グラフで見るアイルランドの高齢者人口の割合は高い？低い？

アイルランドの2024年に分かる最新の高齢者人口や、アイルランドと同じ様な高齢者人口の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2024年に分かる最新のアイルランドの高齢者人口と割合

アイルランドの2024年に分かる最新の高齢者人口は776,058人で、総人口に対する割合は15.14%です。
※高齢者人口とは65歳以上の人口のことです。

また、年少人口や生産年齢人口はこちらから確認できます。

• アイルランドの年少人口(0~14歳)
• アイルランドの生産年齢人口(15～64歳)

アイルランドの高齢者人口の増減推移グラフ(1960年～現在)

では、現在のアイルランドの高齢者人口の「776,058人」は、過去と比べて増えてきているのでしょうか？

アイルランドの高齢者人口の1960～2022年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1960～2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のアイルランドの統計と高齢者人口とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

アイルランドの高齢者人口の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、アイルランドの高齢者人口の世界順位の変遷です。

過去の1960年から2022年までのアイルランドの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

※グラフの見方
アイルランドは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

アイルランドの高齢者人口が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したアイルランドの高齢者人口グラフの全体図です。

アイルランドの高齢者人口率(割合)の推移

続いて、高齢者人口の人数ではなく、アイルランドの総人口に対する高齢者人口の割合「15.14%」がどう変化しているかを、1960～2022年までの推移グラフを用いて見ていきます。

また、下記は1960～2022年までのアイルランドの高齢者人口と割合の推移を一覧表にしたものです。

上記のアイルランドの高齢者人口の推移グラフを見てみると、最新である2022年の高齢者人口が最も多いことが分かります。

また、前年度の2021年よりも29687人多くなっており、高齢者人口は上昇傾向にあると言えます。

特に、最も少ない1960年の「318180人」と現在の高齢者人口「776058人」を比べると、2.44倍もの差があり、高齢者人口がいかに上昇したかが見えてきます。

また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、高齢者人口が減少している年」が4回あることです。

同様に、総人口が減少しているにもかかわらず、高齢者人口が増加している年も3回あります。

これらの事より、アイルランドにおいては必ずしも総人口が増加すれば高齢者人口が増えるというわけではないことが見えてきます。

また、高齢者人口ではなく平均寿命の推移であれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見るアイルランドの平均寿命は長い？短い？

アイルランドの高齢者人口は少ない？多い？日本と比較

アイルランドの高齢者人口は、どれくらい多い、あるいは少ないのでしょうか？

まずは、アイルランドの高齢者人口を、人口が近い国と比較してみます。

アイルランドと人口数が一番近いコスタリカとニュージーランドの高齢者人口を比較

アイルランドと人口数が世界で最も近いコスタリカとニュージーランドの高齢者人口を比較してみます。

上記の高齢者人口の比較表をみてみると、

• アイルランドは、コスタリカよりも高齢者人口の数値が約215,187人多く、1.38倍多い
• ニュージーランドは、アイルランドよりも高齢者人口の数値が約59,600人程しか変わらず、高齢者人口と総人口もよく似ている

という結果となっています。

アイルランドと日本の高齢者人口を比較

続いて、アイルランドの高齢者人口を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

上記のグラフより、アイルランドの高齢者人口は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。

特に、中国と比較すると249.7倍も高齢者人口が少なくアメリカと比べても73.6倍もの差があることが分かります。

また、逆に日本と比べると48.2倍程しか差がなく、日本とアイルランドの高齢者人口は比較的近い数値であるということも見えてきます。

アイルランドをもっと他国と比較する

アイルランドのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の高齢者人口ランキングでアイルランドは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

まずは、人数が多いランキングです。その後に、割合での世界ランキングもお伝えします。

アイルランドは世界の高齢者人口ランキング(多い順)で86位

アイルランドの高齢者人口を世界で見たときに何番目に多いのかを世界高齢者人口ランキング表を用いて、みていきます。

世界の高齢者人口ランキング表(人数が多い順)：アイルランドは86位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	高齢者人口 (人)
82	モザンビーク	3296万	2.6	84万
83	ニュージーランド	512万	16.3	83万
84	ドミニカ共和国	1122万	7.4	83万
85	ウガンダ	4724万	1.7	80万
86	アイルランド	512万	15.1	77万
87	カメルーン	2791万	2.7	74万
88	プエルトリコ	322万	22.9	73万
89	アゼルバイジャン	1014万	7.1	72万
90	コートジボワール	2816万	2.4	67万
91	ニジェール	2620万	2.4	62万

→ 世界高齢者人口ランキング(人数が多い)をもっと見る

こちらの世界の高齢者人口が多いランキング表では、統計が取れる215カ国の中で、アイルランドは86位と、世界の中でも高齢者人口が標準的な国ということが分かります。

以下は高齢者人口の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

高齢者人口の世界ランキングTOP10

さらに詳しい世界の高齢者人口が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の高齢者人口が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値とアイルランドの高齢者人口を比べる

また、この世界高齢者人口ランキングの平均値、中央値とアイルランドの比較グラフは以下となっています。

こちらの表より、アイルランドの高齢者人口は平均より2,831,026人少ないという結果が見えてきます。

また、中央値の445,565と比較してみると、アイルランドの高齢者人口「776058人」は中央値よりも1.74倍も高齢者人口が多いということも見えてきます。

アイルランドを各国の高齢者人口率ランキング(割合が高い順)で見てみる

次に、高齢者人口の人数ではなく、総人口に対する割合(率)でアイルランドは世界何位なのかを各国のランキングで見ていきます。

世界の高齢者人口率ランキング表(割合が高い)：アイルランドは57位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	高齢者人口 (人)
53	ロシア連邦	1億4423万	15.8	2278万
54	ウルグアイ	342万	15.6	53万
55	アイスランド	38万	15.3	5万
56	タイ	7169万	15.2	1090万
57	アイルランド	512万	15.1	77万
58	シンガポール	563万	15.1	85万
59	ルクセンブルク	65万	15	9万
60	アンドラ	7万	15	1万
61	キュラソー島	14万	14.9	2万
62	マケドニア共和国	205万	14.9	30万

→ 世界高齢者人口率ランキング(割合が高い)をもっと見る

こちらの各国の高齢者人口率ランキングを見て頂くと分かるのですが、アイルランドは57位となっています。

先程の、「人数でのランキング」では86位だったのですが、総人口に対する高齢者人口の「割合が高いランキング」では、57位と、その差は29で、あまり違いがないことも上記のランキング表より読み取ることができます、

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また、アイルランドの統計情報は、こちらのページで268種類以上の全一覧が見られます。
　→　アイルランドの統計情報TOPページ

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