グラフで見る名古屋市の災害救助費は高い？低い？(推移グラフと比較)

名古屋市(愛知県)の災害救助費をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

名古屋市の災害救助費はどのくらい？

名古屋市(愛知県)の災害救助費は、143,736(千円)です。(2019年調査)

名古屋市(愛知県)の災害救助費(2019年)

市区町村名	災害救助費
名古屋市	143,736(千円)

名古屋市の災害救助費推移グラフ(2000年～現在)

では、現在の名古屋市(愛知県)の災害救助費の「143,736(千円)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

名古屋市の災害救助費の2000～2019年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2000～2019年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※名古屋市の人口データは、国勢調査・住民基本台帳人口（総数）を元に作成。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、上記の名古屋市の災害救助費グラフの全体図です。

また、下記は2000～2019年までの名古屋市の災害救助費の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る名古屋市(愛知県)の災害救助費の推移(2000～2019年)

年	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019
災害救助費(千円)	2,310,215.00	41,717.00	33,513.00	33,453.00	55,960.00	41,324.00	36,567.00	34,679.00	115,366.00	42,856.00	40,988.00	366,412.00	90,319.00	53,339.00	52,895.00	280,978.00	178,527.00	189,102.00	180,655.00	143,736.00
前回比(差引値)	-	-2,268,498	-8,204	-60	22,507	-14,636	-4,757	-1,888	80,687	-72,510	-1,868	325,424	-276,093	-36,980	-444	228,083	-102,451	10,575	-8,447	-36,919
前回比(%)	-	1.81	80.33	99.82	167.28	73.85	88.49	94.84	332.67	37.15	95.64	893.95	24.65	59.06	99.17	531.2	63.54	105.92	95.53	79.56

上記の名古屋市の災害救助費の推移グラフを見てみると、2000年の災害救助費が最も多く、統計で分かる最新の2019年はそれよりも低いことが見えてきます。

さらに、前回の2018年の数値「180655(千円)」よりも少なくなっているため、今後はさらに災害救助費が少なくなる可能性があります。

また、災害救助費ではなく生活保護費であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る名古屋市の生活保護費

名古屋市の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る名古屋市(愛知県)の人口推移

名古屋市の災害救助費は低い？高い？人口が近い大阪市(大阪府)と札幌市(北海道)と比較

名古屋市(愛知県)の災害救助費は、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか？

名古屋市(愛知県)と大阪市(大阪府)と札幌市(北海道)の災害救助費を比較

まずは、名古屋市と人口が日本全国で最も近い大阪市(大阪府)と札幌市(北海道)の災害救助費を比較してみます。

※横浜市(神奈川県)と福岡市(福岡県)は、名古屋市と3・4番目に人口が近い市区町村です。

名古屋市(愛知県)と人口の近い大阪市(大阪府)と札幌市(北海道)の災害救助費を比較した一覧表

市区町村名	総人口	災害救助費
横浜市(神奈川県)	3,755,793人	164,044(千円)
大阪市(大阪府)	2,732,197人	69,928(千円)
名古屋市(愛知県)	2,293,437人	143,736(千円)
札幌市(北海道)	1,960,668人	12,845(千円)
福岡市(福岡県)	1,568,265人	12,760(千円)

上記の災害救助費の比較表をみてみると、

• 名古屋市は、大阪市(大阪府)よりも災害救助費の数値が約73,808も多く、2.055倍も高い
• 名古屋市は、札幌市(北海道)よりも災害救助費の数値が約130,891も多く、11.19倍も高い

という結果となっています。

特に、名古屋市と札幌市(北海道)は人口が日本全体の中でも1・2番目に近いが、災害救助費には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

名古屋市をもっと他の市区町村と比較する

名古屋市のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の市区町村を選択してみて下さいませ。

市区町村を選択する

※もし市区町村名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

続いて、名古屋市の災害救助費が、愛知県内では何番目に高いのかを、ランキング表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

名古屋市の災害救助費は、愛知県内では1位

下記は、愛知県内での災害救助費のランキング表です。（高い順）

愛知県内での災害救助費のランキング表：名古屋市は1位

順位	市区町村名	災害救助費 (千円)
1	名古屋市	143,736
2	豊田市	31,565
3	豊橋市	12,384
4	丹羽郡扶桑町	4,671
5	岡崎市	4,056
6	一宮市	1,757
7	長久手市	1,180
8	江南市	934
9	半田市	830
10	安城市	770
11	豊川市	670
12	刈谷市	315
13	田原市	254
14	春日井市	250
15	常滑市	236
16	瀬戸市	230
17	蒲郡市	193
18	東海市	170
19	知多市	140
20	津島市	100
20	稲沢市	100
20	小牧市	100
20	新城市	100
24	清須市	75
25	日進市	50
25	尾張旭市	50
27	弥富市	20
28	知多郡阿久比町	10
29	愛知郡東郷町	0
29	みよし市	0
29	愛西市	0
29	海部郡蟹江町	0
29	海部郡大治町	0
29	海部郡飛島村	0
29	あま市	0
29	知立市	0
29	知多郡東浦町	0
29	知多郡美浜町	0
29	知多郡武豊町	0
29	碧南市	0
29	犬山市	0
29	岩倉市	0
29	北名古屋市	0
29	知多郡南知多町	0
29	西尾市	0
29	丹羽郡大口町	0
29	額田郡幸田町	0
29	大府市	0
29	北設楽郡設楽町	0
29	高浜市	0
29	北設楽郡東栄町	0
29	豊明市	0
29	北設楽郡豊根村	0
29	西春日井郡豊山町	0

愛知県内でのシェア率(割合)

さらに、上記のランキング表を元に、名古屋市の災害救助費が、愛知県内でどれだけのシェア率を占めているのか、割合を示したグラフを以下に作成しました。

愛知県内全体の災害救助費の合計は、204946(千円)です。※データが確認できる54自治体の合計となります。

そして、名古屋市の災害救助費は143736(千円)ですので、愛知県内でのシェア率は70.134%となります。

愛知県内の災害救助費の平均値と中央値

また、愛知県内での災害救助費の平均値と、中央値についても調査し、名古屋市と比較したグラフを以下に作成いたしました。

名古屋市の災害救助費と愛知県内の中央値と平均値を比較した一覧表

名称	災害救助費
名古屋市	143,736(千円)
平均値	3,795(千円)
中央値	5(千円)

こちらの比較表より、名古屋市の災害救助費は、

• 愛知県平均値の37.8721倍(→高い)
• 愛知県中央値の28747.2倍(→高い)

ということが見えてきます。

日本全国の災害救助費ランキングで名古屋市は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

名古屋市は日本全国の災害救助費ランキング(高い順)で72位

まずは、名古屋市の災害救助費を日本全国(市区町村別)で見たときに何番目に高いのかを日本全国の災害救助費ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(市区町村別)の災害救助費ランキング表：名古屋市は72位

順位	市区町村名	災害救助費 (千円)
68	大船渡市	160,695
69	上益城郡益城町	150,897
70	神戸市	147,481
71	伊達郡国見町	145,823
72	名古屋市	143,736
73	柴田郡柴田町	143,475
74	石川郡玉川村	143,433
75	千葉市	142,855
76	墨田区	141,031
77	宇城市	137,643

→ 日本全国(市区町村別)の災害救助費ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の災害救助費が高いランキング表では、統計が取れる1740つの市区町村の中で、名古屋市は72位と、日本全国(市区町村)の中でも災害救助費が比較的高い市区町村ということが分かります。

以下は災害救助費の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

災害救助費の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(市区町村別)の災害救助費が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(市区町村別)の災害救助費が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と名古屋市の災害救助費を比べる

また、この日本全国(市区町村別)災害救助費ランキングの平均値、中央値と名古屋市の比較グラフは以下となっています。

名古屋市の災害救助費を日本全国(市区町村)の中央値(90)と平均値(48,035)と比較した一覧表

市区町村名	災害救助費
名古屋市	143,736(千円)
平均値	48,035(千円)
中央値	90(千円)

こちらの表より、名古屋市の災害救助費は平均より2.99倍高いという結果が見えてきます。

また、中央値の90と比較してみると、名古屋市の災害救助費「143736(千円)」は中央値よりも1597.07倍も災害救助費が高いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	名古屋市(愛知県)の災害救助費データ
単位	(千円)
期間	2000～2019年
更新日時	2022-10-21T05:06:17+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

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地図で見る災害救助費の推移(市区町村別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

災害救助費にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの災害救助費の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る災害救助費の推移(市区町村別の日本全国階級区分図)

また、名古屋市(愛知県)の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(市区町村別)が見られます。

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