グラフで見るアイスランドの高齢者人口の割合は高い？低い？

アイスランドの2024年に分かる最新の高齢者人口や、アイスランドと同じ様な高齢者人口の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2024年に分かる最新のアイスランドの高齢者人口と割合

アイスランドの2024年に分かる最新の高齢者人口は58,542人で、総人口に対する割合は15.33%です。
※高齢者人口とは65歳以上の人口のことです。

また、年少人口や生産年齢人口はこちらから確認できます。

• アイスランドの年少人口(0~14歳)
• アイスランドの生産年齢人口(15～64歳)

アイスランドの高齢者人口の増減推移グラフ(1960年～現在)

では、現在のアイスランドの高齢者人口の「58,542人」は、過去と比べて増えてきているのでしょうか？

アイスランドの高齢者人口の1960～2022年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1960～2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のアイスランドの統計と高齢者人口とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

アイスランドの高齢者人口の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、アイスランドの高齢者人口の世界順位の変遷です。

過去の1960年から2022年までのアイスランドの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

※グラフの見方
アイスランドは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

アイスランドの高齢者人口が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したアイスランドの高齢者人口グラフの全体図です。

アイスランドの高齢者人口率(割合)の推移

続いて、高齢者人口の人数ではなく、アイスランドの総人口に対する高齢者人口の割合「15.33%」がどう変化しているかを、1960～2022年までの推移グラフを用いて見ていきます。

また、下記は1960～2022年までのアイスランドの高齢者人口と割合の推移を一覧表にしたものです。

上記のアイスランドの高齢者人口の推移グラフを見てみると、最新である2022年の高齢者人口が最も多いことが分かります。

また、前年度の2021年よりも2941人多くなっており、高齢者人口は上昇傾向にあると言えます。

特に、最も少ない1960年の「14129人」と現在の高齢者人口「58542人」を比べると、4.14倍もの差があり、高齢者人口がいかに上昇したかが見えてきます。

また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、高齢者人口が減少している年」が1回あることです。

同様に、総人口が減少しているにもかかわらず、高齢者人口が増加している年も1回あります。

これらの事より、アイスランドにおいては必ずしも総人口が増加すれば高齢者人口が増えるというわけではないことが見えてきます。

また、高齢者人口ではなく平均寿命の推移であれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見るアイスランドの平均寿命は長い？短い？

アイスランドの高齢者人口は少ない？多い？日本と比較

アイスランドの高齢者人口は、どれくらい少ない、あるいは多いのでしょうか？

まずは、アイスランドの高齢者人口を、人口が近い国と比較してみます。

アイスランドと人口数が一番近いベリーズとバヌアツの高齢者人口を比較

アイスランドと人口数が世界で最も近いベリーズとバヌアツの高齢者人口を比較してみます。

上記の高齢者人口の比較表をみてみると、

• アイスランドは、ベリーズよりも高齢者人口の数値が約37,927人も多く、2.84倍も多い
• アイスランドは、バヌアツよりも高齢者人口の数値が約46,331人も多く、4.79倍も多い

という結果となっています。

特に、アイスランドとバヌアツは人口数は世界の中でも1・2番目に近いが、高齢者人口には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

アイスランドと日本の高齢者人口を比較

続いて、アイスランドの高齢者人口を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

上記のグラフより、アイスランドの高齢者人口は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。

特に、中国と比較すると3310.2倍も高齢者人口が少なくアメリカと比べても975.1倍もの差があることが分かります。

また、逆に日本と比べると639.6倍程しか差がなく、日本とアイスランドの高齢者人口は比較的近い数値であるということも見えてきます。

アイスランドをもっと他国と比較する

アイスランドのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の高齢者人口ランキングでアイスランドは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

まずは、人数が多いランキングです。その後に、割合での世界ランキングもお伝えします。

アイスランドは世界の高齢者人口ランキング(多い順)で159位

アイスランドの高齢者人口を世界で見たときに何番目に多いのかを世界高齢者人口ランキング表を用いて、みていきます。

世界の高齢者人口ランキング表(人数が多い順)：アイスランドは159位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	高齢者人口 (人)
155	マカオ	69万	13	9万
156	東ティモール	134万	5.2	6万
157	ガンビア	270万	2.4	6万
158	ギニアビサウ	210万	2.8	5万
159	アイスランド	38万	15.3	5万
160	バーレーン	147万	3.8	5万
161	フィジー	92万	5.9	5万
162	赤道ギニア	167万	3.1	5万
163	ジブチ	112万	4.5	5万
164	ガイアナ	80万	6.3	5万

→ 世界高齢者人口ランキング(人数が多い)をもっと見る

こちらの世界の高齢者人口が多いランキング表では、統計が取れる215カ国の中で、アイスランドは159位と、世界の中でも高齢者人口が比較的少ない国ということが分かります。

以下は高齢者人口の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

高齢者人口の世界ランキングTOP10

さらに詳しい世界の高齢者人口が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の高齢者人口が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値とアイスランドの高齢者人口を比べる

また、この世界高齢者人口ランキングの平均値、中央値とアイスランドの比較グラフは以下となっています。

こちらの表より、アイスランドの高齢者人口は平均より3,548,542人少ないという結果が見えてきます。

また、中央値の445,565と比較してみると、アイスランドの高齢者人口は中央値より半分以上少ないということが分かります。

アイスランドを各国の高齢者人口率ランキング(割合が高い順)で見てみる

次に、高齢者人口の人数ではなく、総人口に対する割合(率)でアイスランドは世界何位なのかを各国のランキングで見ていきます。

世界の高齢者人口率ランキング表(割合が高い)：アイスランドは55位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	高齢者人口 (人)
51	アルバ	10万	16.1	1万
52	キューバ	1121万	15.8	177万
53	ロシア連邦	1億4423万	15.8	2278万
54	ウルグアイ	342万	15.6	53万
55	アイスランド	38万	15.3	5万
56	タイ	7169万	15.2	1090万
57	アイルランド	512万	15.1	77万
58	シンガポール	563万	15.1	85万
59	ルクセンブルク	65万	15	9万
60	アンドラ	7万	15	1万

→ 世界高齢者人口率ランキング(割合が高い)をもっと見る

こちらの各国の高齢者人口率ランキングを見て頂くと分かるのですが、アイスランドは55位となっています。

先程の、「人数でのランキング」では159位だったのですが、総人口に対する高齢者人口の「割合が高いランキング」では、55位と、104位もの差があり、人数と割合のランキングでは大きく違うことが見えてきます。

このように、アイスランドにおいては「高齢者人口が少ない ≠ 総人口に対する割合が低い」ということも、上記のランキングより読み取ることができます。

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また、アイスランドの統計情報は、こちらのページで253種類以上の全一覧が見られます。
　→　アイスランドの統計情報TOPページ

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