グラフで見るイギリスの年少人口の割合は高い？低い？

イギリスの2024年に分かる最新の年少人口や、イギリスと同じ様な年少人口の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2024年に分かる最新のイギリスの年少人口と割合

イギリスの2024年に分かる最新の年少人口は11,697,707人で、総人口に対する割合は17.47%です。
※年少人口とは0歳～14歳までの人口のことです。

また、生産年齢人口や高齢者人口はこちらから確認できます。

• イギリスの生産年齢人口(15～64歳)
• イギリスの高齢者人口(65歳以上)

イギリスの年少人口の増減推移グラフ(1960年～現在)

では、現在のイギリスの年少人口の「11,697,707人」は、過去と比べて増えてきているのでしょうか？

イギリスの年少人口の1960～2022年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1960～2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のイギリスの統計と年少人口とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

イギリスの年少人口の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、イギリスの年少人口の世界順位の変遷です。

過去の1960年から2022年までのイギリスの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

※グラフの見方
イギリスは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

イギリスの年少人口が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したイギリスの年少人口グラフの全体図です。

イギリスの年少人口率(割合)の推移

続いて、年少人口の人数ではなく、イギリスの総人口に対する年少人口の割合「17.47%」がどう変化しているかを、1960～2022年までの推移グラフを用いて見ていきます。

また、下記は1960～2022年までのイギリスの年少人口と割合の推移を一覧表にしたものです。

上記のイギリスの年少人口の推移グラフを見てみると、1972年の年少人口が最も多く、統計で分かる最新の2022年はそれよりも少ないことが見えてきます。

さらに、前年度の2021年の数値「11837654人」よりも少なくなっているため、今後はさらに年少人口が少なくなる可能性があります。

また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、年少人口が減少している年」が22回あることです。

逆に、総人口が減少している場合は、必ず年少人口も減少しているという点も、とても興味深い結果となっています。

これらの事より、イギリスにおいては必ずしも総人口が増加すれば年少人口が増えるというわけではないことが見えてきます。

また、年少人口ではなく出生率の推移であれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見るイギリスの出生率は高い？低い？

イギリスの年少人口は少ない？多い？日本と比較

イギリスの年少人口は、どれくらい多い、あるいは少ないのでしょうか？

まずは、イギリスの年少人口を、人口が近い国と比較してみます。

イギリスと人口数が一番近いフランスとタンザニアの年少人口を比較

イギリスと人口数が世界で最も近いフランスとタンザニアの年少人口を比較してみます。

上記の年少人口の比較表をみてみると、

• イギリスは、フランスよりも年少人口の数値が約7,320人程しか変わらず、年少人口と総人口もよく似ている
• タンザニアは、イギリスよりも年少人口の数値が約16,700,457人も多く、2.43倍も多い

という結果となっています。

特に、タンザニアとイギリスは人口数は世界の中でも1・2番目に近いが、年少人口には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

イギリスと日本の年少人口を比較

続いて、イギリスの年少人口を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

上記のグラフより、イギリスの年少人口は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。

特に、中国と比較すると20.8倍も年少人口が少なくアメリカと比べても5.1倍もの差があることが分かります。

また、逆に日本と比べると1.2倍程しか差がなく、日本とイギリスの年少人口は比較的近い数値であるということも見えてきます。

イギリスをもっと他国と比較する

イギリスのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の年少人口ランキングでイギリスは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

まずは、人数が多いランキングです。その後に、割合での世界ランキングもお伝えします。

イギリスは世界の年少人口ランキング(多い順)で34位

イギリスの年少人口を世界で見たときに何番目に多いのかを世界年少人口ランキング表を用いて、みていきます。

世界の年少人口ランキング表(人数が多い順)：イギリスは34位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	年少人口 (人)
30	イエメン	3369万	39.5	1330万
31	ニジェール	2620万	48.8	1280万
32	ガーナ	3347万	36.9	1236万
33	カメルーン	2791万	42.2	1178万
34	イギリス	6697万	17.5	1169万
35	ドイツ	8379万	14	1169万
36	フランス	6797万	17.2	1169万
37	コートジボワール	2816万	41.5	1167万
38	マダガスカル	2961万	39.1	1156万
39	タイ	7169万	15.5	1112万

→ 世界年少人口ランキング(人数が多い)をもっと見る

こちらの世界の年少人口が多いランキング表では、統計が取れる215カ国の中で、イギリスは34位と、上位50カ国以内に入っており、世界の中でも年少人口が比較的多い国ということが分かります。

以下は年少人口の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

年少人口の世界ランキングTOP10

さらに詳しい世界の年少人口が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の年少人口が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値とイギリスの年少人口を比べる

また、この世界年少人口ランキングの平均値、中央値とイギリスの比較グラフは以下となっています。

こちらの表より、イギリスの年少人口は平均より1.25倍多いという結果が見えてきます。

また、中央値の1,446,149と比較してみると、イギリスの年少人口「11697707人」は中央値よりも8.09倍も年少人口が多いということも見えてきます。

イギリスを各国の年少人口率ランキング(割合が高い順)で見てみる

次に、年少人口の人数ではなく、総人口に対する割合(率)でイギリスは世界何位なのかを各国のランキングで見ていきます。

世界の年少人口率ランキング表(割合が高い)：イギリスは155位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	年少人口 (人)
151	セントルシア	17万	18	3万
152	アメリカ合衆国	3億3328万	18	5985万
153	ロシア連邦	1億4423万	17.7	2553万
154	スウェーデン	1048万	17.6	184万
155	イギリス	6697万	17.5	1169万
156	中華人民共和国	14億1217万	17.2	2億4355万
157	フランス	6797万	17.2	1169万
158	キュラソー島	14万	17.2	2万
159	ジブラルタル	3万	17	5,563
160	バルバドス	28万	16.9	4万

→ 世界年少人口率ランキング(割合が高い)をもっと見る

こちらの各国の年少人口率ランキングを見て頂くと分かるのですが、イギリスは155位となっています。

先程の、「人数でのランキング」では34位だったのですが、総人口に対する年少人口の「割合が高いランキング」では、155位と、121位もの差があり、人数と割合のランキングでは大きく違うことが見えてきます。

このように、34においては「年少人口が多い ≠ 総人口に対する割合が高い」ということも、上記のランキングより読み取ることができます。

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また、イギリスの統計情報は、こちらのページで272種類以上の全一覧が見られます。
　→　イギリスの統計情報TOPページ

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