グラフで見るウクライナ人の出生率は高い？低い？

ウクライナの2024年に分かる最新の出生率や、ウクライナと同じ様な出生率の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2024年に分かる最新のウクライナ人の出生率

ウクライナの2024年に分かる最新の出生率は7.3‰です。
※出生率は1000人あたりの数値のため、パーセントと似たような単位の「1000分の1を表す単位‰(パーミル)」で表記しています。

ウクライナ人の出生率推移グラフ(1960年～現在)

では、現在のウクライナの出生率の「7.3‰」は、過去と比べて伸びてきているのでしょうか？ウクライナの出生率の1960～2021年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1960～2021年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のウクライナの統計と出生率とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

ウクライナの出生率の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、ウクライナの出生率の世界順位の変遷です。

過去の1960年から2021年までのウクライナの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

※グラフの見方
ウクライナは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

ウクライナの出生率が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したウクライナの出生率グラフの全体図です。

また、下記は1960～2021年までのウクライナの出生率の推移を一覧表にしたものです。

上記のウクライナの出生率の推移グラフを見てみると、最新である2021年の出生率が最も低いことが分かります。

また、前年度の2020年よりも0.5ポイント低くなっており、出生率は下がりつつあると言えます。

特に、最も出生率が高かった1960年と現在の出生率を比べると、2.88倍もの差があり、出生率がいかに縮まったかが見えてきます。

ウクライナ人の出生率は低い？高い？日本と比較

ウクライナの出生率は、どれくらい低い、あるいは高いのでしょうか？

まずは、ウクライナの出生率を、人口が近い国と比較してみます。

ウクライナと人口数が一番近いアルジェリアとイラクの出生率を比較

ウクライナと人口数が世界で最も近いアルジェリアとイラクの出生率を比較してみます。

上記の出生率の比較表をみてみると、

• アルジェリアは、ウクライナよりも出生率の数値が約2.95倍も高く、約14.22ポイントも高い
• イラクは、ウクライナよりも出生率の数値が約3.75倍も高く、約20.07ポイントも高い

という結果となっています。

特に、イラクとウクライナは人口数は世界の中でも1・2番目に近いが、出生率には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

ウクライナと日本の出生率を比較

続いて、ウクライナの出生率を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

上記のグラフより、ウクライナの出生率はアメリカや中国よりは低いということが分かります。

特に、アメリカと比較すると1.5しか差がなくアメリカとウクライナは出生率が近い国ということが分かります。

ウクライナをもっと他国と比較する

ウクライナのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の出生率ランキングでウクライナは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

ウクライナ人は世界の出生率ランキングで203位

まずは、ウクライナの出生率を世界で見たときに何番目に高いのかを世界出生率ランキング表を用いて、みていきます。

世界の出生率ランキング表：ウクライナは203位

順位	国名	総人口 (人)	出生率 (‰)
199	バミューダ諸島	6万	7.7
200	ポルトガル	1036万	7.7
201	イギリス領ヴァージン諸島	3万	7.63
202	中華人民共和国	14億1236万	7.52
203	ウクライナ	4382万	7.3
204	アルバ	10万	7.19
205	スペイン	4741万	7.1
206	イタリア	5913万	6.8
207	日本	1億2568万	6.6
208	サンマリノ	3万	6.2

→ 世界出生率ランキングをもっと見る

こちらの世界の出生率が高いランキング表では、統計が取れる211カ国の中で、ウクライナは203位と、下位10カ国以内に入っており、世界の中でも出生率がとても低い国ということが分かります。

以下は出生率の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

出生率の世界ランキングTOP10

さらに詳しい世界の出生率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の出生率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値とウクライナ人の出生率を比べる

また、この世界出生率ランキングの平均値、中央値とウクライナの比較グラフは以下となっています。

こちらの表より、ウクライナの出生率は平均より11.25ポイント低いという結果が見えてきます。

また、中央値の15.24‰と比較してみると、ウクライナの出生率は中央値の半分程しかなく、かなり低いということが分かります。

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また、ウクライナの統計情報は、こちらのページで275種類以上の全一覧が見られます。
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