イギリスの2024年に分かる最新の生産年齢人口や、イギリスと同じ様な生産年齢人口の国についての比較、過去~現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。
イギリスの2024年に分かる最新の生産年齢人口は42,435,350人で、総人口に対する割合は63.36%です。
※生産年齢人口とは15歳~64歳までの人口のことです。
総人口 | 割合 | 生産年齢人口 |
---|---|---|
66,971,395人 | 63.36% | 42,435,350人 |
※Source:worldbank.org 詳細
2022年のworldbank.org調査による算出が最新のデータ(2023年12月24日更新)。
また、年少人口や生産年齢人口はこちらから確認できます。
では、現在のイギリスの生産年齢人口の「42,435,350人」は、過去と比べて増えてきているのでしょうか?
イギリスの生産年齢人口の1960~2022年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、1960~2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上のイギリスの統計と生産年齢人口とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、イギリスの生産年齢人口の世界順位の変遷です。
過去の1960年から2022年までのイギリスの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
イギリスは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
イギリスの生産年齢人口が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載したイギリスの生産年齢人口グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※イギリスの生産年齢人口の推移(1960~2022年)データの無料ダウンロードはこちらから((EXCELでも開けます))↓
※【データ内容】
1行目:年代
2行目:総人口
3行目:割合
4行目:生産年齢人口
続いて、生産年齢人口の人数ではなく、イギリスの総人口に対する生産年齢人口の割合「63.36%」がどう変化しているかを、1960~2022年までの推移グラフを用いて見ていきます。
※Source:worldbank.org 詳細
また、下記は1960~2022年までのイギリスの生産年齢人口と割合の推移を一覧表にしたものです。
年 | 1960 | 1961 | 1962 | 1963 | 1964 | 1965 | 1966 | 1967 | 1968 | 1969 | 1970 | 1971 | 1972 | 1973 | 1974 | 1975 | 1976 | 1977 | 1978 | 1979 | 1980 | 1981 | 1982 | 1983 | 1984 | 1985 | 1986 | 1987 | 1988 | 1989 | 1990 | 1991 | 1992 | 1993 | 1994 | 1995 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
総人口(人) | 52,400,000 | 52,800,000 | 53,250,000 | 53,650,000 | 54,000,000 | 54,348,050 | 54,648,500 | 54,943,600 | 55,211,700 | 55,441,750 | 55,663,250 | 55,896,223 | 56,086,065 | 56,194,527 | 56,229,974 | 56,225,800 | 56,211,968 | 56,193,492 | 56,196,504 | 56,246,951 | 56,314,216 | 56,333,829 | 56,313,641 | 56,332,848 | 56,422,072 | 56,550,268 | 56,681,396 | 56,802,050 | 56,928,327 | 57,076,711 | 57,247,586 | 57,424,897 | 57,580,402 | 57,718,614 | 57,865,745 | 58,019,030 | 58,166,950 | 58,316,954 | 58,487,141 | 58,682,466 | 58,892,514 | 59,119,673 | 59,370,479 | 59,647,577 | 59,987,905 | 60,401,206 | 60,846,820 | 61,322,463 | 61,806,995 | 62,276,270 | 62,766,365 | 63,258,810 | 63,700,215 | 64,128,273 | 64,602,298 | 65,116,219 | 65,611,593 | 66,058,859 | 66,460,344 | 66,836,327 | 67,081,000 | 67,026,292 | 66,971,395 |
割合(%) | 65.08 | 64.84 | 64.75 | 64.73 | 64.66 | 64.5 | 64.12 | 63.74 | 63.38 | 63.06 | 62.8 | 62.57 | 62.4 | 62.31 | 62.32 | 62.45 | 62.6 | 62.85 | 63.18 | 63.58 | 64.03 | 64.4 | 64.79 | 65.17 | 65.48 | 65.71 | 65.69 | 65.63 | 65.54 | 65.42 | 65.29 | 65.13 | 64.97 | 64.82 | 64.71 | 64.65 | 64.64 | 64.7 | 64.8 | 64.93 | 65.07 | 65.23 | 65.41 | 65.62 | 65.82 | 65.99 | 66.06 | 66.11 | 66.11 | 66.05 | 65.93 | 65.64 | 65.34 | 65.04 | 64.74 | 64.47 | 64.25 | 64.07 | 63.93 | 63.8 | 63.49 | 63.42 | 63.36 |
生産年齢人口(人) | 34100343 | 34237748 | 34481405 | 34729043 | 34919069 | 35055249 | 35038317 | 35021985 | 34992645 | 34959957 | 34957460 | 34975950 | 34998328 | 35014640 | 35045222 | 35114827 | 35191339 | 35315824 | 35504110 | 35763006 | 36058249 | 36277553 | 36485680 | 36710727 | 36947228 | 37159789 | 37235115 | 37281860 | 37310279 | 37337920 | 37374177 | 37402649 | 37411614 | 37413057 | 37442161 | 37508706 | 37600720 | 37728679 | 37897607 | 38100383 | 38323987 | 38561155 | 38836637 | 39140248 | 39482257 | 39856736 | 40196873 | 40539197 | 40859642 | 41134819 | 41384859 | 41523732 | 41622578 | 41706559 | 41823572 | 41980393 | 42156712 | 42326458 | 42485474 | 42638638 | 42589149 | 42509878 | 42435350 |
上記のイギリスの生産年齢人口の推移グラフを見てみると、2019年の生産年齢人口が最も多く、統計で分かる最新の2022年はそれよりも少ないことが見えてきます。
さらに、前年度の2021年の数値「42509878人」よりも少なくなっているため、今後はさらに生産年齢人口が少なくなる可能性があります。
また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、生産年齢人口が減少している年」が6回あることです。
同様に、総人口が減少しているにもかかわらず、生産年齢人口が増加している年も4回あります。
これらの事より、イギリスにおいては必ずしも総人口が増加すれば生産年齢人口が増えるというわけではないことが見えてきます。
また、生産年齢人口ではなく労働人口(労働力)の推移であれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ グラフで見るイギリスの労働人口(労働力)は多い?少ない?
イギリスの生産年齢人口は、どれくらい多い、あるいは少ないのでしょうか?
まずは、イギリスの生産年齢人口を、人口が近い国と比較してみます。
イギリスと人口数が世界で最も近いフランスとタンザニアの生産年齢人口を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 割合 | 生産年齢人口 |
---|---|---|---|
フランス | 67,971,311人 | 61.14 | 41,559,412人 |
イギリス | 66,971,395人 | 63.36 | 42,435,350人 |
タンザニア | 65,497,748人 | 53.54 | 35,066,910人 |
上記の生産年齢人口の比較表をみてみると、
という結果となっています。
続いて、イギリスの生産年齢人口を、日本とアメリカと中国と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 割合 | 生産年齢人口 |
---|---|---|---|
中国 | 1,412,175,000人 | 69.03 | 974,838,887人 |
アメリカ | 333,287,557人 | 64.91 | 216,345,090人 |
日本 | 125,124,989人 | 58.45 | 73,138,948人 |
イギリス | 66,971,395人 | 63.36 | 42,435,350人 |
上記のグラフより、イギリスの生産年齢人口は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。
特に、中国と比較すると23倍も生産年齢人口が少なくアメリカと比べても5.1倍もの差があることが分かります。
また、逆に日本と比べると1.7倍程しか差がなく、日本とイギリスの生産年齢人口は比較的近い数値であるということも見えてきます。
イギリスのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の生産年齢人口ランキングでイギリスは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、人数が多いランキングです。その後に、割合での世界ランキングもお伝えします。
イギリスの生産年齢人口を世界で見たときに何番目に多いのかを世界生産年齢人口ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | 総人口 (人) | 割合 (%) | 生産年齢人口 (人) |
---|---|---|---|---|
17 | トルコ | 8497万 | 68.1 | 5789万 |
18 | ドイツ | 8379万 | 63.6 | 5331万 |
19 | コンゴ民主共和国 | 9901万 | 50.5 | 5004万 |
20 | タイ | 7169万 | 69.3 | 4966万 |
21 | イギリス | 6697万 | 63.4 | 4243万 |
22 | フランス | 6797万 | 61.1 | 4155万 |
23 | 南アフリカ共和国 | 5989万 | 65.6 | 3926万 |
24 | イタリア | 5894万 | 63.5 | 3743万 |
25 | ミャンマー | 5417万 | 68.5 | 3713万 |
26 | 大韓民国 | 5162万 | 70.9 | 3662万 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界の生産年齢人口が多いランキング表では、統計が取れる215カ国の中で、イギリスは21位と、上位30カ国にランクインしており、世界の中でも生産年齢人口が比較的多い国ということが分かります。
以下は生産年齢人口の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界の生産年齢人口が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の生産年齢人口が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界生産年齢人口ランキングの平均値、中央値とイギリスの比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 割合 | 生産年齢人口 |
---|---|---|---|
イギリス | 66,971,395人 | 63.36 | 42,435,350人 |
平均値 | - | - | 23,924,492人 |
中央値 | - | - | 4,205,043人 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、イギリスの生産年齢人口は平均より1.77倍多いという結果が見えてきます。
また、中央値の4,205,043と比較してみると、イギリスの生産年齢人口「42435350人」は中央値よりも10.09倍も生産年齢人口が多いということも見えてきます。
次に、生産年齢人口の人数ではなく、総人口に対する割合(率)でイギリスは世界何位なのかを各国のランキングで見ていきます。
順位 | 国名 | 総人口 (人) | 割合 (%) | 生産年齢人口 (人) |
---|---|---|---|---|
131 | イタリア | 5894万 | 63.5 | 3743万 |
132 | デンマーク | 590万 | 63.5 | 374万 |
133 | チェコ | 1067万 | 63.4 | 676万 |
134 | ハイチ | 1158万 | 63.4 | 734万 |
135 | イギリス | 6697万 | 63.4 | 4243万 |
136 | ギリシャ | 1042万 | 63.3 | 660万 |
137 | マン島 | 8万 | 63 | 5万 |
138 | エストニア | 134万 | 63 | 84万 |
139 | マーシャル諸島 | 4万 | 63 | 2万 |
140 | アルジェリア | 4490万 | 63 | 2827万 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの各国の生産年齢人口率ランキングを見て頂くと分かるのですが、イギリスは135位となっています。
先程の、「人数でのランキング」では21位だったのですが、総人口に対する生産年齢人口の「割合が高いランキング」では、135位と、114位もの差があり、人数と割合のランキングでは大きく違うことが見えてきます。
このように、たとえ世界の中で生産年齢人口が多くても、必ずしも総人口に対する割合が高いという結果にはならないことも、上記のランキングより読み取ることができます。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | イギリスの生産年齢人口データ |
更新日時 | 2023-12-24T03:06:44+0900 |
ライセンス | CC BY 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - World Bank staff estimates using the World Bank's total population and age/sex distributions of the United Nations Population Division's World Population Prospects: 2019 Revision. |
その他にも、グラフで見るイギリスの統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
また、イギリスの統計情報は、こちらのページで272種類以上の全一覧が見られます。
→ イギリスの統計情報TOPページ
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