グラフで見る滋賀県の将来負担比率は高い？低い？(推移グラフと比較)

滋賀県の将来負担比率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

将来負担比率とは？

[将来負担比率],地方公共団体の借入金（地方債）など現在抱えている負債の大きさを，その地方公共団体の財政規模に対する割合で表したもの

滋賀県の将来負担比率はどのくらい？

滋賀県の将来負担比率は、201.7%です。(2020年調査)

滋賀県の将来負担比率(2020年)

都道府県名	将来負担比率
滋賀県	201.7%

滋賀県の将来負担比率推移グラフ(2011年～現在)

では、現在の滋賀県の将来負担比率の「201.7%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

滋賀県の将来負担比率の2011～2020年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2011～2020年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※滋賀県の人口データは、国勢調査・住民基本台帳人口（総数）を元に作成。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、上記の滋賀県の将来負担比率グラフの全体図です。

また、下記は2011～2020年までの滋賀県の将来負担比率の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る滋賀県の将来負担比率の推移(2011～2020年)

年	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020
将来負担比率(%)	229.40	215.50	206.10	198.70	194.70	199.60	200.20	200.40	202.10	201.70
前回比(差引値)	-	-13.9	-9.4	-7.4	-4	4.9	0.6	0.2	1.7	-0.4
前回比(%)	-	93.94	95.64	96.41	97.99	102.52	100.3	100.1	100.85	99.8

上記の滋賀県の将来負担比率の推移グラフを見てみると、2011年の将来負担比率が最も多く、統計で分かる最新の2020年はそれよりも低いことが見えてきます。

さらに、前回の2019年の数値「202.1%」よりも少なくなっているため、今後はさらに将来負担比率が少なくなる可能性があります。

また、将来負担比率ではなく実質公債費比率であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る滋賀県の実質公債費比率

滋賀県の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る滋賀県の人口推移

滋賀県の将来負担比率は低い？高い？人口が近い沖縄県(沖縄県)と山口県(山口県)と比較

滋賀県の将来負担比率は、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか？

滋賀県と沖縄県(沖縄県)と山口県(山口県)の将来負担比率を比較

まずは、滋賀県と人口が日本全国で最も近い沖縄県(沖縄県)と山口県(山口県)の将来負担比率を比較してみます。

※鹿児島県(鹿児島県)と愛媛県(愛媛県)は、滋賀県と3・4番目に人口が近い都道府県です。

滋賀県と人口の近い沖縄県(沖縄県)と山口県(山口県)の将来負担比率を比較した一覧表

都道府県名	総人口	将来負担比率
鹿児島県(鹿児島県)	1,591,699人	212.1%
沖縄県(沖縄県)	1,485,526人	41.5%
滋賀県(滋賀県)	1,413,989人	201.7%
山口県(山口県)	1,326,218人	200.7%
愛媛県(愛媛県)	1,327,185人	143.4%

上記の将来負担比率の比較表をみてみると、

• 滋賀県は、沖縄県(沖縄県)よりも将来負担比率の数値が約160.20も多く、4.86倍も高い
• 滋賀県は、山口県(山口県)よりも将来負担比率の数値が約1程しか変わらず、将来負担比率と人口も日本国内では比較的似ている

という結果となっています。

特に、滋賀県と沖縄県(沖縄県)は人口が日本全体の中でも1・2番目に近いが、将来負担比率には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

滋賀県をもっと他の都道府県と比較する

滋賀県のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の都道府県を選択してみて下さいませ。

都道府県を選択する

※もし都道府県名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

日本全国の将来負担比率ランキングで滋賀県は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

滋賀県は日本全国の将来負担比率ランキング(高い順)で18位

まずは、滋賀県の将来負担比率を日本全国(都道府県別)で見たときに何番目に高いのかを日本全国の将来負担比率ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(都道府県別)の将来負担比率ランキング表：滋賀県は18位

順位	都道府県名	将来負担比率 (%)
14	鹿児島県	212.1
15	熊本県	210.9
16	山梨県	204.8
17	和歌山県	204.5
18	滋賀県	201.7
19	山口県	200.7
20	香川県	197.6
21	茨城県	196.9
22	長崎県	193.2
23	岡山県	192.9

→ 日本全国(都道府県別)の将来負担比率ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の将来負担比率が高いランキング表では、統計が取れる47つの都道府県の中で、滋賀県は18位と、上位20位にランクインしており、日本全国(都道府県)の中でも将来負担比率が高い都道府県ということが分かります。

以下は将来負担比率の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

将来負担比率の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(都道府県別)の将来負担比率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(都道府県別)の将来負担比率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と滋賀県の将来負担比率を比べる

また、この日本全国(都道府県別)将来負担比率ランキングの平均値、中央値と滋賀県の比較グラフは以下となっています。

滋賀県の将来負担比率を日本全国(都道府県)の中央値(188)と平均値(186)と比較した一覧表

都道府県名	将来負担比率
滋賀県	201.7%
平均値	186%
中央値	188%

こちらの表より、滋賀県の将来負担比率は平均と近い位置にあるという結果が見えてきます。

また、中央値の188と比較してみると、滋賀県の将来負担比率「201.7%」は中央値より将来負担比率が少し高い(1.08倍)ということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	滋賀県の将来負担比率データ
単位	(%)
期間	2011～2020年
更新日時	2024-04-20T05:01:23+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

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地図で見る将来負担比率の推移(都道府県別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

将来負担比率にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの将来負担比率の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る将来負担比率の推移(都道府県別の日本全国階級区分図)

また、滋賀県の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(都道府県別)が見られます。

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