グラフで見るオーストラリアの年少人口の割合は高い？低い？

オーストラリアの2024年に分かる最新の年少人口や、オーストラリアと同じ様な年少人口の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2024年に分かる最新のオーストラリアの年少人口と割合

オーストラリアの2024年に分かる最新の年少人口は4,727,819人で、総人口に対する割合は18.18%です。
※年少人口とは0歳～14歳までの人口のことです。

また、生産年齢人口や高齢者人口はこちらから確認できます。

• オーストラリアの生産年齢人口(15～64歳)
• オーストラリアの高齢者人口(65歳以上)

オーストラリアの年少人口の増減推移グラフ(1960年～現在)

では、現在のオーストラリアの年少人口の「4,727,819人」は、過去と比べて増えてきているのでしょうか？

オーストラリアの年少人口の1960～2022年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1960～2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のオーストラリアの統計と年少人口とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

オーストラリアの年少人口の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、オーストラリアの年少人口の世界順位の変遷です。

過去の1960年から2022年までのオーストラリアの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

※グラフの見方
オーストラリアは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

オーストラリアの年少人口が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したオーストラリアの年少人口グラフの全体図です。

オーストラリアの年少人口率(割合)の推移

続いて、年少人口の人数ではなく、オーストラリアの総人口に対する年少人口の割合「18.18%」がどう変化しているかを、1960～2022年までの推移グラフを用いて見ていきます。

また、下記は1960～2022年までのオーストラリアの年少人口と割合の推移を一覧表にしたものです。

上記のオーストラリアの年少人口の推移グラフを見てみると、2019年の年少人口が最も多く、統計で分かる最新の2022年はそれよりも少ないことが見えてきます。

ただし、前年度の2021年の数値「4719265人」よりは多いため、今後も年少人口が再び上昇する可能性は高いです。

また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、年少人口が減少している年」が12回あることです。

逆に、総人口が減少している場合は、必ず年少人口も減少しているという点も、とても興味深い結果となっています。

これらの事より、オーストラリアにおいては必ずしも総人口が増加すれば年少人口が増えるというわけではないことが見えてきます。

また、年少人口ではなく出生率の推移であれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見るオーストラリアの出生率は高い？低い？

オーストラリアの年少人口は少ない？多い？日本と比較

オーストラリアの年少人口は、どれくらい多い、あるいは少ないのでしょうか？

まずは、オーストラリアの年少人口を、人口が近い国と比較してみます。

オーストラリアと人口数が一番近い朝鮮民主主義人民共和国とブルキナファソの年少人口を比較

オーストラリアと人口数が世界で最も近い朝鮮民主主義人民共和国とブルキナファソの年少人口を比較してみます。

上記の年少人口の比較表をみてみると、

• 朝鮮民主主義人民共和国は、オーストラリアよりも年少人口の数値が約198,765人程しか変わらず、年少人口と総人口もよく似ている
• ブルキナファソは、オーストラリアよりも年少人口の数値が約5,185,827人も多く、2.1倍も多い

という結果となっています。

特に、ブルキナファソとオーストラリアは人口数は世界の中でも1・2番目に近いが、年少人口には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

オーストラリアと日本の年少人口を比較

続いて、オーストラリアの年少人口を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

上記のグラフより、オーストラリアの年少人口は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。

特に、中国と比較すると51.5倍も年少人口が少なくアメリカと比べても12.7倍もの差があることが分かります。

また、逆に日本と比べると3.1倍程しか差がなく、日本とオーストラリアの年少人口は比較的近い数値であるということも見えてきます。

オーストラリアをもっと他国と比較する

オーストラリアのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の年少人口ランキングでオーストラリアは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

まずは、人数が多いランキングです。その後に、割合での世界ランキングもお伝えします。

オーストラリアは世界の年少人口ランキング(多い順)で74位

オーストラリアの年少人口を世界で見たときに何番目に多いのかを世界年少人口ランキング表を用いて、みていきます。

世界の年少人口ランキング表(人数が多い順)：オーストラリアは74位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	年少人口 (人)
70	スリランカ	2218万	22.8	506万
71	朝鮮民主主義人民共和国	2606万	18.9	492万
72	カンボジア	1676万	28.9	485万
73	南スーダン	1091万	43.9	478万
74	オーストラリア	2600万	18.2	472万
75	エクアドル	1800万	25.7	462万
76	ボリビア多民族国	1222万	30.8	376万
77	ハイチ	1158万	32.1	371万
78	ヨルダン	1128万	32.1	362万
79	タジキスタン	995万	36.3	360万

→ 世界年少人口ランキング(人数が多い)をもっと見る

こちらの世界の年少人口が多いランキング表では、統計が取れる215カ国の中で、オーストラリアは74位と、世界の中でも年少人口が比較的多い国ということが分かります。

以下は年少人口の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

年少人口の世界ランキングTOP10

さらに詳しい世界の年少人口が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の年少人口が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値とオーストラリアの年少人口を比べる

また、この世界年少人口ランキングの平均値、中央値とオーストラリアの比較グラフは以下となっています。

こちらの表より、オーストラリアの年少人口は平均より4,604,905人少ないという結果が見えてきます。

また、中央値の1,446,149と比較してみると、オーストラリアの年少人口「4727819人」は中央値よりも3.27倍も年少人口が多いということも見えてきます。

オーストラリアを各国の年少人口率ランキング(割合が高い順)で見てみる

次に、年少人口の人数ではなく、総人口に対する割合(率)でオーストラリアは世界何位なのかを各国のランキングで見ていきます。

世界の年少人口率ランキング表(割合が高い)：オーストラリアは149位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	年少人口 (人)
145	ニュージーランド	512万	18.7	95万
146	アンティグア・バーブーダ	9万	18.5	1万
147	アイスランド	38万	18.5	7万
148	チリ	1960万	18.3	359万
149	オーストラリア	2600万	18.2	472万
150	モンテネグロ	61万	18.1	11万
151	セントルシア	17万	18	3万
152	アメリカ合衆国	3億3328万	18	5985万
153	ロシア連邦	1億4423万	17.7	2553万
154	スウェーデン	1048万	17.6	184万

→ 世界年少人口率ランキング(割合が高い)をもっと見る

こちらの各国の年少人口率ランキングを見て頂くと分かるのですが、オーストラリアは149位となっています。

先程の、「人数でのランキング」では74位だったのですが、総人口に対する年少人口の「割合が高いランキング」では、149位と、その差は75もあり、74においては世界と比較すると「人数と割合では違いが出てくる」ということも、読み取ることができます。

※データ・画像の利用・引用・ライセンス(著作権)について

また、オーストラリアの統計情報は、こちらのページで275種類以上の全一覧が見られます。
　→　オーストラリアの統計情報TOPページ

あなたの統計考察コメント

統計「グラフで見るオーストラリアの年少人口の割合は高い？低い？」について、あなたの考察やコメントを残そう！