グラフで見る徳島県の実質公債費比率は高い？低い？(推移グラフと比較)

徳島県の実質公債費比率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

実質公債費比率とは？

[実質公債費比率],地方公共団体における公債費及び公債費に準じるものによる財政負担の度合いを判断する指標で，起債に協議を要する団体と許可を要する団体の判定に用いられる過去3年間の平均値

徳島県の実質公債費比率はどのくらい？

徳島県の実質公債費比率は、11.7%です。(2019年調査)

徳島県の実質公債費比率(2019年)

都道府県名	実質公債費比率
徳島県	11.7%

徳島県の実質公債費比率推移グラフ(2008年～現在)

では、現在の徳島県の実質公債費比率の「11.7%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

徳島県の実質公債費比率の2008～2019年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2008～2019年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※徳島県の人口データは、国勢調査・住民基本台帳人口（総数）を元に作成。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、上記の徳島県の実質公債費比率グラフの全体図です。

また、下記は2008～2019年までの徳島県の実質公債費比率の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る徳島県の実質公債費比率の推移(2008～2019年)

年	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019
実質公債費比率(%)	19.00	20.70	21.20	21.40	20.80	20.10	18.90	16.70	14.60	12.80	12.10	11.70
前回比(差引値)	-	1.7	0.5	0.2	-0.6	-0.7	-1.2	-2.2	-2.1	-1.8	-0.7	-0.4
前回比(%)	-	108.95	102.42	100.94	97.2	96.63	94.03	88.36	87.43	87.67	94.53	96.69

上記の徳島県の実質公債費比率の推移グラフを見てみると、最新である2019年の実質公債費比率が最も低いことが分かります。

また、前回の2018年よりも0.4%少なくなっており、実質公債費比率は下がりつつあると言えます。

特に、最も実質公債費比率が多かった2011年と現在の実質公債費比率を比べると、1.62倍もの差があり、実質公債費比率がいかに減少したかが見えてきます。

また、実質公債費比率ではなく投資的経費であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る徳島県の投資的経費

徳島県の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る徳島県の人口推移

徳島県の実質公債費比率は低い？高い？人口が近い福井県(福井県)と高知県(高知県)と比較

徳島県の実質公債費比率は、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか？

徳島県と福井県(福井県)と高知県(高知県)の実質公債費比率を比較

まずは、徳島県と人口が日本全国で最も近い福井県(福井県)と高知県(高知県)の実質公債費比率を比較してみます。

※佐賀県(佐賀県)と島根県(島根県)は、徳島県と3・4番目に人口が近い都道府県です。

徳島県と人口の近い福井県(福井県)と高知県(高知県)の実質公債費比率を比較した一覧表

都道府県名	総人口	実質公債費比率
佐賀県(佐賀県)	806,877人	9%
福井県(福井県)	759,777人	13%
徳島県(徳島県)	718,879人	11.7%
高知県(高知県)	684,964人	10.6%
島根県(島根県)	658,809人	6.3%

上記の実質公債費比率の比較表をみてみると、

• 福井県(福井県)は、徳島県よりも実質公債費比率の数値が約1.30程しか変わらず、実質公債費比率と人口も日本国内では比較的似ている
• 徳島県は、高知県(高知県)よりも実質公債費比率の数値が約1.10程しか変わらず、実質公債費比率と人口も日本国内では比較的似ている

という結果となっています。

徳島県をもっと他の都道府県と比較する

徳島県のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の都道府県を選択してみて下さいませ。

都道府県を選択する

※もし都道府県名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

日本全国の実質公債費比率ランキングで徳島県は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

徳島県は日本全国の実質公債費比率ランキング(高い順)で20位

まずは、徳島県の実質公債費比率を日本全国(都道府県別)で見たときに何番目に高いのかを日本全国の実質公債費比率ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(都道府県別)の実質公債費比率ランキング表：徳島県は20位

順位	都道府県名	実質公債費比率 (%)
18	山形県	11.9
19	鳥取県	11.8
20	福岡県	11.7
20	鹿児島県	11.7
20	徳島県	11.7
23	岡山県	11.5
24	長崎県	11.2
25	埼玉県	11.1
26	宮崎県	11
27	滋賀県	10.9

→ 日本全国(都道府県別)の実質公債費比率ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の実質公債費比率が高いランキング表では、統計が取れる47つの都道府県の中で、徳島県は20位と、上位20位にランクインしており、日本全国(都道府県)の中でも実質公債費比率が高い都道府県ということが分かります。

以下は実質公債費比率の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

実質公債費比率の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(都道府県別)の実質公債費比率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(都道府県別)の実質公債費比率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と徳島県の実質公債費比率を比べる

また、この日本全国(都道府県別)実質公債費比率ランキングの平均値、中央値と徳島県の比較グラフは以下となっています。

徳島県の実質公債費比率を日本全国(都道府県)の中央値(11)と平均値(11)と比較した一覧表

都道府県名	実質公債費比率
徳島県	11.7%
平均値	11%
中央値	11%

こちらの表より、徳島県の実質公債費比率は平均と近い位置にあるという結果が見えてきます。

また、中央値の11と比較してみると、徳島県の実質公債費比率「11.7%」は中央値より実質公債費比率が少し高い(1.05倍)ということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	徳島県の実質公債費比率データ
単位	(%)
期間	2008～2019年
更新日時	2022-04-20T05:01:22+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

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地図で見る実質公債費比率の推移(都道府県別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

実質公債費比率にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの実質公債費比率の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る実質公債費比率の推移(都道府県別の日本全国階級区分図)

また、徳島県の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(都道府県別)が見られます。

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