南スーダンの2024年に分かる最新の生産年齢人口や、南スーダンと同じ様な生産年齢人口の国についての比較、過去~現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。
南スーダンの2024年に分かる最新の生産年齢人口は5,810,660人で、総人口に対する割合は53.24%です。
※生産年齢人口とは15歳~64歳までの人口のことです。
総人口 | 割合 | 生産年齢人口 |
---|---|---|
10,913,164人 | 53.24% | 5,810,660人 |
※Source:worldbank.org 詳細
2022年のworldbank.org調査による算出が最新のデータ(2024年3月30日更新)。
また、年少人口や生産年齢人口はこちらから確認できます。
では、現在の南スーダンの生産年齢人口の「5,810,660人」は、過去と比べて増えてきているのでしょうか?
南スーダンの生産年齢人口の1960~2022年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、1960~2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上の南スーダンの統計と生産年齢人口とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、南スーダンの生産年齢人口の世界順位の変遷です。
過去の1960年から2022年までの南スーダンの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
南スーダンは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
南スーダンの生産年齢人口が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載した南スーダンの生産年齢人口グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※南スーダンの生産年齢人口の推移(1960~2022年)データの無料ダウンロードはこちらから((EXCELでも開けます))↓
※【データ内容】
1行目:年代
2行目:総人口
3行目:割合
4行目:生産年齢人口
続いて、生産年齢人口の人数ではなく、南スーダンの総人口に対する生産年齢人口の割合「53.24%」がどう変化しているかを、1960~2022年までの推移グラフを用いて見ていきます。
※Source:worldbank.org 詳細
また、下記は1960~2022年までの南スーダンの生産年齢人口と割合の推移を一覧表にしたものです。
年 | 1960 | 1961 | 1962 | 1963 | 1964 | 1965 | 1966 | 1967 | 1968 | 1969 | 1970 | 1971 | 1972 | 1973 | 1974 | 1975 | 1976 | 1977 | 1978 | 1979 | 1980 | 1981 | 1982 | 1983 | 1984 | 1985 | 1986 | 1987 | 1988 | 1989 | 1990 | 1991 | 1992 | 1993 | 1994 | 1995 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
総人口(人) | 2,842,724 | 2,895,605 | 2,951,043 | 3,009,062 | 3,069,739 | 3,133,150 | 3,199,343 | 3,268,405 | 3,340,422 | 3,415,576 | 3,494,004 | 3,575,900 | 3,661,440 | 3,750,782 | 3,844,104 | 3,941,618 | 4,041,791 | 4,144,554 | 4,253,083 | 4,371,714 | 4,502,604 | 4,646,489 | 4,799,434 | 4,953,151 | 5,096,482 | 5,220,747 | 5,328,164 | 5,419,809 | 5,485,282 | 5,511,579 | 5,492,623 | 5,420,171 | 5,305,457 | 5,185,699 | 5,111,365 | 5,118,083 | 5,221,926 | 5,411,655 | 5,661,942 | 5,933,882 | 6,199,394 | 6,447,793 | 6,688,226 | 6,935,676 | 7,213,351 | 7,535,932 | 7,907,406 | 8,315,139 | 8,736,939 | 9,142,259 | 9,508,364 | 9,830,698 | 10,113,647 | 10,355,036 | 10,554,883 | 10,715,658 | 10,832,512 | 10,910,759 | 10,975,920 | 11,062,114 | 10,606,227 | 10,748,272 | 10,913,164 |
割合(%) | 55.72 | 55.5 | 55.48 | 55.56 | 55.62 | 55.6 | 55.25 | 54.89 | 54.55 | 54.29 | 54.13 | 53.75 | 53.52 | 53.41 | 53.36 | 53.35 | 53.13 | 53 | 52.94 | 52.94 | 53 | 52.87 | 52.84 | 52.89 | 52.99 | 53.15 | 53.02 | 52.89 | 52.78 | 52.78 | 52.92 | 52.7 | 52.64 | 52.7 | 52.73 | 52.58 | 52.43 | 52.32 | 52.19 | 52.1 | 52.1 | 52.02 | 52.07 | 52.22 | 52.39 | 52.53 | 52.6 | 52.67 | 52.76 | 52.91 | 53.15 | 53.23 | 53.36 | 53.56 | 53.8 | 54.1 | 54.3 | 54.53 | 54.78 | 55.06 | 51.7 | 52.44 | 53.24 |
生産年齢人口(人) | 1584070 | 1606958 | 1637096 | 1671838 | 1707440 | 1742099 | 1767684 | 1794047 | 1822146 | 1854210 | 1891401 | 1922001 | 1959552 | 2003115 | 2051185 | 2102909 | 2147384 | 2196425 | 2251437 | 2314552 | 2386467 | 2456443 | 2536063 | 2619811 | 2700774 | 2774609 | 2825068 | 2866316 | 2895167 | 2908759 | 2906927 | 2856695 | 2793010 | 2732693 | 2695004 | 2690851 | 2738060 | 2831282 | 2955072 | 3091614 | 3229681 | 3353990 | 3482689 | 3621908 | 3779235 | 3958372 | 4159345 | 4379904 | 4609650 | 4836892 | 5053888 | 5232808 | 5396987 | 5545829 | 5678759 | 5797445 | 5882413 | 5949354 | 6012762 | 6090263 | 5483618 | 5636336 | 5810660 |
上記の南スーダンの生産年齢人口の推移グラフを見てみると、2019年の生産年齢人口が最も多く、統計で分かる最新の2022年はそれよりも少ないことが見えてきます。
ただし、前年度の2021年の数値「5636336人」よりは多いため、今後も生産年齢人口が再び上昇する可能性は高いです。
また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、生産年齢人口が減少している年」が1回あることです。
逆に、総人口が減少している場合は、必ず生産年齢人口も減少しているという点も、とても興味深い結果となっています。
これらの事より、南スーダンにおいては必ずしも総人口が増加すれば生産年齢人口が増えるというわけではないことが見えてきます。
また、生産年齢人口ではなく労働人口(労働力)の推移であれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ グラフで見る南スーダンの労働人口(労働力)は多い?少ない?
南スーダンの生産年齢人口は、どれくらい多い、あるいは少ないのでしょうか?
まずは、南スーダンの生産年齢人口を、人口が近い国と比較してみます。
南スーダンと人口数が世界で最も近いキューバとチェコの生産年齢人口を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 割合 | 生産年齢人口 |
---|---|---|---|
キューバ | 11,212,191人 | 68.47 | 7,677,039人 |
南スーダン | 10,913,164人 | 53.24 | 5,810,660人 |
チェコ | 10,672,118人 | 63.4 | 6,766,557人 |
上記の生産年齢人口の比較表をみてみると、
という結果となっています。
続いて、南スーダンの生産年齢人口を、日本とアメリカと中国と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 割合 | 生産年齢人口 |
---|---|---|---|
中国 | 1,412,175,000人 | 69.03 | 974,838,887人 |
アメリカ | 333,287,557人 | 64.91 | 216,345,090人 |
日本 | 125,124,989人 | 58.45 | 73,138,948人 |
南スーダン | 10,913,164人 | 53.24 | 5,810,660人 |
上記のグラフより、南スーダンの生産年齢人口は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。
特に、中国と比較すると167.8倍も生産年齢人口が少なくアメリカと比べても37.2倍もの差があることが分かります。
また、逆に日本と比べると12.6倍程しか差がなく、日本と南スーダンの生産年齢人口は比較的近い数値であるということも見えてきます。
南スーダンのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の生産年齢人口ランキングで南スーダンは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、人数が多いランキングです。その後に、割合での世界ランキングもお伝えします。
南スーダンの生産年齢人口を世界で見たときに何番目に多いのかを世界生産年齢人口ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | 総人口 (人) | 割合 (%) | 生産年齢人口 (人) |
---|---|---|---|---|
93 | ハンガリー | 964万 | 65.5 | 632万 |
94 | ベラルーシ | 922万 | 66 | 609万 |
95 | タジキスタン | 995万 | 60.3 | 599万 |
96 | オーストリア | 904万 | 65.8 | 595万 |
97 | 南スーダン | 1091万 | 53.2 | 581万 |
98 | スイス | 877万 | 65.6 | 576万 |
99 | イスラエル | 955万 | 59.9 | 572万 |
100 | トーゴ | 884万 | 56.9 | 503万 |
101 | シエラレオネ | 860万 | 57.9 | 498万 |
102 | 香港 | 734万 | 67.5 | 495万 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界の生産年齢人口が多いランキング表では、統計が取れる215カ国の中で、南スーダンは97位と、世界の中でも生産年齢人口が標準的な国ということが分かります。
以下は生産年齢人口の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界の生産年齢人口が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の生産年齢人口が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界生産年齢人口ランキングの平均値、中央値と南スーダンの比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 割合 | 生産年齢人口 |
---|---|---|---|
南スーダン | 10,913,164人 | 53.24 | 5,810,660人 |
平均値 | - | - | 23,924,492人 |
中央値 | - | - | 4,205,043人 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、南スーダンの生産年齢人口は平均より18,113,832人少ないという結果が見えてきます。
また、中央値の4,205,043と比較してみると、南スーダンの生産年齢人口「5810660人」は中央値より生産年齢人口が少し多い(1.38倍)ということが分かります。
次に、生産年齢人口の人数ではなく、総人口に対する割合(率)で南スーダンは世界何位なのかを各国のランキングで見ていきます。
順位 | 国名 | 総人口 (人) | 割合 (%) | 生産年齢人口 (人) |
---|---|---|---|---|
202 | モザンビーク | 3296万 | 53.9 | 1777万 |
203 | ブルキナファソ | 2267万 | 53.7 | 1218万 |
204 | タンザニア | 6549万 | 53.5 | 3506万 |
205 | ウガンダ | 4724万 | 53.5 | 2529万 |
206 | 南スーダン | 1091万 | 53.2 | 581万 |
207 | アンゴラ | 3558万 | 52.4 | 1864万 |
208 | ブルンジ | 1288万 | 51.7 | 666万 |
209 | モナコ | 3万 | 51 | 1万 |
210 | コンゴ民主共和国 | 9901万 | 50.5 | 5004万 |
211 | チャド | 1772万 | 50.5 | 894万 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの各国の生産年齢人口率ランキングを見て頂くと分かるのですが、南スーダンは206位となっています。
先程の、「人数でのランキング」では97位だったのですが、総人口に対する生産年齢人口の「割合が高いランキング」では、206位と、109位もの差があり、人数と割合のランキングでは大きく違うことが見えてきます。
このように、南スーダンにおいては「生産年齢人口が多い ≠ 総人口に対する割合が高い」ということも、上記のランキングより読み取ることができます。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | 南スーダンの生産年齢人口データ |
更新日時 | 2024-03-30T03:03:08+0900 |
ライセンス | CC BY 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - World Bank staff estimates using the World Bank's total population and age/sex distributions of the United Nations Population Division's World Population Prospects: 2019 Revision. |
その他にも、グラフで見る南スーダンの統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
また、南スーダンの統計情報は、こちらのページで178種類以上の全一覧が見られます。
→ 南スーダンの統計情報TOPページ
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