グラフで見る神奈川県の公害苦情件数（典型７公害）は多い？少い？(推移グラフと比較)

神奈川県の公害苦情件数（典型７公害）をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

公害苦情件数（典型７公害）とは？

[公害苦情件数],環境基本法に定める典型７公害（大気の汚染，水質の汚濁，土壌の汚染，騒音，振動，地盤の沈下及び悪臭によって，人の健康又は生活環境に係る被害が生ずること）の苦情件数

神奈川県の公害苦情件数（典型７公害）はどのくらい？

神奈川県の公害苦情件数（典型７公害）は、3,716(件)です。(2020年調査)

神奈川県の公害苦情件数（典型７公害）(2020年)

都道府県名	公害苦情件数（典型７公害）
神奈川県	3,716(件)

神奈川県の公害苦情件数（典型７公害）推移グラフ(1975年～現在)

では、現在の神奈川県の公害苦情件数（典型７公害）の「3,716(件)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

神奈川県の公害苦情件数（典型７公害）の1975～2020年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1975～2020年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※神奈川県の人口データは、国勢調査・住民基本台帳人口（総数）を元に作成。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、上記の神奈川県の公害苦情件数（典型７公害）グラフの全体図です。

また、下記は1975～2020年までの神奈川県の公害苦情件数（典型７公害）の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る神奈川県の公害苦情件数（典型７公害）の推移(1975～2020年)

年	1975	1976	1977	1978	1979	1980	1981	1982	1983	1984	1985	1986	1987	1988	1989	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020
公害苦情件数（典型７公害）(件)	1,449.00	1,351.00	1,677.00	1,571.00	1,656.00	2,046.00	2,138.00	2,656.00	2,699.00	2,862.00	2,750.00	2,778.00	2,920.00	2,793.00	2,598.00	2,758.00	2,460.00	2,276.00	2,484.00	2,882.00	2,886.00	2,803.00	3,598.00	4,526.00	3,679.00	3,518.00	3,858.00	3,712.00	3,692.00	3,640.00	3,744.00	3,649.00	3,649.00	3,328.00	2,928.00	2,952.00	2,865.00	2,865.00	2,929.00	2,840.00	2,571.00	2,651.00	2,729.00	2,791.00	2,601.00	3,716.00
前回比(差引値)	-	-98	326	-106	85	390	92	518	43	163	-112	28	142	-127	-195	160	-298	-184	208	398	4	-83	795	928	-847	-161	340	-146	-20	-52	104	-95	0	-321	-400	24	-87	0	64	-89	-269	80	78	62	-190	1,115
前回比(%)	-	93.24	124.13	93.68	105.41	123.55	104.5	124.23	101.62	106.04	96.09	101.02	105.11	95.65	93.02	106.16	89.2	92.52	109.14	116.02	100.14	97.12	128.36	125.79	81.29	95.62	109.66	96.22	99.46	98.59	102.86	97.46	100	91.2	87.98	100.82	97.05	100	102.23	96.96	90.53	103.11	102.94	102.27	93.19	142.87

上記の神奈川県の公害苦情件数（典型７公害）の推移グラフを見てみると、1998年の公害苦情件数（典型７公害）が最も多く、統計で分かる最新の2020年はそれよりも少いことが見えてきます。

ただし、前回の2019年の数値「2601(件)」よりは多いため、今後も公害苦情件数（典型７公害）が再び上昇する可能性はあります。

また、公害苦情件数（典型７公害）ではなく公害苦情処理件数であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る神奈川県の公害苦情処理件数

神奈川県の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る神奈川県の人口推移

神奈川県の公害苦情件数（典型７公害）は少い？多い？人口が近い東京都(東京都)と大阪府(大阪府)と比較

神奈川県の公害苦情件数（典型７公害）は、どれくらい多い、あるいは少いのでしょうか？

神奈川県と東京都(東京都)と大阪府(大阪府)の公害苦情件数（典型７公害）を比較

まずは、神奈川県と人口が日本全国で最も近い東京都(東京都)と大阪府(大阪府)の公害苦情件数（典型７公害）を比較してみます。

※愛知県(愛知県)は、神奈川県と3番目に人口が近い都道府県です。

神奈川県と人口の近い東京都(東京都)と大阪府(大阪府)の公害苦情件数（典型７公害）を比較した一覧表

都道府県名	総人口	公害苦情件数（典型７公害）
東京都(東京都)	13,841,665人	6,861(件)
神奈川県(神奈川県)	9,212,003人	3,716(件)
大阪府(大阪府)	8,784,421人	4,334(件)
愛知県(愛知県)	7,512,703人	4,943(件)

上記の公害苦情件数（典型７公害）の比較表をみてみると、

• 東京都(東京都)は、神奈川県よりも公害苦情件数（典型７公害）の数値が約3,145も多く、1.846倍も高い
• 大阪府(大阪府)は、神奈川県よりも公害苦情件数（典型７公害）の数値が約618程しか変わらず、公害苦情件数（典型７公害）と人口も日本国内では比較的似ている

という結果となっています。

特に、東京都(東京都)と神奈川県は人口が日本全体の中でも1・2番目に近いが、公害苦情件数（典型７公害）には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

神奈川県をもっと他の都道府県と比較する

神奈川県のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の都道府県を選択してみて下さいませ。

都道府県を選択する

※もし都道府県名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

日本全国の公害苦情件数（典型７公害）ランキングで神奈川県は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

神奈川県は日本全国の公害苦情件数（典型７公害）ランキング(多い順)で5位

まずは、神奈川県の公害苦情件数（典型７公害）を日本全国(都道府県別)で見たときに何番目に多いのかを日本全国の公害苦情件数（典型７公害）ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(都道府県別)の公害苦情件数（典型７公害）ランキング表：神奈川県は5位

順位	都道府県名	公害苦情件数（典型７公害） (件)
1	東京都	6,861
2	愛知県	4,943
3	大阪府	4,334
4	千葉県	4,019
5	神奈川県	3,716
6	埼玉県	2,915
7	福岡県	2,252
8	茨城県	1,993
9	兵庫県	1,761
10	静岡県	1,678

→ 日本全国(都道府県別)の公害苦情件数（典型７公害）ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の公害苦情件数（典型７公害）が多いランキング表では、統計が取れる47つの都道府県の中で、神奈川県は5位と、上位5位にランクインしており、日本全国(都道府県)の中でも公害苦情件数（典型７公害）が非常に多い都道府県ということが分かります。

以下は公害苦情件数（典型７公害）の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

公害苦情件数（典型７公害）の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(都道府県別)の公害苦情件数（典型７公害）が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(都道府県別)の公害苦情件数（典型７公害）が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と神奈川県の公害苦情件数（典型７公害）を比べる

また、この日本全国(都道府県別)公害苦情件数（典型７公害）ランキングの平均値、中央値と神奈川県の比較グラフは以下となっています。

神奈川県の公害苦情件数（典型７公害）を日本全国(都道府県)の中央値(596)と平均値(1,194)と比較した一覧表

都道府県名	公害苦情件数（典型７公害）
神奈川県	3,716(件)
平均値	1,194(件)
中央値	596(件)

こちらの表より、神奈川県の公害苦情件数（典型７公害）は平均より3.11倍多いという結果が見えてきます。

また、中央値の596と比較してみると、神奈川県の公害苦情件数（典型７公害）「3716(件)」は中央値よりも6.23倍も公害苦情件数（典型７公害）が多いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	神奈川県の公害苦情件数（典型７公害）データ
単位	(件)
期間	1975～2020年
更新日時	2023-04-22T05:07:40+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

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地図で見る公害苦情件数（典型７公害）の推移(都道府県別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

公害苦情件数（典型７公害）にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの公害苦情件数（典型７公害）の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る公害苦情件数（典型７公害）の推移(都道府県別の日本全国階級区分図)

また、神奈川県の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(都道府県別)が見られます。

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