グラフで見るシンガポールの年少人口の割合は高い？低い？

シンガポールの2024年に分かる最新の年少人口や、シンガポールと同じ様な年少人口の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2024年に分かる最新のシンガポールの年少人口と割合

シンガポールの2024年に分かる最新の年少人口は667,397人で、総人口に対する割合は11.84%です。
※年少人口とは0歳～14歳までの人口のことです。

また、生産年齢人口や高齢者人口はこちらから確認できます。

• シンガポールの生産年齢人口(15～64歳)
• シンガポールの高齢者人口(65歳以上)

シンガポールの年少人口の増減推移グラフ(1960年～現在)

では、現在のシンガポールの年少人口の「667,397人」は、過去と比べて増えてきているのでしょうか？

シンガポールの年少人口の1960～2022年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1960～2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のシンガポールの統計と年少人口とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

シンガポールの年少人口の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、シンガポールの年少人口の世界順位の変遷です。

過去の1960年から2022年までのシンガポールの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

※グラフの見方
シンガポールは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

シンガポールの年少人口が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したシンガポールの年少人口グラフの全体図です。

シンガポールの年少人口率(割合)の推移

続いて、年少人口の人数ではなく、シンガポールの総人口に対する年少人口の割合「11.84%」がどう変化しているかを、1960～2022年までの推移グラフを用いて見ていきます。

また、下記は1960～2022年までのシンガポールの年少人口と割合の推移を一覧表にしたものです。

上記のシンガポールの年少人口の推移グラフを見てみると、1967年の年少人口が最も多く、統計で分かる最新の2022年はそれよりも少ないことが見えてきます。

ただし、前年度の2021年の数値「654053人」よりは多いため、今後も年少人口が再び上昇する可能性は高いです。

また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、年少人口が減少している年」が29回あることです。

逆に、総人口が減少している場合は、必ず年少人口も減少しているという点も、とても興味深い結果となっています。

これらの事より、シンガポールにおいては必ずしも総人口が増加すれば年少人口が増えるというわけではないことが見えてきます。

また、年少人口ではなく出生率の推移であれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見るシンガポールの出生率は高い？低い？

シンガポールの年少人口は少ない？多い？日本と比較

シンガポールの年少人口は、どれくらい少ない、あるいは多いのでしょうか？

まずは、シンガポールの年少人口を、人口が近い国と比較してみます。

シンガポールと人口数が一番近いデンマークと中央アフリカ共和国の年少人口を比較

シンガポールと人口数が世界で最も近いデンマークと中央アフリカ共和国の年少人口を比較してみます。

上記の年少人口の比較表をみてみると、

• デンマークは、シンガポールよりも年少人口の数値が約280,614人多く、1.42倍多い
• 中央アフリカ共和国は、シンガポールよりも年少人口の数値が約2,018,119人も多く、4.02倍も多い

という結果となっています。

特に、中央アフリカ共和国とシンガポールは人口数は世界の中でも1・2番目に近いが、年少人口には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

シンガポールと日本の年少人口を比較

続いて、シンガポールの年少人口を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

上記のグラフより、シンガポールの年少人口は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。

特に、中国と比較すると364.9倍も年少人口が少なくアメリカと比べても89.7倍もの差があることが分かります。

また、逆に日本と比べると21.8倍程しか差がなく、日本とシンガポールの年少人口は比較的近い数値であるということも見えてきます。

シンガポールをもっと他国と比較する

シンガポールのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の年少人口ランキングでシンガポールは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

まずは、人数が多いランキングです。その後に、割合での世界ランキングもお伝えします。

シンガポールは世界の年少人口ランキング(多い順)で137位

シンガポールの年少人口を世界で見たときに何番目に多いのかを世界年少人口ランキング表を用いて、みていきます。

世界の年少人口ランキング表(人数が多い順)：シンガポールは137位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	年少人口 (人)
133	ギニアビサウ	210万	40.1	84万
134	フィンランド	555万	15.2	84万
135	グルジア	371万	21.3	78万
136	レソト	230万	34	78万
137	シンガポール	563万	11.8	66万
138	ウルグアイ	342万	19.1	65万
139	赤道ギニア	167万	38.5	64万
140	アルメニア	278万	20.5	56万
141	ジャマイカ	282万	19.8	56万
142	クロアチア	385万	14.1	54万

→ 世界年少人口ランキング(人数が多い)をもっと見る

こちらの世界の年少人口が多いランキング表では、統計が取れる215カ国の中で、シンガポールは137位と、世界の中でも年少人口が比較的少ない国ということが分かります。

以下は年少人口の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

年少人口の世界ランキングTOP10

さらに詳しい世界の年少人口が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の年少人口が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値とシンガポールの年少人口を比べる

また、この世界年少人口ランキングの平均値、中央値とシンガポールの比較グラフは以下となっています。

こちらの表より、シンガポールの年少人口は平均より8,665,327人少ないという結果が見えてきます。

また、中央値の1,446,149と比較してみると、シンガポールの年少人口は中央値の半分程しかなく、かなり少ないということが分かります。

シンガポールを各国の年少人口率ランキング(割合が高い順)で見てみる

次に、年少人口の人数ではなく、総人口に対する割合(率)でシンガポールは世界何位なのかを各国のランキングで見ていきます。

世界の年少人口率ランキング表(割合が高い)：シンガポールは212位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	年少人口 (人)
215	シント・マールテン	4万	11	4,711
214	大韓民国	5162万	11.6	597万
213	日本	1億2512万	11.6	1454万
212	シンガポール	563万	11.8	66万
211	香港	734万	12	88万
210	イタリア	5894万	12.4	732万
209	サンマリノ	3万	12.7	4,289
208	アンドラ	7万	12.8	1万
207	モナコ	3万	13	4,753
206	マルタ	53万	13.1	6万

→ 世界年少人口率ランキング(割合が高い)をもっと見る

こちらの各国の年少人口率ランキングを見て頂くと分かるのですが、シンガポールは212位となっています。

先程の、「人数でのランキング」では137位だったのですが、総人口に対する年少人口の「割合が高いランキング」では、212位と、その差は75もあり、137においては世界と比較すると「人数と割合では違いが出てくる」ということも、読み取ることができます。

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また、シンガポールの統計情報は、こちらのページで257種類以上の全一覧が見られます。
　→　シンガポールの統計情報TOPページ

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