グラフで見る札幌市の農家数（自給的農家）は多い？少い？(推移グラフと比較)

札幌市(北海道)の農家数（自給的農家）をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

農家数（自給的農家）とは？

[農家数],経営耕地面積が10アール以上の農業を営む世帯又は農産物販売金額が年間15万円以上ある世帯の数,[自給的農家],経営耕地面積が30アール未満かつ農産物販売金額が年間50万円未満の農家

札幌市の農家数（自給的農家）はどのくらい？

札幌市(北海道)の農家数（自給的農家）は、280(戸)です。(2020年調査)

札幌市(北海道)の農家数（自給的農家）(2020年)

市区町村名	農家数（自給的農家）
札幌市	280(戸)

札幌市の農家数（自給的農家）推移グラフ(2000年～現在)

では、現在の札幌市(北海道)の農家数（自給的農家）の「280(戸)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

札幌市の農家数（自給的農家）の2000～2020年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2000～2020年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※札幌市の人口データは、国勢調査・住民基本台帳人口（総数）を元に作成。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、上記の札幌市の農家数（自給的農家）グラフの全体図です。

また、下記は2000～2020年までの札幌市の農家数（自給的農家）の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る札幌市(北海道)の農家数（自給的農家）の推移(2000～2020年)

年	2000	2005	2010	2015	2020
農家数（自給的農家）(戸)	286.00	349.00	359.00	346.00	280.00
前回比(差引値)	-	63	10	-13	-66
前回比(%)	-	122.03	102.87	96.38	80.92

上記の札幌市の農家数（自給的農家）の推移グラフを見てみると、最新である2020年の農家数（自給的農家）が最も少いことが分かります。

また、前回の2015年よりも66(戸)少なくなっており、農家数（自給的農家）は下がりつつあると言えます。

特に、最も農家数（自給的農家）が多かった2010年と現在の農家数（自給的農家）を比べると、1.02倍もの差があり、農家数（自給的農家）がいかに減少したかが見えてきます。

また、農家数（自給的農家）ではなく兼業農家数（販売農家）であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る札幌市の兼業農家数（販売農家）

札幌市の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る札幌市(北海道)の人口推移

札幌市の農家数（自給的農家）は少い？多い？人口が近い名古屋市(愛知県)と福岡市(福岡県)と比較

札幌市(北海道)の農家数（自給的農家）は、どれくらい少い、あるいは多いのでしょうか？

札幌市(北海道)と名古屋市(愛知県)と福岡市(福岡県)の農家数（自給的農家）を比較

まずは、札幌市と人口が日本全国で最も近い名古屋市(愛知県)と福岡市(福岡県)の農家数（自給的農家）を比較してみます。

※大阪市(大阪府)と神戸市(兵庫県)は、札幌市と3・4番目に人口が近い市区町村です。

札幌市(北海道)と人口の近い名古屋市(愛知県)と福岡市(福岡県)の農家数（自給的農家）を比較した一覧表

市区町村名	総人口	農家数（自給的農家）
大阪市(大阪府)	2,741,587人	251(戸)
名古屋市(愛知県)	2,294,854人	1,459(戸)
札幌市(北海道)	1,959,512人	280(戸)
福岡市(福岡県)	1,581,398人	792(戸)
神戸市(兵庫県)	1,510,917人	1,158(戸)

上記の農家数（自給的農家）の比較表をみてみると、

• 名古屋市(愛知県)は、札幌市よりも農家数（自給的農家）の数値が約1,179も多く、5.211倍も高い
• 福岡市(福岡県)は、札幌市よりも農家数（自給的農家）の数値が約512も多く、2.829倍も高い

という結果となっています。

特に、名古屋市(愛知県)と札幌市は人口が日本全体の中でも1・2番目に近いが、農家数（自給的農家）には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

札幌市をもっと他の市区町村と比較する

札幌市のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の市区町村を選択してみて下さいませ。

市区町村を選択する

※もし市区町村名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

続いて、札幌市の農家数（自給的農家）が、北海道内では何番目に多いのかを、ランキング表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

札幌市の農家数（自給的農家）は、北海道内では1位

下記は、北海道内での農家数（自給的農家）のランキング表です。（多い順）

北海道内での農家数（自給的農家）のランキング表：札幌市は1位

順位	市区町村名	農家数（自給的農家） (戸)
1	札幌市	280
2	旭川市	273
3	岩見沢市	166
4	深川市	152
5	上川総合振興局鷹栖町	145
6	北斗市	137
7	上川総合振興局当麻町	134
8	函館市	132
9	北見市	126
10	上川総合振興局東川町	125
11	渡島総合振興局松前町	120
12	空知総合振興局南幌町	108
13	名寄市	107
14	宗谷総合振興局利尻町	101
15	恵庭市	92
15	空知総合振興局長沼町	92
17	渡島総合振興局八雲町	85
18	檜山振興局せたな町	81
19	美唄市	74
20	日高振興局新ひだか町	67
21	胆振総合振興局厚真町	65
21	檜山振興局乙部町	65
21	滝川市	65
24	伊達市	64
24	石狩振興局当別町	64
26	日高振興局浦河町	61
27	上川総合振興局東神楽町	60
27	檜山振興局上ノ国町	60
29	石狩市	58
29	小樽市	58
29	オホーツク総合振興局湧別町	58
32	士別市	57
33	後志総合振興局共和町	54
34	檜山振興局厚沢部町	52
34	空知総合振興局栗山町	52
36	胆振総合振興局むかわ町	51
37	上川総合振興局愛別町	50
37	北広島市	50
39	渡島総合振興局森町	49
40	上川総合振興局比布町	48
41	空知総合振興局新十津川町	44
42	芦別市	41
42	千歳市	41
44	渡島総合振興局七飯町	40
45	日高振興局日高町	39
46	渡島総合振興局知内町	38
47	後志総合振興局寿都町	36
48	オホーツク総合振興局遠軽町	35
48	空知総合振興局由仁町	35
50	渡島総合振興局木古内町	34
50	日高振興局様似町	34
52	江別市	31
53	留萌振興局苫前町	29
54	檜山振興局江差町	27
54	帯広市	27
54	後志総合振興局蘭越町	27
57	空知総合振興局北竜町	25
58	上川総合振興局美瑛町	24
58	砂川市	24
60	胆振総合振興局安平町	23
61	渡島総合振興局福島町	22
61	上川総合振興局和寒町	22
63	後志総合振興局倶知安町	21
63	後志総合振興局積丹町	21
63	後志総合振興局余市町	21
66	留萌振興局遠別町	20
67	日高振興局平取町	19
67	檜山振興局今金町	19
67	上川総合振興局上川町	19
67	留萌市	19
67	渡島総合振興局鹿部町	19
67	苫小牧市	19
73	網走市	18
73	釧路市	18
73	留萌振興局増毛町	18
73	空知総合振興局奈井江町	18
73	夕張市	18
78	留萌振興局初山別村	16
78	空知総合振興局月形町	16
78	空知総合振興局浦臼町	16
81	富良野市	15
81	後志総合振興局仁木町	15
81	胆振総合振興局壮瞥町	15
84	空知総合振興局秩父別町	14
84	三笠市	14
84	空知総合振興局沼田町	14
84	留萌振興局小平町	14
84	釧路総合振興局白糠町	14
89	上川総合振興局美深町	13
89	上川総合振興局剣淵町	13
89	後志総合振興局黒松内町	13
89	オホーツク総合振興局大空町	13
89	宗谷総合振興局礼文町	13
89	宗谷総合振興局利尻富士町	13
89	後志総合振興局島牧村	13
89	上川総合振興局下川町	13
89	十勝総合振興局池田町	13
98	オホーツク総合振興局美幌町	12
98	オホーツク総合振興局置戸町	12
98	檜山振興局奥尻町	12
98	オホーツク総合振興局佐呂間町	12
102	赤平市	11
102	留萌振興局羽幌町	11
102	十勝総合振興局広尾町	11
102	十勝総合振興局音更町	11
106	十勝総合振興局幕別町	10
107	紋別市	9
107	登別市	9
107	胆振総合振興局洞爺湖町	9
107	十勝総合振興局浦幌町	9
111	後志総合振興局京極町	8
111	十勝総合振興局芽室町	8
111	上川総合振興局南富良野町	8
111	室蘭市	8
111	上川総合振興局中富良野町	8
111	胆振総合振興局豊浦町	8
117	後志総合振興局古平町	7
117	後志総合振興局真狩村	7
117	胆振総合振興局白老町	7
117	宗谷総合振興局枝幸町	7
121	オホーツク総合振興局小清水町	6
121	釧路総合振興局釧路町	6
121	オホーツク総合振興局興部町	6
121	渡島総合振興局長万部町	6
121	釧路総合振興局鶴居村	6
126	十勝総合振興局足寄町	5
126	十勝総合振興局本別町	5
126	後志総合振興局岩内町	5
126	オホーツク総合振興局訓子府町	5
126	後志総合振興局ニセコ町	5
126	オホーツク総合振興局滝上町	5
126	十勝総合振興局豊頃町	5
126	オホーツク総合振興局津別町	5
134	釧路総合振興局浜中町	4
134	十勝総合振興局上士幌町	4
134	後志総合振興局喜茂別町	4
134	空知総合振興局妹背牛町	4
134	後志総合振興局留寿都村	4
134	根室振興局標津町	4
134	上川総合振興局占冠村	4
134	稚内市	4
142	後志総合振興局赤井川村	3
142	釧路総合振興局厚岸町	3
142	上川総合振興局幌加内町	3
142	日高振興局新冠町	3
142	オホーツク総合振興局斜里町	3
142	十勝総合振興局清水町	3
142	釧路総合振興局弟子屈町	3
149	宗谷総合振興局浜頓別町	2
149	上川総合振興局上富良野町	2
149	十勝総合振興局中札内村	2
149	十勝総合振興局陸別町	2
153	根室振興局別海町	1
153	日高振興局えりも町	1
153	上川総合振興局中川町	1
153	根室振興局中標津町	1
153	宗谷総合振興局中頓別町	1
153	根室市	1
153	オホーツク総合振興局西興部村	1
153	釧路総合振興局標茶町	1
153	十勝総合振興局士幌町	1
153	石狩振興局新篠津村	1
153	十勝総合振興局新得町	1
153	十勝総合振興局大樹町	1
153	留萌振興局天塩町	1
153	空知総合振興局雨竜町	1
167	宗谷総合振興局幌延町	0
167	空知総合振興局上砂川町	0
167	後志総合振興局神恵内村	0
167	オホーツク総合振興局清里町	0
167	オホーツク総合振興局雄武町	0
167	上川総合振興局音威子府村	0
167	根室振興局羅臼町	0
167	十勝総合振興局更別村	0
167	宗谷総合振興局猿払村	0
167	十勝総合振興局鹿追町	0
167	後志総合振興局泊村	0
167	宗谷総合振興局豊富町	0
167	歌志内市	0

北海道内でのシェア率(割合)

さらに、上記のランキング表を元に、札幌市の農家数（自給的農家）が、北海道内でどれだけのシェア率を占めているのか、割合を示したグラフを以下に作成しました。

北海道内全体の農家数（自給的農家）の合計は、5362(戸)です。※データが確認できる179自治体の合計となります。

そして、札幌市の農家数（自給的農家）は280(戸)ですので、北海道内でのシェア率は5.222%となります。

北海道内の農家数（自給的農家）の平均値と中央値

また、北海道内での農家数（自給的農家）の平均値と、中央値についても調査し、札幌市と比較したグラフを以下に作成いたしました。

札幌市の農家数（自給的農家）と北海道内の中央値と平均値を比較した一覧表

名称	農家数（自給的農家）
札幌市	280(戸)
平均値	29.96(戸)
中央値	13(戸)

こちらの比較表より、札幌市の農家数（自給的農家）は、

• 北海道平均値の9.3473倍(→多い)
• 北海道中央値の21.538倍(→多い)

ということが見えてきます。

日本全国の農家数（自給的農家）ランキングで札幌市は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

札幌市は日本全国の農家数（自給的農家）ランキング(多い順)で759位

まずは、札幌市の農家数（自給的農家）を日本全国(市区町村別)で見たときに何番目に多いのかを日本全国の農家数（自給的農家）ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(市区町村別)の農家数（自給的農家）ランキング表：札幌市は759位

順位	市区町村名	農家数（自給的農家） (戸)
754	遠田郡美里町	281
759	勝山市	280
759	東置賜郡川西町	280
759	鯖江市	280
759	札幌市	280
763	泉南市	279
764	耶麻郡猪苗代町	278
764	邑楽郡板倉町	278
764	高萩市	278
764	下伊那郡豊丘村	278

→ 日本全国(市区町村別)の農家数（自給的農家）ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の農家数（自給的農家）が多いランキング表では、統計が取れる1739つの市区町村の中で、札幌市は759位と、日本全国(市区町村)の中でも農家数（自給的農家）が比較的多い市区町村ということが分かります。

以下は農家数（自給的農家）の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

農家数（自給的農家）の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(市区町村別)の農家数（自給的農家）が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(市区町村別)の農家数（自給的農家）が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と札幌市の農家数（自給的農家）を比べる

また、この日本全国(市区町村別)農家数（自給的農家）ランキングの平均値、中央値と札幌市の比較グラフは以下となっています。

札幌市の農家数（自給的農家）を日本全国(市区町村)の中央値(238)と平均値(413)と比較した一覧表

市区町村名	農家数（自給的農家）
札幌市	280(戸)
平均値	413(戸)
中央値	238(戸)

こちらの表より、札幌市の農家数（自給的農家）は平均より133(戸)少いという結果が見えてきます。

また、中央値の238と比較してみると、札幌市の農家数（自給的農家）「280(戸)」は中央値より農家数（自給的農家）が少し多い(1.18倍)ということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	札幌市(北海道)の農家数（自給的農家）データ
単位	(戸)
期間	2000～2020年
更新日時	2023-08-08T05:01:18+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

※データ・画像の利用・引用・ライセンス(著作権)について

地図で見る農家数（自給的農家）の推移(市区町村別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

農家数（自給的農家）にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの農家数（自給的農家）の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る農家数（自給的農家）の推移(市区町村別の日本全国階級区分図)

また、札幌市(北海道)の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(市区町村別)が見られます。

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