グラフで見る大阪市の完全失業者（男）は多い？少い？(推移グラフと比較)

大阪市(大阪府)の完全失業者（男）をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

完全失業者（男）とは？

[完全失業者（国勢調査）],調査週間中，収入を伴う仕事を少しもしなかった者のうち，仕事に就くことが可能であって，かつ，ハローワーク（公共職業安定所）に申し込むなどして積極的に仕事を探していた者

大阪市の完全失業者（男）はどのくらい？

大阪市(大阪府)の完全失業者（男）は、32,235人です。(2020年調査)

大阪市(大阪府)の完全失業者（男）(2020年)

市区町村名	完全失業者（男）
大阪市	32,235人

大阪市の完全失業者（男）推移グラフ(2000年～現在)

では、現在の大阪市(大阪府)の完全失業者（男）の「32,235人」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

大阪市の完全失業者（男）の2000～2020年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2000～2020年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※大阪市の人口データは、国勢調査・住民基本台帳人口（総数）を元に作成。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、上記の大阪市の完全失業者（男）グラフの全体図です。

また、下記は2000～2020年までの大阪市の完全失業者（男）の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る大阪市(大阪府)の完全失業者（男）の推移(2000～2020年)

年	2000	2005	2010	2015	2020
完全失業者（男）(人)	80,935.00	102,144.00	74,666.00	42,805.00	32,235.00
前回比(差引値)	-	21,209	-27,478	-31,861	-10,570
前回比(%)	-	126.2	73.1	57.33	75.31

上記の大阪市の完全失業者（男）の推移グラフを見てみると、最新である2020年の完全失業者（男）が最も少いことが分かります。

また、前回の2015年よりも10570人少なくなっており、完全失業者（男）は下がりつつあると言えます。

特に、最も完全失業者（男）が多かった2005年と現在の完全失業者（男）を比べると、2.51倍もの差があり、完全失業者（男）がいかに減少したかが見えてきます。

また、完全失業者（男）ではなく就業者（男）であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る大阪市の就業者（男）

大阪市の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る大阪市(大阪府)の人口推移

大阪市の完全失業者（男）は少い？多い？人口が近い横浜市(神奈川県)と名古屋市(愛知県)と比較

大阪市(大阪府)の完全失業者（男）は、どれくらい多い、あるいは少いのでしょうか？

大阪市(大阪府)と横浜市(神奈川県)と名古屋市(愛知県)の完全失業者（男）を比較

まずは、大阪市と人口が日本全国で最も近い横浜市(神奈川県)と名古屋市(愛知県)の完全失業者（男）を比較してみます。

※札幌市(北海道)は、大阪市と3番目に人口が近い市区町村です。

大阪市(大阪府)と人口の近い横浜市(神奈川県)と名古屋市(愛知県)の完全失業者（男）を比較した一覧表

市区町村名	総人口	完全失業者（男）
横浜市(神奈川県)	3,753,645人	37,811人
大阪市(大阪府)	2,741,587人	32,235人
名古屋市(愛知県)	2,294,854人	23,983人
札幌市(北海道)	1,959,512人	23,450人

上記の完全失業者（男）の比較表をみてみると、

• 横浜市(神奈川県)は、大阪市よりも完全失業者（男）の数値が約5,576程しか変わらず、完全失業者（男）と人口も日本国内では比較的似ている
• 大阪市は、名古屋市(愛知県)よりも完全失業者（男）の数値が約8,252多く、1.344倍高い

という結果となっています。

大阪市をもっと他の市区町村と比較する

大阪市のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の市区町村を選択してみて下さいませ。

市区町村を選択する

※もし市区町村名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

続いて、大阪市の完全失業者（男）が、大阪府内では何番目に多いのかを、ランキング表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

大阪市の完全失業者（男）は、大阪府内では1位

下記は、大阪府内での完全失業者（男）のランキング表です。（多い順）

大阪府内での完全失業者（男）のランキング表：大阪市は1位

順位	市区町村名	完全失業者（男） (人)
1	大阪市	32,235
2	堺市	10,132
3	東大阪市	5,936
4	枚方市	4,316
5	豊中市	4,149
6	高槻市	3,821
7	吹田市	3,663
8	寝屋川市	3,266
8	八尾市	3,266
10	茨木市	3,047
11	岸和田市	2,369
12	和泉市	2,164
13	守口市	1,913
14	門真市	1,857
15	大東市	1,727
16	松原市	1,674
17	羽曳野市	1,425
18	富田林市	1,373
19	泉佐野市	1,347
20	河内長野市	1,248
21	箕面市	1,206
22	池田市	1,173
23	貝塚市	1,052
24	摂津市	1,013
25	泉南市	969
26	泉大津市	942
27	柏原市	889
28	藤井寺市	862
29	交野市	828
30	高石市	684
31	四條畷市	625
32	阪南市	578
33	大阪狭山市	518
34	泉南郡熊取町	468
35	泉北郡忠岡町	333
36	三島郡島本町	311
37	豊能郡豊能町	244
38	泉南郡岬町	190
39	南河内郡河南町	162
40	南河内郡太子町	161
41	豊能郡能勢町	129
42	泉南郡田尻町	72
43	南河内郡千早赤阪村	50

大阪府内でのシェア率(割合)

さらに、上記のランキング表を元に、大阪市の完全失業者（男）が、大阪府内でどれだけのシェア率を占めているのか、割合を示したグラフを以下に作成しました。

大阪府内全体の完全失業者（男）の合計は、104387人です。※データが確認できる43自治体の合計となります。

そして、大阪市の完全失業者（男）は32235人ですので、大阪府内でのシェア率は30.88%となります。

大阪府内の完全失業者（男）の平均値と中央値

また、大阪府内での完全失業者（男）の平均値と、中央値についても調査し、大阪市と比較したグラフを以下に作成いたしました。

大阪市の完全失業者（男）と大阪府内の中央値と平均値を比較した一覧表

名称	完全失業者（男）
大阪市	32,235人
平均値	2,428人
中央値	1,052人

こちらの比較表より、大阪市の完全失業者（男）は、

• 大阪府平均値の13.2785倍(→多い)
• 大阪府中央値の30.642倍(→多い)

ということが見えてきます。

日本全国の完全失業者（男）ランキングで大阪市は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

大阪市は日本全国の完全失業者（男）ランキング(多い順)で2位

まずは、大阪市の完全失業者（男）を日本全国(市区町村別)で見たときに何番目に多いのかを日本全国の完全失業者（男）ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(市区町村別)の完全失業者（男）ランキング表：大阪市は2位

順位	市区町村名	完全失業者（男） (人)
2	大阪市	32,235
3	名古屋市	23,983
4	札幌市	23,450
5	福岡市	19,076
6	神戸市	16,807
7	京都市	15,815
8	川崎市	14,590
9	さいたま市	13,407
10	仙台市	12,856
11	広島市	11,852

→ 日本全国(市区町村別)の完全失業者（男）ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の完全失業者（男）が多いランキング表では、統計が取れる1739つの市区町村の中で、大阪市は2位と、上位5位にランクインしており、日本全国(市区町村)の中でも完全失業者（男）が非常に多い市区町村ということが分かります。

以下は完全失業者（男）の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

完全失業者（男）の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(市区町村別)の完全失業者（男）が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(市区町村別)の完全失業者（男）が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と大阪市の完全失業者（男）を比べる

また、この日本全国(市区町村別)完全失業者（男）ランキングの平均値、中央値と大阪市の比較グラフは以下となっています。

大阪市の完全失業者（男）を日本全国(市区町村)の中央値(284)と平均値(819)と比較した一覧表

市区町村名	完全失業者（男）
大阪市	32,235人
平均値	819人
中央値	284人

こちらの表より、大阪市の完全失業者（男）は平均より39.38倍多いという結果が見えてきます。

また、中央値の284と比較してみると、大阪市の完全失業者（男）「32235人」は中央値よりも113.5倍も完全失業者（男）が多いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	大阪市(大阪府)の完全失業者（男）データ
単位	(人)
期間	2000～2020年
更新日時	2023-08-06T05:01:22+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

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地図で見る完全失業者（男）の推移(市区町村別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

完全失業者（男）にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの完全失業者（男）の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る完全失業者（男）の推移(市区町村別の日本全国階級区分図)

また、大阪市(大阪府)の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(市区町村別)が見られます。

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