グラフで見る札幌市の他市区町村への通勤者比率は高い？低い？(推移グラフと比較)

札幌市(北海道)の他市区町村への通勤者比率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

他市区町村への通勤者比率とは？

[就業者],「従業者」と「休業者」を合わせたもの。 各国のデータは，調査期間中に働いていた一定年齢以上の有給の雇用者（軍隊を含む。）及び自営業主（家族従業者を含む。）の数。正規の雇用関係にある休業者を含む。,[他市区町村への通勤者数],当該市区町村に常住する者のうち，県内外を問わず他の市区町村で従業する者の数,[他市区町村への通勤者比率],他市区町村への通勤者数/就業者数

札幌市の他市区町村への通勤者比率はどのくらい？

札幌市(北海道)の他市区町村への通勤者比率は、48.7%です。(2020年調査)

札幌市(北海道)の他市区町村への通勤者比率(2020年)

市区町村名	他市区町村への通勤者比率
札幌市	48.7%

札幌市の他市区町村への通勤者比率推移グラフ(1980年～現在)

では、現在の札幌市(北海道)の他市区町村への通勤者比率の「48.7%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

札幌市の他市区町村への通勤者比率の1980～2020年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1980～2020年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※札幌市の人口データは、国勢調査・住民基本台帳人口（総数）を元に作成。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、上記の札幌市の他市区町村への通勤者比率グラフの全体図です。

また、下記は1980～2020年までの札幌市の他市区町村への通勤者比率の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る札幌市(北海道)の他市区町村への通勤者比率の推移(1980～2020年)

年	1980	1985	1990	1995	2000	2005	2010	2015	2020
他市区町村への通勤者比率(%)	46.90	49.10	53.30	53.50	54.00	54.60	47.00	47.80	48.70
前回比(差引値)	-	2.2	4.2	0.2	0.5	0.6	-7.6	0.8	0.9
前回比(%)	-	104.69	108.55	100.38	100.93	101.11	86.08	101.7	101.88

上記の札幌市の他市区町村への通勤者比率の推移グラフを見てみると、2005年の他市区町村への通勤者比率が最も多く、統計で分かる最新の2020年はそれよりも低いことが見えてきます。

ただし、前回の2015年の数値「47.8%」よりは高いため、今後も他市区町村への通勤者比率が再び上昇する可能性はあります。

また、他市区町村への通勤者比率ではなく他市区町村への通勤者数であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る札幌市の他市区町村への通勤者数

札幌市の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る札幌市(北海道)の人口推移

札幌市の他市区町村への通勤者比率は低い？高い？人口が近い名古屋市(愛知県)と福岡市(福岡県)と比較

札幌市(北海道)の他市区町村への通勤者比率は、どれくらい低い、あるいは高いのでしょうか？

札幌市(北海道)と名古屋市(愛知県)と福岡市(福岡県)の他市区町村への通勤者比率を比較

まずは、札幌市と人口が日本全国で最も近い名古屋市(愛知県)と福岡市(福岡県)の他市区町村への通勤者比率を比較してみます。

※大阪市(大阪府)と神戸市(兵庫県)は、札幌市と3・4番目に人口が近い市区町村です。

札幌市(北海道)と人口の近い名古屋市(愛知県)と福岡市(福岡県)の他市区町村への通勤者比率を比較した一覧表

市区町村名	総人口	他市区町村への通勤者比率
大阪市(大阪府)	2,741,587人	58%
名古屋市(愛知県)	2,294,854人	57.7%
札幌市(北海道)	1,959,512人	48.7%
福岡市(福岡県)	1,581,398人	47.1%
神戸市(兵庫県)	1,510,917人	54.7%

上記の他市区町村への通勤者比率の比較表をみてみると、

• 名古屋市(愛知県)は、札幌市よりも他市区町村への通勤者比率の数値が約9程しか変わらず、他市区町村への通勤者比率と人口も日本国内では比較的似ている
• 札幌市は、福岡市(福岡県)よりも他市区町村への通勤者比率の数値が約1.60程しか変わらず、他市区町村への通勤者比率と人口も日本国内では比較的似ている

という結果となっています。

札幌市をもっと他の市区町村と比較する

札幌市のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の市区町村を選択してみて下さいませ。

市区町村を選択する

※もし市区町村名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

続いて、札幌市の他市区町村への通勤者比率が、北海道内では何番目に高いのかを、ランキング表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

札幌市の他市区町村への通勤者比率は、北海道内では7位

下記は、北海道内での他市区町村への通勤者比率のランキング表です。（高い順）

北海道内での他市区町村への通勤者比率のランキング表：札幌市は7位

順位	市区町村名	他市区町村への通勤者比率 (%)
1	上川総合振興局東神楽町	59.5
2	上川総合振興局鷹栖町	53.6
3	渡島総合振興局七飯町	53.3
4	北広島市	52.4
5	空知総合振興局上砂川町	51.2
6	歌志内市	50.5
7	札幌市	48.7
8	北斗市	46.9
9	十勝総合振興局幕別町	46.3
10	江別市	46.1
11	十勝総合振興局音更町	45.8
12	石狩市	45.7
12	空知総合振興局南幌町	45.7
14	登別市	44.9
15	釧路総合振興局釧路町	43.8
16	上川総合振興局東川町	41.2
17	恵庭市	40.9
18	石狩振興局当別町	40.6
19	上川総合振興局比布町	40.3
20	上川総合振興局当麻町	40.1
21	空知総合振興局新十津川町	40
22	十勝総合振興局芽室町	35.9
23	三笠市	35.3
24	後志総合振興局共和町	34.8
25	空知総合振興局奈井江町	34
26	檜山振興局乙部町	33.4
27	砂川市	32.3
28	上川総合振興局中富良野町	29.7
29	檜山振興局上ノ国町	28.7
30	胆振総合振興局安平町	28.4
31	釧路総合振興局白糠町	27.6
32	空知総合振興局由仁町	27.3
33	空知総合振興局秩父別町	27.2
33	後志総合振興局岩内町	27.2
35	赤平市	26.8
35	胆振総合振興局豊浦町	26.8
37	滝川市	26.7
38	胆振総合振興局壮瞥町	25.8
39	空知総合振興局長沼町	25.7
40	空知総合振興局栗山町	25.5
41	空知総合振興局妹背牛町	25.3
42	渡島総合振興局木古内町	25.2
43	オホーツク総合振興局訓子府町	24.9
44	伊達市	24.7
45	空知総合振興局雨竜町	24.4
46	日高振興局新冠町	24.1
47	後志総合振興局喜茂別町	23.9
47	十勝総合振興局池田町	23.9
49	胆振総合振興局洞爺湖町	23.6
50	後志総合振興局京極町	22.7
50	後志総合振興局ニセコ町	22.7
50	後志総合振興局泊村	22.7
53	後志総合振興局余市町	22.4
54	上川総合振興局愛別町	21.9
55	岩見沢市	21.8
56	後志総合振興局仁木町	21.4
57	胆振総合振興局白老町	21.2
58	留萌振興局増毛町	20.4
59	十勝総合振興局中札内村	20.3
60	胆振総合振興局厚真町	20.2
61	美唄市	20
62	後志総合振興局古平町	19.7
63	日高振興局様似町	19.5
64	後志総合振興局神恵内村	19.4
64	釧路総合振興局鶴居村	19.4
66	後志総合振興局積丹町	19
67	千歳市	18.8
68	後志総合振興局真狩村	18.7
69	オホーツク総合振興局美幌町	18.6
70	留萌振興局小平町	18.3
71	上川総合振興局上富良野町	18.2
72	檜山振興局厚沢部町	17.9
72	小樽市	17.9
74	空知総合振興局浦臼町	17.8
75	芦別市	17.3
75	渡島総合振興局知内町	17.3
77	渡島総合振興局福島町	17.1
77	上川総合振興局剣淵町	17.1
79	後志総合振興局島牧村	16.8
80	檜山振興局江差町	16.7
81	後志総合振興局蘭越町	16.6
82	オホーツク総合振興局大空町	16.5
83	十勝総合振興局清水町	16.3
84	渡島総合振興局鹿部町	16.2
85	十勝総合振興局更別村	15.7
86	胆振総合振興局むかわ町	15.2
87	上川総合振興局美瑛町	14.8
87	オホーツク総合振興局清里町	14.8
87	上川総合振興局和寒町	14.8
90	空知総合振興局沼田町	14.7
91	後志総合振興局赤井川村	14.5
92	深川市	14.4
93	十勝総合振興局士幌町	14.2
94	空知総合振興局北竜町	14
95	帯広市	13.8
96	石狩振興局新篠津村	13.6
96	オホーツク総合振興局津別町	13.6
98	オホーツク総合振興局置戸町	12.9
99	十勝総合振興局新得町	12.8
100	根室振興局標津町	12.7
101	根室振興局中標津町	12.6
102	オホーツク総合振興局湧別町	11.8
103	室蘭市	11.5
104	日高振興局日高町	11.4
105	十勝総合振興局豊頃町	11.2
106	十勝総合振興局上士幌町	11.1
106	オホーツク総合振興局小清水町	11.1
106	後志総合振興局倶知安町	11.1
109	日高振興局平取町	11
109	渡島総合振興局森町	11
109	空知総合振興局月形町	11
112	十勝総合振興局鹿追町	10.9
113	上川総合振興局下川町	10.6
113	留萌振興局苫前町	10.6
115	後志総合振興局寿都町	10.5
116	後志総合振興局留寿都村	10.2
117	オホーツク総合振興局遠軽町	9.9
118	宗谷総合振興局中頓別町	9.6
119	上川総合振興局美深町	9.5
119	十勝総合振興局本別町	9.5
119	日高振興局新ひだか町	9.5
122	富良野市	9.4
123	檜山振興局今金町	9.3
124	十勝総合振興局大樹町	9
124	苫小牧市	9
126	士別市	8.9
126	宗谷総合振興局豊富町	8.9
128	オホーツク総合振興局興部町	8.8
128	夕張市	8.8
130	後志総合振興局黒松内町	8.7
130	檜山振興局せたな町	8.7
132	釧路総合振興局標茶町	8.6
132	留萌振興局初山別村	8.6
134	渡島総合振興局松前町	8.5
135	函館市	8.4
135	オホーツク総合振興局西興部村	8.4
137	十勝総合振興局足寄町	8.2
138	留萌振興局羽幌町	8
138	十勝総合振興局浦幌町	8
140	釧路市	7.7
141	十勝総合振興局広尾町	7.4
141	渡島総合振興局長万部町	7.4
143	釧路総合振興局厚岸町	7.2
144	日高振興局浦河町	6.8
145	宗谷総合振興局浜頓別町	6.7
145	オホーツク総合振興局佐呂間町	6.7
147	留萌振興局天塩町	6.6
148	留萌市	6.4
149	網走市	6.3
149	旭川市	6.3
149	根室振興局別海町	6.3
149	宗谷総合振興局幌延町	6.3
149	上川総合振興局南富良野町	6.3
149	渡島総合振興局八雲町	6.3
155	上川総合振興局上川町	6
155	名寄市	6
157	北見市	5.8
158	オホーツク総合振興局滝上町	5.6
159	留萌振興局遠別町	5.3
159	オホーツク総合振興局雄武町	5.3
161	宗谷総合振興局利尻町	5
161	釧路総合振興局弟子屈町	5
163	紋別市	4.8
163	上川総合振興局占冠村	4.8
165	オホーツク総合振興局斜里町	4.4
166	日高振興局えりも町	4
166	上川総合振興局中川町	4
168	十勝総合振興局陸別町	3.5
169	上川総合振興局幌加内町	3.4
169	上川総合振興局音威子府村	3.4
169	宗谷総合振興局利尻富士町	3.4
172	釧路総合振興局浜中町	3.3
173	宗谷総合振興局枝幸町	2.7
174	宗谷総合振興局猿払村	2.2
175	根室振興局羅臼町	1.7
175	稚内市	1.7
177	根室市	1
178	檜山振興局奥尻町	0.2
179	宗谷総合振興局礼文町	0.1

北海道内の他市区町村への通勤者比率の平均値と中央値

また、北海道内での他市区町村への通勤者比率の平均値と、中央値についても調査し、札幌市と比較したグラフを以下に作成いたしました。

札幌市の他市区町村への通勤者比率と北海道内の中央値と平均値を比較した一覧表

名称	他市区町村への通勤者比率
札幌市	48.7%
平均値	18.03%
中央値	14.5%

こちらの比較表より、札幌市の他市区町村への通勤者比率は、

• 北海道平均値の2.7014倍(→高い)
• 北海道中央値の3.359倍(→高い)

ということが見えてきます。

日本全国の他市区町村への通勤者比率ランキングで札幌市は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

札幌市は日本全国の他市区町村への通勤者比率ランキング(高い順)で601位

まずは、札幌市の他市区町村への通勤者比率を日本全国(市区町村別)で見たときに何番目に高いのかを日本全国の他市区町村への通勤者比率ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(市区町村別)の他市区町村への通勤者比率ランキング表：札幌市は601位

順位	市区町村名	他市区町村への通勤者比率 (%)
601	東彼杵郡川棚町	48.7
601	球磨郡錦町	48.7
601	南アルプス市	48.7
601	見附市	48.7
601	札幌市	48.7
601	結城郡八千代町	48.7
601	善通寺市	48.7
608	韮崎市	48.6
609	阿蘇郡西原村	48.5
609	南津軽郡大鰐町	48.5

→ 日本全国(市区町村別)の他市区町村への通勤者比率ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の他市区町村への通勤者比率が高いランキング表では、統計が取れる1740つの市区町村の中で、札幌市は601位と、日本全国(市区町村)の中でも他市区町村への通勤者比率が比較的高い市区町村ということが分かります。

以下は他市区町村への通勤者比率の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

他市区町村への通勤者比率の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(市区町村別)の他市区町村への通勤者比率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(市区町村別)の他市区町村への通勤者比率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と札幌市の他市区町村への通勤者比率を比べる

また、この日本全国(市区町村別)他市区町村への通勤者比率ランキングの平均値、中央値と札幌市の比較グラフは以下となっています。

札幌市の他市区町村への通勤者比率を日本全国(市区町村)の中央値(40)と平均値(38)と比較した一覧表

市区町村名	他市区町村への通勤者比率
札幌市	48.7%
平均値	38%
中央値	40%

こちらの表より、札幌市の他市区町村への通勤者比率は平均より1.28倍高いという結果が見えてきます。

また、中央値の40と比較してみると、札幌市の他市区町村への通勤者比率「48.7%」は中央値より他市区町村への通勤者比率が少し高い(1.22倍)ということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	札幌市(北海道)の他市区町村への通勤者比率データ
単位	(%)
期間	1980～2020年
更新日時	2023-08-06T05:02:30+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

※データ・画像の利用・引用・ライセンス(著作権)について

地図で見る他市区町村への通勤者比率の推移(市区町村別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

他市区町村への通勤者比率にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの他市区町村への通勤者比率の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る他市区町村への通勤者比率の推移(市区町村別の日本全国階級区分図)

また、札幌市(北海道)の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(市区町村別)が見られます。

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