グラフで見るフィンランドの年少人口の割合は高い？低い？

フィンランドの2024年に分かる最新の年少人口や、フィンランドと同じ様な年少人口の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2024年に分かる最新のフィンランドの年少人口と割合

フィンランドの2024年に分かる最新の年少人口は843,021人で、総人口に対する割合は15.17%です。
※年少人口とは0歳～14歳までの人口のことです。

また、生産年齢人口や高齢者人口はこちらから確認できます。

• フィンランドの生産年齢人口(15～64歳)
• フィンランドの高齢者人口(65歳以上)

フィンランドの年少人口の増減推移グラフ(1960年～現在)

では、現在のフィンランドの年少人口の「843,021人」は、過去と比べて増えてきているのでしょうか？

フィンランドの年少人口の1960～2022年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1960～2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のフィンランドの統計と年少人口とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

フィンランドの年少人口の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、フィンランドの年少人口の世界順位の変遷です。

過去の1960年から2022年までのフィンランドの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

※グラフの見方
フィンランドは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

フィンランドの年少人口が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したフィンランドの年少人口グラフの全体図です。

フィンランドの年少人口率(割合)の推移

続いて、年少人口の人数ではなく、フィンランドの総人口に対する年少人口の割合「15.17%」がどう変化しているかを、1960～2022年までの推移グラフを用いて見ていきます。

また、下記は1960～2022年までのフィンランドの年少人口と割合の推移を一覧表にしたものです。

上記のフィンランドの年少人口の推移グラフを見てみると、最新である2022年の年少人口が最も少ないことが分かります。

また、前年度の2021年よりも11883人少なくなっており、年少人口は下がりつつあると言えます。

特に、最も年少人口が多かった1960年と現在の年少人口を比べると、1.6倍もの差があり、年少人口がいかに減少したかが見えてきます。

また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、年少人口が減少している年」が46回あることです。

逆に、総人口が減少している場合は、必ず年少人口も減少しているという点も、とても興味深い結果となっています。

これらの事より、フィンランドにおいては必ずしも総人口が増加すれば年少人口が増えるというわけではないことが見えてきます。

また、年少人口ではなく出生率の推移であれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見るフィンランドの出生率は高い？低い？

フィンランドの年少人口は少ない？多い？日本と比較

フィンランドの年少人口は、どれくらい少ない、あるいは多いのでしょうか？

まずは、フィンランドの年少人口を、人口が近い国と比較してみます。

フィンランドと人口数が一番近い中央アフリカ共和国とレバノンの年少人口を比較

フィンランドと人口数が世界で最も近い中央アフリカ共和国とレバノンの年少人口を比較してみます。

上記の年少人口の比較表をみてみると、

• 中央アフリカ共和国は、フィンランドよりも年少人口の数値が約1,842,495人も多く、3.19倍も多い
• レバノンは、フィンランドよりも年少人口の数値が約663,461人も多く、1.79倍も多い

という結果となっています。

特に、中央アフリカ共和国とフィンランドは人口数は世界の中でも1・2番目に近いが、年少人口には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

フィンランドと日本の年少人口を比較

続いて、フィンランドの年少人口を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

上記のグラフより、フィンランドの年少人口は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。

特に、中国と比較すると288.9倍も年少人口が少なくアメリカと比べても71倍もの差があることが分かります。

また、逆に日本と比べると17.3倍程しか差がなく、日本とフィンランドの年少人口は比較的近い数値であるということも見えてきます。

フィンランドをもっと他国と比較する

フィンランドのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の年少人口ランキングでフィンランドは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

まずは、人数が多いランキングです。その後に、割合での世界ランキングもお伝えします。

フィンランドは世界の年少人口ランキング(多い順)で134位

フィンランドの年少人口を世界で見たときに何番目に多いのかを世界年少人口ランキング表を用いて、みていきます。

世界の年少人口ランキング表(人数が多い順)：フィンランドは134位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	年少人口 (人)
130	ガボン	238万	36.3	86万
131	ボツワナ	263万	32.6	85万
132	スロバキア	543万	15.7	85万
133	ギニアビサウ	210万	40.1	84万
134	フィンランド	555万	15.2	84万
135	グルジア	371万	21.3	78万
136	レソト	230万	34	78万
137	シンガポール	563万	11.8	66万
138	ウルグアイ	342万	19.1	65万
139	赤道ギニア	167万	38.5	64万

→ 世界年少人口ランキング(人数が多い)をもっと見る

こちらの世界の年少人口が多いランキング表では、統計が取れる215カ国の中で、フィンランドは134位と、世界の中でも年少人口が標準的な国ということが分かります。

以下は年少人口の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

年少人口の世界ランキングTOP10

さらに詳しい世界の年少人口が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の年少人口が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値とフィンランドの年少人口を比べる

また、この世界年少人口ランキングの平均値、中央値とフィンランドの比較グラフは以下となっています。

こちらの表より、フィンランドの年少人口は平均より8,489,703人少ないという結果が見えてきます。

また、中央値の1,446,149と比較してみると、フィンランドの年少人口は中央値より4.2割少ないということが分かります。

フィンランドを各国の年少人口率ランキング(割合が高い順)で見てみる

次に、年少人口の人数ではなく、総人口に対する割合(率)でフィンランドは世界何位なのかを各国のランキングで見ていきます。

世界の年少人口率ランキング表(割合が高い)：フィンランドは186位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	年少人口 (人)
182	ウクライナ	3800万	15.4	586万
183	オランダ	1770万	15.4	273万
184	リトアニア	283万	15.3	43万
185	アラブ首長国連邦	944万	15.2	143万
186	フィンランド	555万	15.2	84万
187	ポーランド	3682万	15.2	557万
188	スロベニア	211万	15.1	31万
189	スイス	877万	15	132万
190	ボスニア・ヘルツェゴビナ	323万	14.9	48万
191	マカオ	69万	14.8	10万

→ 世界年少人口率ランキング(割合が高い)をもっと見る

こちらの各国の年少人口率ランキングを見て頂くと分かるのですが、フィンランドは186位となっています。

先程の、「人数でのランキング」では134位だったのですが、総人口に対する年少人口の「割合が高いランキング」では、186位と、その差は52で、134においては人数と割合の世界ランキングでは少し違いがあるということも、読み取ることができます。

※データ・画像の利用・引用・ライセンス(著作権)について

また、フィンランドの統計情報は、こちらのページで267種類以上の全一覧が見られます。
　→　フィンランドの統計情報TOPページ

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