グラフで見る新潟県の就業異動率は高い？低い？(推移グラフと比較)

新潟県の就業異動率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

就業異動率とは？

[転職者],１年前の勤め先（企業）と現在の勤め先が異なる者,[離職者],１年前には仕事をしていたが，その仕事を辞めて，現在は仕事をしていない者,[新規就業者],１年前には仕事をしていなかったが，この１年間に現在の仕事に就いた者,[就業異動率],15歳以上人口（調査年の10月１日現在推計人口による）に対する転職者，離職者及び新規就業者の割合

2024年に分かる最新の新潟県の就業異動率

新潟県の最新の就業異動率は、6.8%です。

新潟県の最新(2022年)の就業異動率

都道府県名	就業異動率
新潟県	6.8%

新潟県の就業異動率推移グラフ(1979年～現在)

では、現在の新潟県の就業異動率の「6.8%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

新潟県の就業異動率の1979～2022年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1979～2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※新潟県の人口データは、国勢調査・住民基本台帳人口（総数）を元に作成。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、上記の新潟県の就業異動率グラフの全体図です。

また、下記は1979～2022年までの新潟県の就業異動率の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る新潟県の就業異動率の推移(1979～2022年)

年	1979	1982	1987	1992	1997	2002	2007	2012	2017	2022
就業異動率(%)	6.50	7.10	7.20	7.20	8.30	9.00	8.50	7.80	7.30	6.80
前回比(差引値)	-	0.6	0.1	0	1.1	0.7	-0.5	-0.7	-0.5	-0.5
前回比(%)	-	109.23	101.41	100	115.28	108.43	94.44	91.76	93.59	93.15

上記の新潟県の就業異動率の推移グラフを見てみると、2002年の就業異動率が最も多く、統計で分かる最新の2022年はそれよりも低いことが見えてきます。

さらに、前回の2017年の数値「7.3%」よりも少なくなっているため、今後はさらに就業異動率が少なくなる可能性があります。

また、就業異動率ではなく非就業希望者数であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る新潟県の非就業希望者数

新潟県の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る新潟県の人口推移

新潟県の就業異動率は低い？高い？人口が近い宮城県(宮城県)と長野県(長野県)と比較

新潟県の就業異動率は、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか？

新潟県と宮城県(宮城県)と長野県(長野県)の就業異動率を比較

まずは、新潟県と人口が日本全国で最も近い宮城県(宮城県)と長野県(長野県)の就業異動率を比較してみます。

※京都府(京都府)と岐阜県(岐阜県)は、新潟県と3・4番目に人口が近い都道府県です。

新潟県と人口の近い宮城県(宮城県)と長野県(長野県)の就業異動率を比較した一覧表

都道府県名	総人口	就業異動率
京都府(京都府)	2,501,269人	7.9%
宮城県(宮城県)	2,257,472人	8.7%
新潟県(新潟県)	2,163,908人	6.8%
長野県(長野県)	2,043,798人	7.5%
岐阜県(岐阜県)	1,982,294人	7.5%

上記の就業異動率の比較表をみてみると、

• 宮城県(宮城県)は、新潟県よりも就業異動率の数値が約1.90多く、1.279倍高い
• 長野県(長野県)は、新潟県よりも就業異動率の数値が約0.70程しか変わらず、就業異動率と人口も日本国内では比較的似ている

という結果となっています。

新潟県をもっと他の都道府県と比較する

新潟県のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の都道府県を選択してみて下さいませ。

都道府県を選択する

※もし都道府県名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

日本全国の就業異動率ランキングで新潟県は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

新潟県は日本全国の就業異動率ランキング(高い順)で38位

まずは、新潟県の就業異動率を日本全国(都道府県別)で見たときに何番目に高いのかを日本全国の就業異動率ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(都道府県別)の就業異動率ランキング表：新潟県は38位

順位	都道府県名	就業異動率 (%)
35	青森県	7.1
35	岩手県	7.1
35	大分県	7.1
38	福井県	6.8
38	新潟県	6.8
38	山形県	6.8
41	鳥取県	6.7
41	和歌山県	6.7
43	愛媛県	6.6
43	島根県	6.6

→ 日本全国(都道府県別)の就業異動率ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の就業異動率が高いランキング表では、統計が取れる47つの都道府県の中で、新潟県は38位と、下位10位以内に入っており、日本全国(都道府県)の中でも就業異動率が非常に低い都道府県ということが分かります。

以下は就業異動率の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

就業異動率の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(都道府県別)の就業異動率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(都道府県別)の就業異動率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と新潟県の就業異動率を比べる

また、この日本全国(都道府県別)就業異動率ランキングの平均値、中央値と新潟県の比較グラフは以下となっています。

新潟県の就業異動率を日本全国(都道府県)の中央値(8)と平均値(8)と比較した一覧表

都道府県名	就業異動率
新潟県	6.8%
平均値	8%
中央値	8%

こちらの表より、新潟県の就業異動率は平均より1%低いという結果が見えてきます。

また、中央値の8と比較してみると、新潟県の就業異動率は中央値に近く日本全国の都道府県でも標準的ということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	新潟県の就業異動率データ
単位	(%)
期間	1979～2022年
更新日時	2024-04-07T05:01:22+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

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地図で見る就業異動率の推移(都道府県別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

就業異動率にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの就業異動率の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る就業異動率の推移(都道府県別の日本全国階級区分図)

また、新潟県の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(都道府県別)が見られます。

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