.37 | 62.37 | 61.86 | 61.85 | 61.85 | 61.85 | 62.17 | 62.15 | 62.15 |
前回比(差引値) | - | -0.08 | 0 | 0 | -0.01 | 0.01 | 0 | 0 | 0 | -2.86 | 0 | 0 | -0.01 | 0.11 | 0 | 0 | 0 | 0 | -0.51 | -0.01 | 0 | 0 | 0.32 | -0.02 | 0 |
前回比(%) | - | 99.88 | 100 | 100 | 99.98 | 100.02 | 100 | 100 | 100 | 95.61 | 100 | 100 | 99.98 | 100.18 | 100 | 100 | 100 | 100 | 99.18 | 99.98 | 100 | 100 | 100.52 | 99.97 | 100 |
上記のフィリピンの関税率の譲許割合(全製品)の推移グラフを見てみると、1995年の関税率の譲許割合(全製品)が最も多く、統計で分かる最新の2020年はそれよりも低いことが見えてきます。
さらに、前回の2019年の数値「62.15%」よりも少なくなっているため、今後はさらに関税率の譲許割合(全製品)が少なくなる可能性があります。
また、関税率の譲許割合(全製品)ではなく国際観光支出(名目)であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→ フィリピンの国際観光支出(名目)
フィリピンの関税率の譲許割合(全製品)は、どれくらい低い、あるいは高いのでしょうか?
まずは、フィリピンと人口数が世界で最も近い日本とベトナムの関税率の譲許割合(全製品)を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 関税率の譲許割合(全製品) |
---|---|---|
日本 | 126,261,000人 | 99.65% |
フィリピン | 112,190,977人 | 62.15% |
ベトナム | 96,648,685人 | 93.82% |
上記の関税率の譲許割合(全製品)の比較表をみてみると、
という結果となっています。
続いて、フィリピンの関税率の譲許割合(全製品)を、アメリカと中国と日本と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 関税率の譲許割合(全製品) |
---|---|---|
中国 | 1,411,100,000人 | 99.98% |
アメリカ | 331,501,080人 | 99.96% |
日本 | 126,261,000人 | 99.65% |
フィリピン | 112,190,977人 | 62.15% |
上記のグラフより、フィリピンの関税率の譲許割合(全製品)は中国・アメリカ・日本よりも低いということが分かります。
特に、中国と比較すると1.6倍も関税率の譲許割合(全製品)が少なくアメリカと比べても1.6倍もの差があることが分かります。
フィリピンのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の関税率の譲許割合(全製品)ランキングでフィリピンは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、フィリピンの関税率の譲許割合(全製品)を世界で見たときに何番目に高いのかを世界関税率の譲許割合(全製品)ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | 関税率の譲許割合(全製品) (%) |
---|---|---|
111 | マレーシア | 83.67 |
112 | インド | 74.39 |
113 | バーレーン | 72.22 |
114 | シンガポール | 71.95 |
115 | フィリピン | 62.15 |
116 | トルコ | 51.76 |
117 | フィジー | 51.52 |
118 | 香港 | 49.79 |
119 | マリ共和国 | 40.6 |
119 | モーリタニア | 40.6 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界の関税率の譲許割合(全製品)が高いランキング表では、統計が取れる142カ国の中で、フィリピンは115位と、下位30カ国以内に入っており、世界の中でも関税率の譲許割合(全製品)が低い国ということが分かります。
以下は関税率の譲許割合(全製品)の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界の関税率の譲許割合(全製品)が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の関税率の譲許割合(全製品)が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界関税率の譲許割合(全製品)ランキングの平均値、中央値とフィリピンの比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 関税率の譲許割合(全製品) |
---|---|
フィリピン | 62.15% |
平均値 | 85% |
中央値 | 100% |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、フィリピンの関税率の譲許割合(全製品)は平均より23%低いという結果が見えてきます。
また、中央値の100と比較してみると、フィリピンの関税率の譲許割合(全製品)は中央値より3.8割低いということが分かります。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | フィリピンの関税率の譲許割合(全製品)データ |
単位 | (%) |
期間 | 1995~2020年 |
更新日時 | 2022-09-25T03:05:21+0900 |
確認日時 | 2022-12-31T03:05:19+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時 |
ライセンス | CC BY 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - World Bank staff estimates using the World Integrated Trade Solution system, based on data from World Trade Organization. |
その他にも、グラフで見るフィリピンの統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
また、フィリピンの統計情報は、こちらのページで276種類以上の全一覧が見られます。
→ フィリピンの統計情報TOPページ
統計「フィリピンの関税率の譲許割合(全製品)(推移と比較グラフ)」について、あなたの考察やコメントを残そう!